Netflix韓国ドラマ「明日」第3−4話あらすじ:ロウンとキム・ヒソンが過去の世界で大暴れ
SF9のロウンとキム・ヒソンが死神に扮するファンタジー「明日」(全16話)が4月1日からMBC金土ドラマとして放送されNetflixでも同日から配信中だ。2週目となる今回、気になる第3−4話のあらすじと見どころを見てみよう。
●Netflixオリジナル韓国ドラマ一覧/2022年韓流作品一覧
「明日」(全16話)はあの世のエリート企業「走馬灯」危機管理チームのミスで死者でも生者でもない半人半魂になってしまった主人公ジュヌン(ロウン)が昏睡状態に陥っている間、6ヶ月限定で死神としてチーム長のク・リョン(キム・ヒソン)らと共に「人を救う死神」として自殺者を救っていくファンタジードラマだ。
【「明日」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじや見どころ、キャストの魅力などまとめて紹介している。
■第3話「時間の森1」
あの世の独占企業「走馬灯」で働くことを決意したジュヌン(ロウン)は紆余曲折を経て元通りリョン(キム・ヒソン)とイム代理(ユン・ジオン)の危機管理チームに配属された。人間界でのルールを教わり、仮の名前と仮の姿(他の人からはおじさんに見える)を与えられ、まず向かったのは亡き父の法事をしている最中の我が家だった。
元気を失った家族に対して何も出来ないまま家を出て来たジュヌンのもとに次の自殺予定者の通知が入る。それは親友ジェス(リュ・スンロク)だった。警察官の公務員試験に何度も落ち続け、突然家を飛び出したジェスを追いかけたジュヌンは昏睡状態の自分が眠る病室に近づき突然苦しみ始める…。
ジェスの自殺を食い止める為には、幼い頃に父親と食べたというチキンが必要だと訴えるジュヌンを連れて、リョンは会長(キム・ヘスク)が所持する車で過去の世界へタイムスリップする事に。父との思い出のチキンを食べさせて元気づけようとしか思っていなかったジュヌンだが、過去の世界で見たジェスの家庭は経済的に困窮していて予想外の事件が起きてしまう…。
■第3話見どころ
葬儀社の一室に立てかけられている棺桶に入ると「走馬灯」の近未来的な本社ビルや、専用の駐車場に繋がっていたり、会長の車に乗ると過去に行く事が出来るなど、1週目に続き、独特な世界観が特徴的に描かれ、作品自体はダークファンタジーに近いのだが、どことなく『ハリー・ポッター』シリーズや
『ファンタスティック・ビースト』シリーズのような冒険心を掻き立てられる設定の為、男性視聴者にも好かれそうな作品だ。
■第4話「時間の森2 / ツリー1」
車道を飛び出したジェスを止めるイム代理。過去では家族だけでもまともな生活を送れるようにとトラックで事故を起こして自殺しようとしていたジェスの父を止めるジュヌンとリョン。
間一髪で自殺を食い止めたものの、ジェスがいつ早まった行動をするか分からない状況の中、チキン店を探した二人は「走馬灯チキン」と書かれた店を見つける。会長はこうなる事も全て知っていた。自分たちでフライドチキンを作り、現代に戻った二人はジェスの自殺を食い止める事に成功するが、その頃、夫と車に乗っていて事故でこの世を去ったナヨン(イ・ノア)の魂を回収しに来た引導チームは病院での騒動の際にナヨンの魂に逃げられてしまう。
過去の世界で能力を使い、人間の生死に関与した罰として能力を1週間弱められる指輪をはめられたリョン。そんな矢先にジュヌンの前には引導チームの追跡から隠れていたナヨンが現れ助けを求める。話を聞いたリョンとイム代理はすぐに引導チームに引き渡さなければ問題になると言って冷たく彼女の頼みを断るが、そこにナヨンの夫ウジン(カン・スンユン)の自殺を警告する通知が届く。「私なら助けられる」というナヨンと、迫りくる引導チーム。ジュヌンは逃げ出したナヨンを追いかけ、リョンは引導チームに対して行き先は知らないと答えるのだが…。
■第4話見どころ
「走馬灯」の目の上のたんこぶのように扱われる主人公たち危機管理チームと、イメージ通りの死神としての任務につく引導管理チームの対立がより深まりそうな展開で幕を閉じた第4話。更にリョンの能力が制限されている為、来週放送分ではリョンが能力を使えずにピンチに陥る事が予想される。
第4話中盤から始まったツリー編ではWinnerのカン・スンユンがナヨンの夫で自殺予定者のウジンとして登場し視聴者を驚かせた。「刑務所のルールブック同様、何か複雑な過去を抱えていそうな役を熱演している。
今週もイム代理が探している「あの人」や、朝鮮時代、生前のリョンと見られる女性が割れた器の破片で男性を殺そうとしている場面が描かれ今後のストーリーに期待を持たせた。
本作はロマンスの要素が登場するかは分からないが、呆れるほどに愚直で時には危険な行動に出るジュヌンの主張を煙たがりながらも、それを黙認して責任を取るリョンの姿からはジュヌンの行動に徐々に心を動かされて影響を受けているような心情の変化が見受けられ、二人の関係性がどのようになっていくのか、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「ホテル・デルーナ〜月明かりの恋人〜」のように「前世」という設定が絡んでくるのかなど興味は尽きない。
「明日」は2022年4月1日から金土ドラマとしてMBCで21時50分から放送され、毎週土曜日と日曜日に新しいエピソードがNetflixで配信される予定だ。
■スタッフ
演出:キム・テユン、ソン・チウク
脚本:パク・ラン、パク・ジャギョン、キム・ユジン
原題:내일
■キャスト
ク・リョン役:キム・ヒソン
チェ・ジュヌン役:ロウン(SF9)
パク・ジュンギル役:イ・スヒョク
イム・リュング役:ユン・ジオン
オクファン役:キム・ヘスク
チャン・ジェヒ役:キム・ヌリ
チョン・スイン役:ムン・ソユン
ほか
■配信予定
配信開始:2022年4月1日
エピソード数;全16話
◇予告動画(Youtube)
◇MBC番組公式ページ
◇Netflix作品ページ
【作品詳細】【「明日」を2倍楽しむ】