【最終週】NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」森山良子は安子なのか?感動のラスト!第23週予告動画と第22週ネタバレ

2022年04月01日09時30分ドラマ
@NHK

安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)とつながってきた家族がひとつになる瞬間!そしてそれぞれの日向の道へ!NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」最終週・第23週「2003-2025」(4月4日~4月8日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



NHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、3月28日から第22週が放送された。ドラマが終盤になり、るい(深津絵里)が会いたい安子(上白石萌音)の行方に注目が集まっていた。第21週から登場したハリウッドのキャスティングディレクターのアニー(森山良子)の登場で、「安子なのか?」と視聴者の考察が盛んになった。甥のジョージ(ハリー杉山)から「岡山にはいかないのか?」と聞かれたり、あんこを見つめて涙ぐんだりなど、安子を思わせる行動が続く。特に4月1日に放送された第107話で、小豆のおまじないをひなたから聞くと激しい動揺を見せ、視聴者にもアニーが安子なのではと印象付けた。

そして、3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)と五十嵐(本郷奏多)の関係にも大いに注目があつまったが、10年前の恋を引きずるひなたに五十嵐が言った一言は「結婚する」ということだ。相手は同じハリウッドで働くアメリカの女性だ。ひなたにお礼と結婚の報告をするためにバーに呼び出した行動には「あれはないよ」と朝ドラ受けの「あさイチ」の博多華丸・大吉も言葉を漏らした。4月1日にあさイチにした際、川栄李奈も「川栄的には許せない」と個人の感想を話していた。

4月4日から放送される第23週で、安子、るい、ひなたの100年を描く「カムカムエヴリバディ」も最終週となる。安子編は戦前から戦後の厳しい時代を駆け足ともいえるスピードで描き、るい編はじっくりと心に傷があるるいの成長が描かれ、ひなた編は高度成長期の日本がどんどんと豊かになってゆく様子が周りの家電などからわかるように描かれた。ドラマのラストは2025年と今から3年後までが描かれる。

ドラマの撮影は当然のことながらすでに終了していて、106作目となる「ちむどんどん」に主演する黒島結菜への恒例のバトンタッチ”セレモニーが3月24日に行われた。3代目ヒロインを演じた川栄李奈と黒島の恒例のプレゼント交換では、川栄は初代ヒロインの実家である和菓子店のあんこを使った和菓子を、黒島は物語にも登場する果物シークワーサーの木で作ったボウルを贈りあった。

【第22週ネタバレあらすじ】
ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の日本人出演者オーディション前日。アクション監督の到着を待っていたひなた(川栄李奈)の前に現れたのは、10年前に俳優の道を諦めたはずの五十嵐(本郷奏多)だった。まさかの再会に、ひなたの心は大きく揺れ動く。五十嵐は父親の会社に入り、兄の元で働いていたが、現状に満足することができず、アメリカに渡った。そこで太秦で習得した死体役や殺陣でエキストラをやっていると、監督の目に留まり、アクションの助手になることができたという。

キャスティングディレクターのアニー(森山良子)と久しぶりに再会したひなたはアニーの甥っ子で野球と時代劇が好きなジョージ(ハリー杉山)を連れてきていた。ジョージはひなたの流ちょうな英語に驚きを示す。

ひなたは、かつての恋人・五十嵐と再会したことを、なぜだかるい(深津絵里)に話すことができない。一人悶々(もんもん)としながらオーディション最終日を迎える。キャスティングディレクターのアニーから何か悩み事があるのかと声をかけられると、思わず自分の正直な気持ちを打ち明けた。アニーからは自分の道だから後悔しない道を選べとアドバイスされた。

ハリウッド映画「サムライ・ベースボール」のメインキャラクターに推薦したい、というアニーからの度重なるオファーを、虚無蔵(松重豊)が断り続けていることを知り、ひなたは唖然(あぜん)としする。必死の説得もむなしく、その場を立ち去ろうとする虚無蔵。すると、その前に五十嵐が立ちはだかった。そして、10年前に虚無蔵に告げられた言葉をそのまま返す。そして虚無蔵はオーディションを受け、監督たちに称賛された。

五十嵐にバーに呼び出されたひなたは「運命なのか?」と淡い思いを持ったまま、バーに行く。そこで五十嵐からは「ひなたに会えてよかった」とお礼を言われた後、決心がついたといって、自分がアメリカの女性と結婚することを告げる。そんな五十嵐を送り出してひなたはすっきりとする。

いよいよハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の製作がスタートした。桃山剣之介(尾上菊之助)、虚無蔵、すみれ(安達祐実)の出演や、いくつかのシーンを条映で撮影することなどが決まり、条映もひなたも沸き立っていた。さらに、ハリウッドから雉真の足袋の注文も入り喜んでいた。そんなある日、ひなたが帰宅すると、居間に大叔父の勇(目黒祐樹)の姿が。その日上司の榊原(平埜生成)から聞いた雉真に足袋を発注するというニュースを伝えると、勇が号泣した。それは、父親が死に際に、雉真繊維の起点となった足袋の生産だけはどうしても続けてほしいと頼まれていたこと、そして、その足袋でアメリカに認められたことに感動していたのだ。

雪衣(多岐川裕美)が入院したことを知り、るいは岡山の病院へ。そばで勇が見守る中、雪衣は安子(上白石萌音)に対して長年抱き続けてきた思いを初めて吐露する。それは、雉真家を出ていった安子に勝手に悪い感情を抱いていたこと、それと自分との差をコンプレックスに考えて、るいに「(安子はるいのことを)雉真家に返しに来たんだ」と言ってしまったことを打ち明けた。そして、自分の言葉が二人の仲を引き裂いたのだと後悔していたのだ。ますます母への思いを強めるるいの様子を見て、錠一郎(オダギリジョー)はトミー(早乙女太一)と出演することにしていた「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」にるいも出ることを提案する。

映画「サムライ・ベースボール」のプロモーションのために再度来日したアニーはひなたから、小豆を煮る時のおまじないを聞いて激しく動揺していた。

【第23週(2022/4/4-4/8)あらすじ】
■第108話(月)
「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」の開催を明日に控え、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は岡山へ。その頃、映画村でジョージ(ハリー杉山)と遭遇したひなた(川栄李奈)は、そこにアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿がないことを残念に思いながら、明日のチケットを渡しす。そして迎えたフェスティバル当日。ガチガチに緊張するるいのもとに、懐かしい人たちが現れて…

■第108話(火)
錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)が控室で準備を進める中、ひなた(川栄李奈)は弟の桃太郎(青木柚)と一緒に、ラジオでアニー・ヒラカワ(森山良子)のインタビュー番組を聴くことに。磯村吟(浜村淳)からの質問に通訳を介して英語で答えていたアニーだったが、途中から突然日本語を話し始め…

■第110話(水)
「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」で、いよいよ錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まった頃、ひなた(川栄李奈)は会場のそばでアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿を発見。急いで駆け寄ろうとしますが、それに気づいたアニーは走り出し、再び姿を消してしまう。その頃、控室で一人出番を待っているるい(深津絵里)のもとに、親友の一子(市川実日子)が現れて…

■第111話(木)
岡山の偕行社で行われた「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」は、大盛り上がりの中で終演を迎え、ひなた(川栄李奈)とるい(深津絵里)は聖夜の奇跡を喜ぶ。年が明けて映画「サムライ・ベースボール」が公開されると、再び来日したアニー(森山良子)は…

■第112話(金)
ひなた(川栄李奈)とるい(深津絵里)は、再び来日したアニー(森山良子)と再会する。そこでひなたはアニーから驚きの誘いを受ける。そして時は流れ、それぞれの人生にさまざまな変化が…。ラジオ英語講座とともに歩んだ家族の100年の物語、ついにフィナーレを迎える。

【脚本】藤本有紀
【出演】川栄李奈,深津絵里,上白石萌音,オダギリジョー,本郷奏多,森山良子,ハリー杉山,青木柚,浜村淳,市川実日子 他
【語り】城田優
公式Twitterアカウント「@ asadora_bk_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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