気になるドラマのその後を描く 劇場版『奥様は、取り扱い注意』18日金曜ロードショーで地上波初放送

あの“最強夫婦”が帰って来る！綾瀬はるか×西島秀俊主演の大ヒットドラマのその後を描く劇場版『奥様は、取り扱い注意』を3月18（金）、金曜ロードショー（日本テレビ、夜9時～10時54分）にて地上波初放送！パワーアップした2人のアクションに注目！予告動画は番組公式サイトにて公開中だ。



2017年に日本テレビで放送され、綾瀬はるかと西島秀俊が元特殊工作員の妻と公安警察の夫を熱演し人気を博したドラマ「奥様は、取り扱い注意」の劇場版が金曜ロードショーに初登場！ドラマ最終回に、西島秀俊演じる伊佐山勇輝が妻である菜美に銃口を突きつける衝撃なラストで終わったが、映画はその続きからスタートする。（最終回ネタバレあらすじ）

本作では人気ドラマの映画版にふさわしく、最強スタッフたちが集結した。原案は「SP」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」（2017年フジテレビ系）などを手掛けた金城一紀が担当。監督は『ごくせん THE MOVIE』（2009年）や『カイジ』シリーズの佐藤東弥が担当、主演の綾瀬はるか、西島秀俊に加え、岡田健史、前田敦子、檀れい、鈴木浩介、小日向文世など多彩な俳優陣が脇を固めている。

物語の舞台は海沿いの小さな地方都市、珠海市。伊佐山夫妻は桜井久美、裕司と名前を変えて穏やかに暮らしているが、久美（菜美）は2年前の事件から記憶を失くしていた。その町ではエネルギー開発を巡る争いが起こっていたが、その事業の裏にはロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいる事実を公安が突き止め、裕司（勇輝）はその事実を明らかにするよう命じられる。しかしそこには久美（菜美）と因縁を持つロシアの組織が絡んでいて・・・というダイナミックなストーリーが展開される。

ドラマ版では初めから派手なアクションを披露していた綾瀬はるかだが、劇場版では穏やかな久美からハードな菜美の両方を楽しめるのが見どころのひとつとなっている。物語序盤は、記憶を失くした久美はパステル系の服を身にまとい、優しい妻として裕司と暮らしている。しかし終盤はキレキレなアクションを見せる菜美が登場。菜美の記憶が戻ったのか？と思わせる描写がスリリングだが、服装や態度など、菜美の変化にも注目しながらストーリーを追うのも本作を楽しむポイントとなる。

そしてやはり見逃せないのはワケアリ夫婦のアクションシーンだ。元特殊工作員と公安警察の夫婦なだけに、ドラマ版ではド派手な夫婦喧嘩が話題となったが、劇場版でも2人の喧嘩はさらにパワーアップしている。綾瀬はるかはFBIの訓練にも導入されているという東南アジアの伝統武術・カリとプンチャック・シラットを取り入れ、猫のように素早い動きとしなやかな柔軟性に重点を置くアクションを披露。撮影に入る前にトレーニングを積んだという綾瀬はるかと西島秀俊だが、劇中では「嘘つき」「お互い様だろ」と罵り合いながらも、襲いかかってくる相手をバタバタと倒す息の合ったアクションシーンは見逃せない。

元特殊工作員と公安という関係から、お互い愛し合いながらも一緒にいてはいけない2人に「愛か任務か」究極の選択が迫られる本作。主役2人によるほぼスタントなしのド派手なアクションと共に、衝撃のクライマックスをお見逃しなく！

■あらすじ
元工作員だった過去を持つ専業主婦・伊佐山菜美（綾瀬はるか）と公安警察であり菜美を監視する優しい夫・伊佐山勇輝（西島秀俊）の2人は、それぞれ桜井久美、裕司と名前を変えて、小さな地方都市・珠海市で新しい生活をスタートさせていた。そして菜美はある事件がきっかけで半年前に記憶を失くしていたのだった。

珠海市は新エネルギー源「メタンハイドレート」の発掘に活気づいていたが、美しい海を守ろうとする開発反対派と市長の坂上洋子（檀れい）を中心とする推進派との間に亀裂が生じていた。実は新エネルギー源開発の裏で、ロシアと結託した国家レベルの陰謀を突き止めた公安。裕司は上司の池辺（小日向文世）の指示で反対派の運動に加わることになるのだが・・・。

そんな中、反対派のリーダー・五十嵐（六平直政）が襲われ、現場にいた久美は咄嗟に応戦する。これを機に以前の記憶を取り戻したかに思われた久美だったが、偶然出会った珠里（岡田健史）が営むバーでアルバイトすることになる。しかし、なぜか久美が勤務する日に限って推進派の一味たちが闇討ちに遭う事件が発生。闇討ちの主犯が女性と聞いた裕司は菜美の記憶が戻ったのかと疑うようになる。菜美の記憶の回復は、愛し合う2人にとって別れを意味するが、そんな中、菜美は過去の因縁に翻弄されながらも大きな事件に巻き込まれていく・・・。

■キャスト
桜井久美（伊佐山菜美）：綾瀬はるか
桜井裕司（伊佐山勇輝）：西島秀俊
矢部真二：鈴木浩介
岩尾珠里：岡田健史
三枝礼子：前田敦子
神岡恭平：鶴見辰吾
五十嵐晴夫：六平直政
浅沼信雄：佐野史郎
坂上洋子：檀れい
池辺章：小日向文世

■スタッフ
監督：佐藤東弥
原案：金城一紀
脚本：まなべゆきこ
音楽：得田真裕

◇日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト