「silent」第7話夏帆との関係に決着をつける目黒蓮、川口春奈と新たな展開へ?第6話ネタバレと予告

2022年11月11日09時20分ドラマ
©フジテレビ

11月10日(木)「silent」(フジテレビ、夜10時)第6話、「音の世界」に憧れる夏帆の手話演技にSNSで称賛の声が殺到。11月17日(木)放送の第7話、強い絆を見せる目黒蓮(SnowMan)が夏帆との関係に決着!川口春奈と新たに歩み出す・・・予告動画は番組公式サイトで公開中、最新話はTVerで見逃し配信中だ。



川口春奈が演じる主人公の青羽紬が、目黒蓮演じるかつて本気で愛した恋人で、難聴を患う佐倉想と音のない世界で“出会い直す”という、切なく温かいラブストーリー。11月17日に放送された第6話では、想が紬への想いを再確認すると共に、ずっと支えてくれた桃野奈々(夏帆)と向き合う姿が描かれた。

想が次第に感じる聴力の衰えに不安を抱えながら日常生活を送る中で、彼を支えてきた奈々。しかし紬の登場で奈々の健気な恋心と嫉妬心がむき出しになる様子を夏帆が熱演し話題を呼んだ。Twitterでは「女の嫌なところ出てる演技が上手すぎて嫌いになるレベルで凄い」「夏帆さんの演技が半端ない」「夏帆さんの演技が凄すぎてこっちも感情ぐちゃぐちゃ」などの声が寄せられトレンド1位を獲得すると共に「夏帆ちゃん」「奈々ちゃん」「奈々ちゃんの気持ち」などの関連ワードが同時にトレンド入りを果たすほど注目度の高さを示した。

好きな人と電話で話し、片手で手を繋ぐという健聴者では普通のことでも、耳が聞こえない奈々にとっては、それは夢の中での出来事だった。ラブストーリーで当たり前のように描かれるワンシーンも、奈々にとっては叶わぬ夢であることに多くの視聴者が感涙。携帯の振動を耳にあて、1ミリでも「音の世界」に近づこうとする健気さ、嫉妬混じりの気持ちを手話で表現する夏帆の演技が称賛を浴びた神回となった。

そして11月17日放送の第7話では、奈々を泣かせたことに責任を感じる想がお互いの気持ちに決着をつけるため「紬には関係ない」と紬を突きはね関係がぎくしゃくしてしまう。ついに予告がすべて手話になり、音のない世界の中で手話だけのやり取りで物語が紡がれていく。

登場人物の心情を1話1話丁寧に描いてきたドラマもすでに後半戦。ラブストーリーには珍しく視聴者の間では考察がなされるのもこのドラマも特徴だ。未だ語られていない、想と母親の間に生じる溝、春尾正輝(風間俊介)の忘れらない恋人の存在、想の仕事、そして紬は想と湊斗、どちらといるほうが幸せかなど、気になる真相が今後どのように描かれるのか見逃せない。

■第6話ネタバレあらすじ
紬と湊斗が別れ、想はあらためて自分の気持ちを再確認するようになっていた。しかし同時に、想はこれまで自分を支えてくれた奈々(夏帆)とちゃんと向き合おうとする。紬や湊斗(鈴鹿央士)から離れ、ひとりで生きていた大学時代、次第に耳が聞こえなくなる不安を奈々は聞いてくれていた。生まれてからずっと耳が聞こえない奈々は、それでも自分は幸せだと想に伝える。手話を習い、奈々からも教えてもらい、想は少しずつ音のない世界に馴れていった。

紬が奈々のことを聞いても「友人」と返す想。紬もまた、奈々が気になる存在となっていた。そんな時、想のスマホに奈々から着信が。想は奈々に何かあったかもしれないから代わりに出て欲しいと紬に依頼する。紬は困惑しながら電話に出るのだが、無言で切られてしまい、すぐに「ビデオ電話と間違えた」とメッセージが入った。しかし奈々は、聞こえない事をわかった上で、想の声を聞きたい気持ちを抑えられず電話をかけたのだった。

そんなある日、奈々は街で想と紬が一緒にいるところを見かけショックを受ける。湊斗からも奈々との関係を聞かれた想だが、大学の時に知り合い、2人で会う唯一の友達だと伝える。紬からも奈々との関係を聞かれ、「大事な友人」と答えるが、想はだからこそちゃんと奈々と向き合うことを決意する。

想は奈々と会い、“奈々の気持ちに気づきながらちゃんと答えを出していなかった”と話を切り出した。すると奈々は、耳が聞こえる紬より、想の気持ちをわかってあげられる女の子と付き合った方がいいと、自分の気持ちをぶつけて来た。すると想は、自分はもともと耳が聞こえていたから生まれつきろう者でも、聴者でもないから奈々とも分かり合えないと話す。想と別れた日の夜、奈々は想とデートする夢を見た。夢の中の奈々は耳が聞こえ、想とも電話で話し、ハンドバックを持ち、手をつなぐことができていた。

それから奈々は紬に会うため、手話教室を訪れる。紬と向き合う奈々は、想から教えてもらった手話で話してくる紬に向かって「プレゼント使いまわされた気分」と辛らつな言葉を浴びせる奈々。想に手話を教えた奈々からすると「好きな人にあげたプレゼントを包みなおして他人に渡された感じ」と涙目で伝えて来る。そして、想の声はどんな声か気になる奈々は、高校生の時に想の声を聞き、話していた紬に嫉妬する。たまに夢の中で好きな人と手を繋ぎ、話したりする奈々は、恋が叶っても、その夢は叶わないと悲しそうな顔をする奈々は、紬を置いてその場を後にした。

自分の気持ちに整理がつかない奈々の携帯に、想から連絡が入る。いつもはビデオ通話で話す奈々だが、その時は思わず音声通話のボタンを押す。振動する携帯を骨に当て、少しでも“音”の世界に近づきたいと思う奈々が想と見つめ合う。奈々を追いかけて来た紬はそんな2人を離れたところから見ていた。

■第7話あらすじ
佐倉想は、桃野奈々が泣いていたのは自分に原因があると感じていた。そのことで、紬に心配をかけまいと「紬には関係ない」と千を引くが、紬はそんな想に壁を感じる。一方、律子(篠原涼子)は想が高校時代の友達と関わりを持つようになったことに不安を覚える。そんな律子の態度に萌(桜田ひより)は苛立ちを抑えられないでいた。そんな中、奈々はある決意をもって想に借りていた本を返しにくる。紬は、想が声で話さないことに疑問を覚えその理由を聞いてみるが・・・。


フジテレビ 10月スタート木曜劇場「silent」。出演:川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、篠原涼子、鈴鹿央士、夏帆、板垣李光人、桜田ひより、風間俊介ほか。番組公式Twitterアカウントは「@silent_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ「silent」番組公式サイト

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