映画『奈落のマイホーム』チャ・スンウォン、キム・ソンギュン、イ・グァンスらクセ強キャラを映像で紹介

［2022年11月04日17時00分］【映画】

いよいよ11月11日（金）より公開の韓国映画『奈落のマイホーム』で地下500ｍの奈落に落ちたクセ強変人、一文無しのサラリーマン、こじらせ男子、地味系女子ら、団結も難しそうな個性派キャラクターたちの紹介映像が到着した。

『奈落のマイホーム』は、大都市ソウルの中心で起こった地盤沈下によって、一瞬にして巨大なマンションが地下500ｍへ落下マンションの住人たちが地上に這い上がるための決死のサバイバル劇。

奈落の底に落ちたのは個性溢れるキャラクター達。1人目は、ジムトレーナー、カメラマン、代行運転と3つの職を掛け持ちするクセ強迷惑隣人のマンス（チャ・スンウォン）。さまざまな場面で隣人のドンウォンの前に姿を現し驚かせる。このマンス、地上では超変人だが、地下ではなんでも器用にこなし、彼の長所が発揮され、やがて住民たちのリーダーでありヒーローとなってゆく。

2人目は、11年越しのマイホームが1分で地下 500ｍへ沈んでしまう、しがないサラリーマンのドンウォン（キム・ソンギュン）。1億円のローンを組んで購入した憧れのマイホームが入居2週間で奈落の底に落ち、一文無しに。「俺は悔しくて死ねない」と不幸をバネにして文字通り這い上がろうと決意する。

3人目はサバイバルスキルなしのこじらせ部下、キム代理（イ・グァンス）。たまたま上司のドンウォンの新居祝いに訪れたところ不運にもシンクホールに巻き込まれてしまう、とにかく運のない男。何かにつけて文句を言い放ち皆をイライラさせるが、深刻な状況で笑わせてくれる癒し系な一面も。

そして最後の人物は、キム代理と同様にドンウォンの下で働く地味系インターンのウンジュ（キム・ヘジュン）。普段は目立たない存在だったが、意外すぎるサバイバルスキルを持っており地下 500ｍでまさかの大覚醒を果たすことに。

この4人のほかにも、会った人に必ず「こんにちは」と挨拶をするドンウォンの幼い息子や、隠れて喫煙をする不良少年、認知症を患う老人など、多様なキャラクターたちがパニックの中で織り成す予想外に骨太な人間ドラマに圧倒されること間違いなし！どたばたのサバイバルを楽しみたい人はもちろん、最後にはホロリと泣かせる感動的な物語を味わいたいという人にもおすすめできる人間讃歌な一作となっている。

■作品概要
監督：キム・ジフン『ザ・タワー超高層ビル大火災』
出演：チャ・スンウォン『毒戦 BELIEVER』、キム・ソンギュン『悪いやつら』、イ・グァンス『探偵なふたり：リターンズ』、キム・ヘジュン『未成年』配給：ギャガ
英題：SINKHOLE／2021 年／韓国／カラー／ビスタ／5.1ｃｈデジタル／114 分／字幕翻訳：根本理恵
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