NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第12話、政子が夫の浮気に激怒!第11話ネタバレあらすじと予告動画

2022年03月26日10時15分ドラマ
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政子(小池栄子)怒り爆発!亀(江口のりこ)の館が崩壊!?NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)3月27日(日)放送の第12話「亀の前事件」あらすじ、前回第11話「許されざる噓」のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開している。NHKプラスで1週間見逃し配信、NHKオンデマンドでも配信中。



3月20日放送の第11話では、開始1分で北条義時(小栗旬)が八重(新垣結衣)に玉砕、安達盛長(野添義弘)に慰められながら泣きじゃくる姿に、Twitterでは「こんなかわいい大河主役いない!」など視聴者が反応を見せ爆笑を誘った。傷心の義時が職務に没頭する中、鎌倉御所が完成し、ついに源頼朝(大泉洋)をトップとする独自政権が誕生。“鎌倉殿”爆誕の裏で、宿敵である平清盛(松平健)が病死し、平家の運命が大きく狂い出すこととなった。

また、何かとサイコパスぶりが話題となっている義経(菅田将暉)は、今度は疎ましく思う兄・義円(成河)を陥れ、死地へと追いやることに成功。義円から託された頼朝宛ての手紙を破り捨てるシーンでは、これほど義経をダークに描いた大河はないのではと思わせるほど恐怖感を与えた。さらに、頼朝の配下となった梶原景時(中村獅童)が善児(梶原善)を使い伊東祐親(浅野和之)を暗殺。自害に偽装する景時に、白を切る頼朝のしたたかさが、さらなる恐怖を煽る回となった。

そして3 月27日放送の第12話では、頼朝の愛妾である亀(江口のりこ)の存在が政子(小池栄子)にバレてしまい、怒った政子が亀の館を壊してしまう事件が描かれる。サブタイトル「亀の前事件」は第11話終了後から話題となり「『亀の前事件』はもう考えただけで楽しみ!」と注目度抜群だ。後の尼将軍、政子がおっかないと思わせる逸話が再現される第12話もお見逃しなく!

■義円役で大河デビュー、注目俳優・成河(ソンハ)
挙兵した頼朝の元に続々と集まって来た義弟たち。その中で最後に到着した義円は、平治の乱後に円城寺に入るが、頼朝が挙兵すると京都から駆け付けた。弓矢の名手としてだけでなく、孫氏に詳しく、和歌もたしなむというパーフェクト男子ぶりを披露したが、第11話では義経にそそのかされてしまい、平家との戦いで敗れ、残念ながら退場となった。

演じている成河(ソンハ)は『イリュージョニスト』『子午線の祀り』『スリル・ミ―』など舞台を中心に活躍する俳優だが、「鎌倉殿の13人」では初の大河出演を果たした。主演の小栗旬や義村役の山本耕史とは舞台が360度回転する東京・豊洲の劇場「IHIステージアラウンド東京」のこけら落とし公演として話題を呼んだ、劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season花(花髑髏)』(2017年)で共演。また、全成役の新納慎也が出演した『スリル・ミー』 にも出演した経歴を持つ。

「鎌倉殿の13人」では家族離散で孤独を抱えながら、尊敬する兄弟に出会い、人生これからという義円を誠実に演じた成河。大河出演をきっかけに、映像作品にも出演の場を広げていくことになるか、今後の活躍に期待したい。

■前回(第11話)ネタバレあらすじ
義時と八重の縁談話が持ち上がるが、八重はその申し出をはっきり断り、悲しみに暮れる義時は仕事に打ち込んだ。一方で平家打倒に優秀な人材を揃えたい頼朝は、恩人でもある梶原景時を引き入れることにした。

治承4年(1180年)12月12日、鎌倉に頼朝の御所が完成。義時は挙兵以来の武功をまとめ、頼朝はそれを基に豪族たちに恩賞として平家方より奪った所領を分け与えることにし、北条家には江間次郎の所領を与えた。和田義盛(横田栄二)には挙兵時の約束通り、侍所の別当に任じ、その後、頼朝は御家人を集め主従の契約を交わした。こうして関東に独自政権が誕生し、頼朝はこれより“鎌倉殿”と呼ばれることになった。まさに同じ日、清盛は以仁王をかくまった園城寺を焼き打ち、平家に立てついた奈良の寺々を攻めた。

そんな中、梶原景時が新たな役職に就き、上総広常(佐藤浩市)は御家人筆頭のようなふるまいを見せていたので、りく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)が頼朝から蔑ろにされていることを不服に思っていた。一方、頼朝の異母兄弟、義円(成川)は、文武に長けていたので頼朝や御家人たちの受けが良かったが、義経はそれをあまり面白く思っていなかった。

そして治承5年(1181年)2月、平清盛は病に倒れ、「頼朝を殺せ」と言い残し64歳でこの世を去った。後白河法皇(西田敏行)は「天罰が下った」と喜びを隠せない。跡継ぎの平宗盛(小泉孝太郎)は政権を後白河法皇に返上するが、遺言は守り源氏追討の陰宣を求めるのだった。一方、鎌倉では頼朝の叔父・源行家(杉本哲太)が頼朝を訪ね、京へ上ることを進言した。しかし頼朝に軽くあしらわれてしまったので、弟たちを取り込もうとしていた。しかしそれもうまく行かず、行家に恩がある義円だけが話を聞いてあげるのだった。

困った義円の様子を見ていた義経は、行家と共に西へ行き、手柄を立てるべきだと言って義円をたきつけた。義円は頼朝に手紙をしたため、次の日行家と共に出立したが、義経はその手紙を破って捨ててしまうのだった。翌朝、頼朝に義円の行方を聞かれ知らぬふりをする義経の前に、破ったはずの手紙が差し出された。景時が一部始終を見ていて頼朝に報告していたのだった。頼朝は義経に謹慎を命じ、いずれは義経に跡を継いでもらいたいから心を磨いてくれと伝えるのだった。しかし、義円は墨俣川の戦いで平家方に敗れ、鎌倉に戻ることはなかった。

それから冬になり、政子が懐妊。男子を望む頼朝は、得を積んで願いを叶えるために、義時の勧めで祐親と祐清(竹財輝之助)の恩赦を決める。そんなある日、畠山重忠(中川大志)が盗みに入った善児を捕まえ、景時は頼朝に報告した。その時、祈祷をしている全成から、政子の子は千鶴丸の魂が成仏すれば男児となるが、伊東祐親が生きているうちは、千鶴丸の魂は成仏しないと告げる。そこで景時は善児を使って祐親と祐清を殺害。景時から2人は自害したと告げられるが納得いかない義時は、頼朝が仕組んだと抗議した。

同じ頃、御堂で占っていた全成は占いの結果に驚いた。千鶴丸が成仏できておらず、お腹の中の子供は短命と出たからだ。千鶴丸を殺した張本人である善児が生きている限り千鶴丸は成仏しないが、景時は善治を雇い、配下に付けるのだった。

■第12話「亀の前事件」あらすじ
八重は、義時から父・伊東祐親と祐清の死を告げられ憤る。政子が懐妊し、頼朝の嫡男誕生に期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕する。さらに、三善康信から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、鎌倉では新たな関係が動き出そうとしていた・・・。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第12話は3月27日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:三谷幸喜、出演:小栗旬/大泉洋/菅田将暉/小池栄子/新垣結衣/坂東彌十郎/宮沢りえ/松平健/西田敏行ほか。番組公式Twitterアカウントは「@ nhk_kamakura13」。第12話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」番組公式サイト

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