テレビ愛知「イ・サン」の次は、ハン・ヒョジュ主演「トンイ」を1/19より再放送!あらすじ、見どころ、キャストなど

2022年12月12日21時00分ドラマ
Ⓒ2010 MBC

テレビ愛知(月~金曜あさ9時30分~)は「イ・サン」が好評放送中だが、来年2023年1月19日(木)からは、最下層の身分から朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室となり、後の第21代王・英祖の生母となった淑嬪崔氏(スクビンチェシ)の激動の生涯を描いた「トンイ」を放送する。Youtubeにて予告動画が公開中だ。



「トンイ」はネット配信や、BS及び地上波で繰り返し放送されているイ・ビョンフン監督の大ヒット作。主人公は、朝鮮王朝第19代王・粛宗の側室。同枠で12月現在放送中の「イ・サン」主人公の第22代王・正祖の曾祖母。

主人公のトンイを演じるのは、「W-君と僕の世界-」(2016)のヒロインを務めたハン・ヒョジュ。『ビューティー・インサイド』『愛を歌う花』など映画界でも活躍し、2014年には、嵐・相葉雅紀主演の邦画『MIRACLE デビクロくんと恋の魔法』にも出演している。2021年には都市スリラー「ハピネス」で5年ぶりにドラマ復帰を果たした。

朝鮮王朝19代王・粛宗を演じるは、「宮廷女官チャン・グムの誓い」や、Netflixで好評配信中の「サバイバー:60日の大統領」に主演しているチ・ジニ。(朝鮮王朝系図はコチラ
その他、「太陽のあなた」「Dr.JIN」のイ・ソヨンが朝鮮三大悪女と称されるチャン・オクチョン役を担当し、トンイと敵対する。また、2009年「華麗なる遺産」で共演したぺ・スビンがトンイを命がけで助ける“見守りナイト”のチョンス役で登場。その他にも、イ・ビョンフン監督作品の常連俳優たちが出演。自身が出演したイ監督作品の別作品のエッセンスを随所に小出ししており、ドラマ上級者にはこれをチェックするのも一興だ。(イ監督作品出演者一覧は集まれ、イ・ビョンフン組!で紹介)

主人公のトンイは実在の人物・淑嬪崔氏がモデルだが、宮廷入りする前の資料は残っておらず、「チャングム」と同じく大半がフィクション。(劇中登場する実在人物については、【「トンイ」を2倍楽しむ】の「(4)登場人物とキャストの紹介」で詳しく紹介)
もっとも歴史ドラマの第一人者であるイ監督ならではの、正史をなぞりながら宮廷内の闘争、当時の社会情勢などを多角的に映し出し、ロマンス、家族の絆、見る人が好きな視点から楽しめる歴史娯楽大作となっている。

イ監督の宮廷史劇「ホ・ジュン 宮廷医官への道」「馬医」では医術(内医院)、「チャングム」では医術(内医院)と料理(水刺間)、「イ・サン」では絵画(図画署)、そして現在NHKBSプレミアムにて放送中の新作「オクニョ 運命の女(ひと)」では監獄(典獄署)を軸に据え、当時の文化や伝統文化、宮廷の部署についても紹介しているが、「トンイ」では、国楽とよばれる“宮廷音楽”と“掌楽院”に焦点をあててドラマを描いていく。演奏シーンでは「国立国楽院」のプロの団員も参加して臨場感たっぷりに収録されており、劇中登場する演奏シーンにも注目したい。

貧しい身分の出身で幼くして過酷な境遇に陥りながらも、明るく強い心で、さまざまな事件や困難を乗り越え、強き心で自らの手で運命を切り開いた女人の波乱の生涯を描いた「トンイ」は、これまで史劇を苦手としてきたドラマファンの方にもぜひともお勧めしたい一作だ。

当時の放送にあわせて詳しいあらすじやドラマの見どころ、舞台背景、取材レポートなどが場面写真と一緒に、【「トンイ-同伊-」を2倍楽しむ】で詳しく紹介しているので、こちらのチェックもお忘れなく!

ドラマスタートまで、【「トンイ-同伊-」を2倍楽しむ】のハン・ヒョジュ&ペ・スビンが登壇したイベントの再現レポや、ドラマ視聴に役立つ資料などで先取りチェックをどうぞ。また、同時代を描いた作品は「ドラマの年表-朝鮮王朝編」で確認できる。

テレビ愛知「ドラマ一覧」ページ
 2023年1月19日スタート 月~金09:30-10:30 再放送
 2019年11月6日-2020年2月5日 月~金09:30-10:30
Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】