「還魂」第16話:将来の約束を欲しがるムドク!チュ・サンウクがイ・ジェウクを尾行?あらすじと見どころ
俺は命がけでお前を思う、だからお前も告白通り死ぬほど坊ちゃまを好きでい続けろ!イ・ジェウクとチョン・ソミン主演の韓国tvNの新土日ドラマ「還魂」(全20話)8月7日放送され、Netflixでも独占配信された16話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。
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「還魂」は、水を操る術で栄え、歴史にも地図にも存在しない大湖(テホ)国を舞台に、魂を変える“還魂術”によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンスドラマだ。
■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
ムドク(ナクス)役:チョン・ソミン(コ・ユンジョン)
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
キム・ドジュ役:オ・ナラ
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
ほか
■第16話あらすじ
ウクの胸キュンの言葉を睨みつけて聞くムドク。とても恋心を抱く目には見えないと注意勧告するウクに、恍惚の目で見たところで、その先はどうなるのか?と、婚姻話も出ているウクに突っかかる。いきなり将来の約束が欲しいと言いだす極端なムドクにタジタジのウク。犬のことを思い出し、イ先生が連れていたむく犬が鬼狗で、イ先生は初めからムドクがナクスの還魂人だと知っていたかもしれないと教える。
松林ではパク・ジンとチン・ホギョンが、どちらも鬼狗が自分の物であると主張し、激しく言い争う。ホギョンがまた、松林の術士は借りたものを返さないと、口を滑らせる。それが誰かと追及されイ先生だとごまかす。すると犬がうなり声を上げ鬼狗に変身、チョヨンに襲い掛かろうとする。ホギョンの術で防ぐが、犬は死に至ってしまい、鬼狗は完全に消滅してしまう。だが鬼狗は確かにチョヨンに邪術の気を感じた。チン・ウタクはチョヨンに血虫を使ったためかと考えるが、邪気の正体はチョヨンがダングとの恋愛成就のお札だった。怒ったホギョンの平手打ちからダングがチョヨンを守り、ホギョンがチョヨンを世子妃にと考えていることもわかる。チョヨンがこれを拒否したことで2人は勘当されてしまう。
※万長会(術士家系の首長による会合)
松林に戻ってきたウクとムドクは犬が死んだと聞く。ムドクはなぜ還魂人の自分に犬が吠えなかったのか不思議に思い、犬に触れようとし時、ユルが妖気が残っているからとムドクの手を止める。
王宮。鬼狗はチン・ホギョンが回収する過程で消滅したと報告するチン・ム。残念がる世子に、鬼狗が王室を威嚇するための妖器だと説明。王妃も、松林は口実があれば万長会を動かして王も変えられると、王室より強いことを誇示したいのだと続ける。それで帝王星の話を持ち出したのかと納得する王。世子は、世界を救う者が現れると教えるために持ち出したのだと、イ先生の意図を正確に伝えるが、王は松林にわだかまりを持ってしまう。
後日、父王が帝王星をもつ者が松林から出ると怖れていると話す世子に、チン・ムは王室にとって帝王星は謀反そのものだから王の怖れは当然と答える。数百年続く王室は盤石、帝王星だけで王にはなれないという世子に、200年前の争乱を収めたソ先生の存在感はいまだに大きいから松林の者なら可能だと不安心を煽る一方で、自分が王室を守る間はそのようなことが絶対に怒らないと安心させる。
松林。イ先生が、王妃は邪術を使うチン・ム側の人間だったと報告。納得しながらも、今それを明らかにすると、チン・ムがウクの秘密をバラして、ウクと松林は王室の敵なってしまうと心配する。すべてを知るチャン・ガならチン・ムの弱点もわかるはず。パク・ジンは、チャン・ガンが自発的に戻ることを待っていた。
イ先生は世子から預かったナクスの剣をホ・ヨム経由でウクに渡す。弟子でもないウクをイ先生が特別視するのが気に入らないホ・ヨム。さらにユノクの相手にと思っていたのが、ムドクと恋仲だと知りオカンムリ。
ナクスの剣を渡されたムドクは違和感を覚えるも、イ先生が今後もムドクの正体を秘密にしてくれだろうと喜ぶ。そしてこの剣を抜けない間は自分を殺さない、ムドクでいれば安全、ナクスに戻れば危険。氷の石で力を取り戻したら大勢の敵ができる。その時にはどうなろうと、師弟関係は解消する約束なのでウクには関係ないというムドク。イ先生からの『ウクは剣を保管し、その剣を抜く者がいたら必ず殺すのだ。もし殺せぬ時は、一緒に死ぬことになる』という伝言が、剣を抜けばムドクを殺すという警告だと知るウクは、ムドクにもう一つ約束させる。「力が戻ったとき、その剣で誰かを狙うなら最初は俺にしろ。刺せば世間に刺客を放った責任を取って俺が死ぬ。納めればその時、次の約束をしたい。それがムドクの聞きたがっていた将来に対する約束だ」と。まずは氷の石を見つけて暴走しないようにする約束から果たすと話す。
ダングとチョヨンをチャン家預かっていると、ドジュがパク・ジンに報告する中で、パク・ジンはドジュがイ先生を慕っていると勘違いしてしまい、ドジュもパク・ジンへの想いが伝わったと勘違いする。
ユルはサンオに目の見えないソイとは別に犯人がいると話す。サンオは、死体を官庁に誇んで捜査してもらい、ムドクの証言で簡単に犯人が洗い出せると考える。だが本物のムドクでないならソイの顔を知らないはず。そこで、ムドクからの聞き取りは自分がすると申し出る。その頃ソイは、ごろつきから守ってくれたユルの傘を手に入れ、それを杖代わりに目が見えない体(てい)で通りを散策。
ムドクはチョヨンから長女ブヨンが目が見えないが神力が強かったと聞く。そして本当に優れた神女は人の魂を支配して力を封じ込められ、どんな術士も太刀打ちできないとも。ムドクも魂の記憶を変えられる巫女がいるらしいと話すが、チョヨンは神女はそれとは比べ物にならないと教える。ブヨンがなぜ死んだのか尋ねるムドクに、チョヨンは絶対に死んでいないはずと悲しげ。生きていれば必ず会えると元気づけてやるムドク。
勘当されて落ち込むダングをウクとユルが元気づける。優等生のユルに一緒に嘘をつかせた少年の頃のことが話題に。その嘘のせいで真っ正直なユルは病気になってしまった。戸惑うと迷子になってしまうユル。だからムドクの秘密を知っているだろうユル。それを内緒にすることでユルが抱える心の負担をウクは心配でならないのだ。
ムドクはナクスの剣を前に、力を取り戻しこの剣が抜けたら、また昔のように単らわず人を斬れるだろうか考えていた。ドジュはナクスの剣が不気味で傍に置くのは不吉だという。
世子は問題になったキム内官があれ以来姿を見せないのを不審に思っていた。オ内官にキム内官について徹底的に、秘密裏に調べるよう指示する。一方、ウクとムドクは天附官で石化したキム内官の言葉から、王妃の正体が巫女チェ氏だろうと考える。同じころ、ユノクはパク・ジンとホ・ヨムに、王妃が還魂人とは思えないと報告していたが、パク・ジンは王妃を疑う。王妃はソ・イル将軍の妹でユルの叔母、ホ家とも親類関係。ソ家の人々には各自の生死が分かるよう、魂の力で灯る“生死灯”があるだけに、王妃の魂が死んだはずはない。おそらく王妃の魂を別の体に移して生かしているのだろうと考えるパク・ジン。王妃が還魂人だという証拠はチン・ムの最大の弱みだ。
パク・ジンに疑われていることを王妃自身も勘付いていた。そこでチン・ムはチェ氏の魂をまた別の体に移し、王妃を死なせようと考えていた。そしてその新しい体こそがソイだった。その時には王妃の魂が入ったチェ氏の体は用なしとなるので始末する手はずとなっていた。本当の王妃は地下牢に閉じ込められいた。
ケマ谷の最古参の男巫を捜し歩くウクは、その途中で世子と出くわす。商売人が向いていると占われてご機嫌斜めの世子は、声を潜めてキム内官を調べに来たのかと訊ねる。キム内官が天附官の一件以降、姿を消したので捜しに来たという世子。お供のなしに一人で北世子に呆れるウクは、世子が王妃を疑っていると察する。そこでお互い1つずつ情報提供することに。世子は「キム内官が月に1度来ていたところがあり、それがケマ谷だ」と教える。ウクは「巫女のチェ氏を捜しに来た」とだけ教える。そんな二人の様子を、人目を忍んでチャン・ガンが見ていた。
チャン家では、ダングとチョヨンが究極の選択を迫られていた。「二度と会わないという念書を書いて家に戻るか、このままチャン家の居候をするか」、2人は一緒にいることを選ぶ。チョヨンの荷物の持ち出しを手伝う過程で、チョヨンはムドクの腕に姉と同じ傷があるのを見つける。その頃、ソイはチン・ウタクが捨てて行ったハンカチの刺繍が、ムドクの眼帯用の布の刺繍と同じで、それがチン家の文様だと知り不思議に思う。
男巫の家を見つけたウクと世子。男巫は2人がアツアツで何かを分け合った恋人同士かと聞く。巫女チェ氏について尋ねると男の態度が一変。邪術を狩る術士かと聞く。否定するウクに、20年前、巫女チェ氏は呪いをかける邪術で有名だった。ある日、天附官の術士につかまりそうになり、火の中に飛び込み、焼け死んだという噂や大やけどしたまま逃げたとも聞いていると話す。当時は、チャン・ガンが官主をしていた時代だった。男巫はチェ氏に弟がいたが、弟も姿を消したが、立派な家柄に婿しりしたと聞いたと話す。ウクはその時、チン・ウタクを思い浮かべる。
ダングはパク・ジンに署名のない覚書を渡し、チョヨンに対する真剣な思いを訴える。パク・ジンは当面チャン家にとどまることを許し、チャン・ガンの肖像画を渡して彼が来たらすぐに知らせるよう命じる。
その夜、ついにチン・ムはソイを鎮妖院に連れて行く。湖の岸に打ち上げられ、漁民に助けられ、記憶がないと説明する。その貧しい身なりに眉をしかめていたホギョンだったが、目が見えないのに回りの様子が分かり耳元のホクロや腕の傷を確認し、鎮妖院の門が開けられるのか確かめさせる。その様子をこっそり荷物を取りに来たチョヨンとムドクが見ていた。ムドクは急に目が痛くなり、門が開いた。ホギョンに抱きしめられたソイの眼帯がはずれ、その先にムドクの姿を見たソイは…。
一方、ケマ谷。ウクは今日知ったことを内緒にしてくれるよう頼む。そして尾行の気配に気づいた二人はどちらを追っているのか確かめるために別れると…。
■見どころ
第16話でついにチャン・ガン役のチュ・サンウクが登場する。颯爽と出てくるかと思いきや、何やら様子が違う。チャン・ガンはいったいどこで何をしていたの?
前回に引き続いて最高にロマンチックな展開から始まったが、そんな雰囲気は一瞬で消えてしまった。そんな中ムドクがウクとの将来を考えているとは驚いたが、ムドクの剣で死ぬ覚悟までできているウクの愛にも感動しきりだ。相思相愛の二人だが、ドジュの、「ナクスの剣が不気味で傍に置くのは不吉だ」という言葉が気がかり。
ソイがついにチン家に入り込んだが、ラストで鎮妖院の門を全開したのは、間違いなくムドクの力。次回予告度では、ソイが、ムドクこそが本物のムドクだと分かった。続きがどうなるのか気になるが、次回は8月13日&14日の放送は休止し、スペシャル番組を準備中とのこと。先の展開が気になるま、まずはその間にしっかり復習しておこう。【「還魂」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、キャストの魅力などまとめて紹介している。
全20話予定で描かれるこの夏期待のスペクタクル作品「還魂」はtvNで6月18日(土)からスタートし、毎週土日の夜9時15分から放送、Netflixでも独占配信中だ。
◇Netflix
◇Youtube|Netflix予告動画
◇tvN「환혼」公式ページ
【作品詳細】【「還魂」を2倍楽しむ】