10月27日（木）「silent」（フジテレビ、夜10時）第4話、鈴鹿央士の“お願い”にSNSから悲鳴が続出した。11月3日（木）放送の第5話、目黒蓮が傷心の川口春奈と向き合い、想いを伝える。予告動画は番組公式サイトで公開中、最新話はTVerで見逃し配信中だ。



川口春奈が演じる主人公の青羽紬が、目黒蓮演じるかつて本気で愛した恋人で、難聴を患う佐倉想と音のない世界で“出会い直す”という、切なく温かいラブストーリー。10月27日に放送された第4話は、日本シリーズの影響で90分遅れでスタートしたにも関わらず、一時はTwitter国内トレンド1位を獲得、世界トレンド2位になるなど話題を呼んだ。物語は想と戸川湊斗（鈴鹿央士）が病気のことや紬のことに向き合い、和解する様子が描かれた。さらに想は同級生たちと再会、打ち解ける様子が感動を呼び、彼らがハイタッチするシーンでは号泣する視聴者も続出、「これは泣く」「友情っていいね」などの声が寄せられた。

しかし、視聴者を最も驚かせたのは、紬と想の復縁を望んだ湊斗が突然別れを告げるシーン。フットサル場で普通にプレーする想を見て、病気と向き合う想に心を痛める紬。そんな彼女を見て、湊斗は「別れて欲しい」と切り出すのだが、突然の展開に視聴者も驚きを隠せず、Twitterでは「え？別れて欲しいって言ったよね？」「何で！？」「マジか・・・」など投稿が相次いだ。さらにその後、想と湊斗のエピソードとして、自動販売機の前で湊斗が想に紬と元に戻って欲しいと話していた場面が流れ、耳が聞こえない負い目を感じる想と、紬を大事に思う湊斗の切なすぎるやり取りが涙を誘った。

また、ろう者と健常者の恋愛感について描かれる場面も登場した。風間俊介演じる手話教室の春尾正輝が同僚に「手話が出来るからと言ってろう者をわかった気になりたくない」と打ち明け、桃野奈々（夏帆）と友人の江上美央（那須映里）がろう者と健常者との恋愛に対して「しょうがないよ。私たちと違うもん」と話すシーンなどが散りばめられた。ろう者と健常者との恋愛への壁や価値観の違いなど、複雑な心情をキャストたちが自然な演技で表現。この恋愛感や、ろう者と健常者との関係性など、紬と想の復縁にも繋がっていくのか、今後の展開が気になるところだ。

そして11月3日放送の第5話では、湊斗に一方的に別れを告げられた紬が、湊斗のことを大事に思っていることを痛感し、耳が聞こえるか聞こえないかに関わらず思いを伝える難しさに直面する。一方で紬と湊斗の破局が自分のせいだと悩む想が紬に「再会しなければよかった思った」と思いを綴る。「紬って呼ばれたいから頑張る」と話す紬だが、紬と想が辿り着いた答えとは？後半戦に向け盛り上がりを見せる第5話も楽しみに待ちたい。

■第4話ネタバレあらすじ
紬の家で想と鉢合わせした湊斗は、動揺して思わずその場を飛び出して行った。紬から想と話した方がいいと諭され、再び紬の家へ戻ってきた湊斗。想と湊斗が話せるように紬は光（板垣李光人）を連れて出て行った。残された2人は、音声アプリを使い少しずつ話始めた。初めはぎこちなかったが、昔話で盛り上がっていく2人。しかし、湊斗が席を立つと、音声アプリに湊斗の会話が記録されなくなった。想は家族にしか声で話さなかったが、「湊斗」と呼びかけ、しゃべった方がいいかと声をかけた。

突然、以前と変わらない想の声に湊は動揺を隠せなかった。そして、やっと病気のことを打ち明けた想は、内緒にしていたことを謝ることができた。心配かけたくなかったという想に、湊斗は大丈夫だと肩を叩いた。そして、紬と付き合っていることも話し、お互い好きで一緒にいるから心配いらないと語った。

日が暮れて紬と光が家に帰ると、既に想は帰っていた。湊斗は紬と付き合っている限り想と昔のように話せるとは思っていなかったので、高校の時と変わらない想に安心したと報告した。ある日、想は街中で紬と湊斗を見かける。仲睦まじい2人の姿を見て想の顔は曇っていった。それから想と連絡を取るようになった湊斗は、サッカー部の仲間と一緒にフットサルをやろうと誘う。昔のように仲が良い友達に戻りたいと願う湊斗だったが、かつての仲間たちは紬と想の復縁を懸念していた。しかし、横井真子（藤間爽子）は紬が本当に湊斗のことを大切に思っていることに理解を示していた。

迎えたフットサル当日、同級生たちがフットサル場で待つ中、通訳として呼ばれた紬は、想と共にフットサル場へ向かった。緊張気味の想を仲間たちは明るく迎えてくれ、久しぶりに彼らとフットサルを楽しむ想。そんな彼の様子を見て紬は複雑な気持ちを抱く。飲み物を買って戻って来た湊斗に、紬は想が病気のことをなかなか受け入れられなかったことを語り出した。デフサッカーをやろうとしていたが、耳が聞こえないことを認めるようで出来なかった想。紬は、3年前に完全に聴力を失った想が、どんな思いで生きて来たのか思うと心を痛めていた。

そんな紬を切なそうに見ていた湊斗は、お願いがあると言って、「好きな人がいるから」と突然別れを切り出した。紬に別れを告げる少し前、湊斗は想と自動販売機の前に座り、皆と馴染めているかなど他愛のない話をした。そして湊斗は「紬、ちゃんと食べて寝てるかだけ、それだけは気に掛けてあげてね」と想にお願いした。湊斗は紬と付き合った3年間で、彼女を幸せに出来ているか不安に思っていた。そして想と再会した紬を見て、やはり二人は元に戻るべきだと確信していた。想はそんな湊斗の切実な思いに涙を流し、「湊斗・・・」と思わず声を出した。そんなやり取りがあったことを知らない紬は、突然の別れ話に呆然とするのだった。

■第5話あらすじ
戸川湊斗から突然の別れを告げられた紬はなかなか気持ちの整理がつかないでいた。一方、自分のせいで2人の関係が崩れてしまったと悩む想は古賀良彦に相談する。紬は春尾正輝に湊斗の話をする中で、自分が彼のことを大切に思い、本当に好きだったことを実感すると共に、聞こえる聞こえない関係なく相手に思いを伝えることの難しさを痛感する。そんな中、紬の携帯に湊斗からの着信が入る。

フジテレビ　10月スタート木曜劇場「silent」。出演：川口春奈、目黒蓮（Snow Man）、篠原涼子、鈴鹿央士、夏帆、板垣李光人、桜田ひより、風間俊介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@silent_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇フジテレビ「silent」番組公式サイト

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