「invert 城塚翡翠 倒叙集」清原果耶が杉本哲太の銃で撃たれる?小芝風花の変装にも期待!第3話ネタバレと第4話予告

2022年12月12日10時35分ドラマ
@日本テレビ

12月11日「invert 城塚翡翠 倒叙集」(日本テレビ、日曜夜10時30分)第3話が放送された。翡翠(清原果耶)、真(小芝風花)が嵐で閉ざされた別荘で事件を暴く!12月18日に放送される第4話では、最も難敵・元刑事の雲野泰典(杉本哲太)を相手に翡翠は戦う!予告動画は番組公式Twitterで公開されている。



相沢沙呼原作の大ヒット小説を原作とする「invert 城塚翡翠 倒叙集」の第3話が12月11日に放送された。第3話は「嵐の別荘」での事件。嵐や台風、吹雪などで別荘や島に犯人とともに閉じ込められる話は推理小説に多く登場する。今回は車が故障したために灯りのついていた別荘に翡翠(清原果耶)と真(小芝風花)が助けを求めた。そこには一つの死体と一人の高校生・夏木蒼汰(福崎那由他)。ドラマのラスト近くまで蒼汰が犯人で翡翠の「あざとかわいい」態度に陥落して事実を打ち明けるのかと思わせたが、実際は蒼汰が殺害したのではなく、実際の犯人はクローゼットに隠れていた別荘の主人だった。

いつもなら、鐘場警部補(及川光博)、雨野刑事(田中道子)、蝦名刑事(須賀健太)たちも登場して犯人に近づいてゆくが、第3話はほぼ翡翠、真、蒼汰の3人だ。それだけに、翡翠の視線で「何を疑っているのか?」がよくわかる話となった。

さらに、翡翠が「詐欺師をだます詐欺師を知っている」と話したことで、今クールでTBSで放送されている「クロサギ」を思い出す視聴者も多かった。4日に放送された第2話では「細かいことが気になって仕方ない」と「相棒」の杉下右京(水谷豊)を思い起こさせる台詞などもあった。そんな翡翠の語録が動画でまとめられている。番組公式サイトの動画欄からか、日本ドラマ公式チャンネルで視聴することができる。

12月18日に放送される第4話は、ラスト目前となり、2話連続の前半となる。今回殺人を犯し、翡翠に疑われるのは元警視庁捜査一課の刑事で、“表情読みの雲野”と呼ばれていた大手調査会社社長・雲野泰典(杉本哲太)だ。一筋縄ではいかない雲野をあいてに翡翠がとる作戦は、真に翡翠の変装をさせて、裏で操るというものだ。翡翠の表情を読み取られないようにするための作戦だが、雲野はどうするのか?二人の心理戦が見どころとなる。

■前回:第3話ネタバレあらすじ
高校生の夏木蒼汰(福崎那由他)が、別荘の一室で血に濡れた包丁を手に息を荒げる。目の前には腹部から血を流した女性の死体がある。そこに突然玄関のインターホンが鳴る。翡翠とパートナーの千和崎真(小芝風花)だ。

その頃、東京では鐘場警部補(及川光博)と雨野刑事(田中道子)が翡翠の噂話をしていた。天気のニュースを見ていた鐘場は、出かける度に嵐に巻き込まれる翡翠が、豪雨の中で殺人事件にでも出くわしているかもしれないと冗談めかして話すが、本当に翡翠は死体のある別荘に迷い込んだのだ。

豪雨に見舞われた二人は、朝まで避難させてほしいと蒼汰に頼む。自分の犯行がバレるのではないか思いながらもつい二人を受け入れてしまう。そんな中、別荘の中を観察した翡翠は、ある違和感を抱き、あざと可愛い魅力を振りまきながら、蒼汰を試すような行動をとる。

翡翠がまず気になったのは、外にある足立ナンバーで泥をかぶった車と、びしょ濡れになったカバンだ。さらに玄関に入るとぬれた傘と泥のついたスニーカー、女性の靴もあった。部屋に入れてもらうとそこは豪華な別荘で、棚の上には家族3人が仲良く映っている写真が3枚あるのだが、蒼汰は映っていない。さらに椅子の上には女性ものと想われるハンドバックもある。蒼汰に家族のことを聞くと、両親は近所の農家に助けを求められて出かけていったと不安げな様子で答える。

うそをついていることと、翡翠のかわいさにどぎまきしてしまう蒼汰だったが、そんな蒼汰を試すように翡翠はどんどんと罠をしかける。お風呂を貸してほしいといって風呂場に入ると、蒼汰を呼んでシャンプー、リンス、ボディソープのボトルの色を質問して、蒼汰がここの住民でないことを確かめる。さらに蒼汰の学生証を手にいれ、蒼汰が本名であり高校生であることをつかむ。

蒼汰が2階の死体のある部屋に入ると翡翠がドアをたたく。なんとかその部屋の中に入り込もうとするが、蒼汰は全力で止める。翡翠と真が1階でわちゃわちゃと騒いでいる。おなかがついた蒼汰に食事を作ってあげると真がいう。冷蔵庫には人気店のロールケーキがあり、一切れ食べた模様なのだが、真は包丁がないから野菜を入れられなかったという。その言葉を聞いて蒼汰はドキッとする。包丁は死体のある部屋にあるのだ。

パスタを食べると蒼汰はそのおいしさに泣き出した。そして、翡翠は蒼汰の額に真新しい傷があるのを見つけた。学校にうまくなじめないと打ち明ける蒼汰に、翡翠は自分も同じといって共感する。そこに落雷が発生し停電になってしまった。ガレージのブレーカーを戻しに行くと、そこにサンダルがおいてあった。

翡翠は蒼汰に「人を殺したのですか?」といきなり聞く。蒼汰は慌ててベッドの用意をするといって2階にいった。その隙に再度鞄の中を確認すると、練炭、着火グッズ、ハサミ、ビニール手袋……。一酸化炭素中毒で自殺するのに適した内容だった。

蒼汰を誘惑して連れ出すと、その隙に真が遺体を発見した。翡翠は推理を始める。そして、真相を話し始める。蒼汰がこの家の住民ではないことは自明だ。そして、ここに不法侵入したという。蒼汰が罪を自白しようとすると翡翠は「話さなくていい」という。クローゼットからガムテープに縛られた中年の男が転がってきた。そして蒼汰が妻を殺したと訴える。しかし、翡翠はあっさりとそれを却下する。そして、推理を話し始める。

蒼汰は不法侵入したこの家で過ごしていた。そこに被害者が帰ってきてしまい、もめてしまう。その拍子に突き飛ばされて気を失った。そこに現れたのが練炭自殺にみせかけて妻を殺そうと思っていた夫だ。夫は妻を包丁で刺した後、蒼汰に罪をきせるため包丁を握らせていた。ガムテープに縛られていたのは、自分でやったもの。停電の後、翡翠たちがガレージに行っている際に、練炭が入っている鞄からガムテープをもってきて、自分で縛ったのだった。

嵐も収まり、警察がやってきた。翡翠は蒼汰に「生きてさえいれば人生は何度でもやり直せる」と声をかける。翡翠のようになるにはどうしたらいいかと聞かれると「あきらめずに考え続けること」と励ました。

■第4話あらすじ
大手調査会社社長・雲野泰典(杉本哲太)が、自分を裏切ろうとした部下の曽根本(鈴之助)の自宅を訪ね、拳銃自殺に見せかけて殺害する。元警視庁捜査一課の刑事で、“表情読みの雲野”と呼ばれていた雲野は、政財界の大物の弱みを握り利用している。雲野は、今や警察にとって邪魔な存在となっていた。雲野の尻尾を掴みたい警察庁は、城塚翡翠(清原果耶)を指名するのだが、翡翠にとっても今までの方法が通じない相手だ。

数日後、翡翠と鐘場警部補(及川光博)は、双眼鏡で事件現場を見たという目撃者・涼見梓(若月佑美)のもとへゆくが、当時酔っていた梓の記憶は曖昧だった。

そんな中、翡翠は、パートナーの千和崎真(小芝風花)に自分の変装をさせ、雨野(田中道子)と蝦名(須賀健太)による雲野の聞き込みに同行させる。心理戦を繰り広げる翡翠だが、予想以上に手強い雲野の切り返しに苦戦する……。

日本テレビ 10月16日スタート日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」。出演:清原果耶、小芝風花、及川光博、田中道子、須賀健太ほか。番組公式Twitterアカウントは「@hisui_ntv」。

日本テレビ「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」番組公式サイト
日テレドラマ公式チャンネル「霊媒探偵・城塚翡翠」「invert 城塚翡翠 倒叙集」

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