上川隆也「遺留捜査season7」故・渡辺裕之さんが第7話のゲストで登場!第6話ネタバレと第7話予告

2022年08月19日10時51分ドラマ
@テレビ朝日

8月18日に「遺留捜査season7」第6話が放送され、ボロボロの軍手から母を思う娘の気持ちを糸村(上川隆也)が紐解いた!テレビ朝日 2022年8月25日(木)よる8時から放送される第7話は、非行少年に関する悲しい話となり、亡くなった渡辺裕之さんが出演する。PR動画は番組公式サイトで公開されている。



「木曜ミステリー」のラストを飾る「遺留捜査season7」の第6話が8月18日に放送された。第6話は、姉の財産を狙う弟が姪や姉が気に入っている女性を殺してしまう話だった。莫大な財産をもっているという設定だけに、姉・磯貝早苗(藤真利子)の入居している老人ホームが豪華でそこも注目された。

殺されたホームの介護職員・明日香(高田里穂)の前職はパティシエで、早苗の亡くなった娘も同じ店でパティシエとして働いていた。糸村(上川隆也)が導き出したのは、パティシエになることを反対した母親である早苗に「思い出の味」を再現してあげようとしたことや、娘が亡くなった後、その願いを引き継いだのが明日香だった。二人の作りだしたレシピを再現したのは科捜研の滝沢綾子(宮﨑香蓮)だった。娘の気持ちを知り、早苗の固まっていた心もほぐれていった。

8月25日に放送される第7話は、2022年5月に亡くなった渡辺裕之さんがゲスト出演している。ドラマ内でもなくなってしまう役となっているが、心のこもった演技を見てご冥福を祈りたい。

その渡辺裕之さんが演じる不動産会社の社長・細野茂雄の遺体が発見される。関連する人たちを捜査する神崎(栗山千明)たちに「お構いなく」といって、遺留品である通常とは形の違う爪切りの謎を解明してゆく。そこに隠されているのは細野と幼い日に亡くなった娘のことだ。これが関係者の誰に関わっているものなのか?

そして、第7話に登場するもう一人のゲストは「テッパチ」での演技も話題となっていた一ノ瀬颯だ。過去の苦悩をかかえる建築士を演じるのだが、いったいどんな過去をかかえているのか?

「遺留捜査」では糸村はどんなに暑くてもスーツを脱がず、どこでも自転車で駆けつける。そんな糸村が捜査で実際に回っているところを紹介するコラボ記事が旅行ガイドで有名なマップルとのコラボ記事があることが番組公式サイトで紹介されている。「糸村を演じる上川隆也さんのように、担当者が自転車で京都を駆け巡った超詳細なガイドです。聖地巡礼にぜひお使いください」と紹介されている。
マップル社 遺留捜査 コラボ記事



■前回:第6話ネタバレあらすじ
老人ホームのスタッフ・内藤明日香(高田里穂)が、公園の階段から突き落とされて死んでいるのが見つかった。死因は脳挫傷だったが、首には索状痕も残されており、転落する直前、何者かに首を絞められたようだった。

糸村聡(上川隆也)は、遺留品から使い古された軍手を見つける。勤務先に聞いたところ、明日香の業務と軍手は無関係と判明する。軍手は緑色の粉がついているのだが、糸村はその軍手に興味を示し、村木(甲本雅裕)に分析を頼む。村木と滝沢綾子(宮﨑香蓮)が調べて、お菓子作りのために使われていた抹茶だろうと分析する。

捜査を進めたところ、明日香は入居者の磯貝早苗(藤真利子)と、実の母娘のように仲良く交流していたとわかる。早苗はアリバイがないがコンビニに行っていたという。また、事件の夜、彼女の部屋の前で交際相手らしき男が待ちぶせしていたという不穏な情報も浮上する。さらに、その男の話で明日香の郵便ポストに「お前は人殺し」を書かれた紙が入っていたことも分かった。

その矢先、明日香の前職がパティシエだったが、彼女はいったいなぜ夢をあきらめたのか、明日香のパティシエ時代を調べた糸村は2年前、意外な事件が起きていたことを知る。それは明日香の後輩が自殺したのだ。明日香はその後輩を厳しく指導していた。死んでしまう前夜も居残りで厳しい指導をしていたため、自分のパワハラが原因だと思っていた。

店はその後閉店となった。店長は今はバイトで暮らしていた。明日香の部屋に人殺しという紙を送り付けたのは元店長だったが、殺人とは関係がなかった。さらに、交際していた男の話から「私は幸せになってはいけない」と話していたこともわかる。

明日香は早苗の娘がパティシエ時代に亡くなった後輩であることを知った。偶然の出会いだったが、早苗にそれを打ち明けられないでいた。しかし、早苗の弟がそれを聞きつけ、早苗に話したのだ。早苗は激高し、自分をだましたと暴れたのだ。

実はその弟が犯人だった。さらに2年前に自殺したと思われていた早苗の娘も弟が殺していたのだ。原因はすべて早苗の遺産だ。早苗が病気をしたことで遺産相続の話が気になった弟は、相続人である娘が死ねば、弟の自分が相続できると思い、娘を殺した。さらに、ホームで早苗をよくしていた明日香に遺産を残すをいう遺書を早苗が書いていることを知り、相続人を減らすために明日香を殺した。

早苗はすっかり心を閉ざしていたが、糸村は早苗に娘と明日香の話を始める。娘は熱心に抹茶のミルフィーユの研究をしていた。それは早苗との思い出の味だった。亡くなった娘のレシピを引き継いでさらに研究を重ねたのは明日香だった。二人とも早苗のことを考えて行動していたことを知り、早苗の心も少し軽くなった。

■第7話あらすじ
不動産会社を営む細野茂雄(渡辺裕之)が事務所で殺害されているのが見つかった。細野が暮らす高級住宅街に、罪を犯した少年少女が更生のために通う“児童自立支援センター”の建設計画があり、反対派の急先鋒である細野は住民説明会で差別的な発言を口にし、批判を浴びていたのだ。

臨場した糸村聡(上川隆也)は、細野の左手の爪だけが短く切られていることに気づく。また、糸村は着衣のポケットからは通常のものとはちょっと違う形の爪切りが見つけた。

糸村たちは、被害者と対立していたセンター建設推進派のメンバーを捜査する。建設会社の営業本部長・黒沢辰夫や、若き建築士・杉崎涼介(一ノ瀬颯)などに事情を聴くが、誰も爪切りのことはわからないと話す。そんな中、細野には非行少年たちを憎む、悲しい理由があった事実が浮上して…。

テレビ朝日 2022年7月14日スタート。毎週木曜日よる8時放送、「遺留捜査season7」。出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、戸塚純貴、甲本雅裕、宮﨑香蓮ほか。番組公式Twitterアカウントは「@iryusousa_tva」。

テレビ朝日「遺留捜査season7」番組公式サイト

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