「七日の王妃」ヨン・ウジンたちの秘密結社“ウロンカクシ”は童話『タニシの花嫁』から命名?

[05月15日19時00分]  【芸能】

「七日の王妃」ヨン・ウジンたちの秘密結社“ウロンカクシ”は童話『タニシの花嫁』から命名?

画像:Youtube[KEBIKIDS]チャンネルよりキャプチャー

NHKBSプレミアムにて好評放送中の「七日の王妃」で男性主人公のヨン・ウジン扮する晋城大君イ・ヨクが率いる秘密結社は「ウロンガクシ」、日本語字幕では“タニシ”と訳されたりしているようだが、Youtube[KEBIKIDS]チャンネルにて同タイトルの童話動画が公開されている。動画を見ながらその命名理由について考えてみよう。



「七日の王妃」は、2人の王に愛されながら、わずか七日でその座を追われた王妃の愛と涙の物語。心のままに幸せを求めることが許されなかった1人の女性チェギョン(パク・ミニョン)と時の王・燕山君イ・ユン(イ・ドンゴン)と晋城大君イ・ヨク(ヨン・ウジン)との兄弟のからみあう過酷な運命を描く。

ユン王の政権を守るために奸臣に暗殺されかかったヨク(ヨン・ウジン)が生き延びて、いつか王と奸臣たちに復讐し、自らが王位に就いて民のための国造りをしようと秘密結社を結成した。彼らは困窮する民たちに米など届けるという活動をしていたが、王や奸臣にヨクの存在や復讐心を知られてはいけないために、彼らの姿は見られても、人前に現れてもいけない…。

今夜放送の第6話前半も仲間の1人であるソッキ(キム・ミンホ)の「米と一緒にタニシを置けば“タニシ姫が現れた”と民が喜ぶ」というセリフや、終盤ではグァンオ(カン・ギヨン)が一同を前に「我々は英雄になるのではない。希望になるのだ」、ソッキが「民の傍にタニシ姫がいることを伝えればいい」というセリフがある。そんな彼らの秘密結社の名はウロンガクシ。直訳すると“ウロン=タニシ”、“カクシ/ガクシ=花嫁(姫)”となる。

正体を隠して人助けをするというと、夜中に小人が現れるグリム童話『小人の靴屋』を思い出すが、韓国には古くから伝わる昔話に『ウロンガクシ』がある。タニシの化身が姿を見せずに真面目な農夫に尽くし、その後姿を現したタニシ姫と農夫が末永く幸せに暮らしたという昔話。姿を見せずに人助けすることから秘密結社ウロンガクシと名付けたようだ。

Youtubeで動画『우렁각시(ウロンガクシ)』(우렁이 각시(ウロンイ カクシ))(上/下)が公開されているので見てみよう。





昔話の内容はこうだ。

ある田舎に独身の農夫が住んでいた。ある日農夫が農作業中にため息をついて「畑を耕したところで一緒に暮らす相手もいない…」というと「私と食べて暮らしましょう」と可愛い声。驚く農夫は周りを見渡すも誰もいない。そこでもう一度呟くとまた声が聞こえ、そこには大きなタニシがあった。タニシが話をするはずもないと不思議に思うも、一人暮らしが寂しい農夫は見たことのない大きなタニシを持ち帰り大きな甕(かめ)に入れる。

翌日農作業から帰ってきたらおいしそうな食事が用意されていた。しかも部屋の中もピカピカに掃除されており驚く農夫。翌日もそのまた翌日も同じことが起こり、農夫は作業に行くふりをしてこっそり家の中をのぞき見。するとタニシを入れた甕から光と共に美しい姫が現れ、家事をこなしていた。一目ぼれした農夫は甕に入ろうとした姫を引き留めて一緒に暮らそうと願い2人は幸せに暮らす。

そんなある日、狩りに出たお役人がタニシ姫を見初め、彼女を奪うために農夫に無理難題な賭けを持ち掛ける。役人の財産の半分とタニシ姫を賭け、最初は広大な山にどちらが早く植林するかの競争。農夫は姫に相談すると「竜王様からもらった」という指輪を渡される。指輪を海に投げると波と共に竜王が現れ、農夫が事情を説明すると「困ったことが起きたらこれを開けて見なさい」と小さな瓢箪(ひょうたん)をくれた。

いよいよ勝負の日。お役人は大勢人を借り出して植林させる。一方農夫は一生懸命作業するが多勢に無勢では勝ち目がない。そこで竜王からもらった瓢箪を開けると、中から小さな人間が大勢飛び出し一斉に木を植えて農夫が見事勝利。

怒ったお役人は今度は馬での競争を提案。だが農夫には馬がない。そこでまた瓢箪を開けると中から小さくやせた馬は出てきた。お役人はその馬を馬鹿にして合図とともに名馬を走らせる。追いかける農夫の馬はとぼとぼ進む。そこで農夫が「ちょっと力強く走ってくれないか」と声をかけると、馬は逞しい姿に変わり跳ぶように駆け今度も農夫の勝利。

最後に向こうの島までの競争を提案したお役人は立派な船に大勢の漕ぎ手を乗せて出発。船を持っていない農夫が瓢箪の蓋を開けると小さな船が現れた。さすがにお役人は今度は勝ちを実感し、農夫も花嫁を思いながら必死で船をこぐがその差は開くばかり。「ダメだ!」と叫んだその時、お役人の船は大きな波に飲み込まれ、結局今回も農夫が勝利し無事に家に帰ってきた。

その後タニシ花嫁と農夫は互いに慈しみ合い永く永く幸せに過ごしましたとさ。


さあ、いよいよ6話からウロンガクシの全貌が見え始める「七日の王妃」は、NHKBSプレミアムにて毎週日曜夜9時から放送する。

【「七日の王妃」を2倍楽しむ】には各話の詳しいあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物紹介、豆知識、インタビューなどをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。

NHK「七日の王妃」番組公式サイト
 2022年4月10日スタート 日21:00~22:00

Youtube[KEBIKIDS]チャンネル

kandoratop【作品詳細】【「七日の王妃」を2倍楽しむ】


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