「還魂 パート2」第3話 イ・ジェウクにキス、ミンヒョンはおバカのイケメン?想像の斜め上を行くコ・ユンジョンに仰天

2022年12月18日08時00分ドラマ
画像出典:tvN「환혼:빛과 그림자」HPより
Netflixシリーズ『還魂2』独占配信中!

12月17日(土)tvNにて放送した韓国ドラマ「還魂」第二弾「還魂:光と影」では、ウク(イ・ジェウク)の婚姻宣言に続いてブヨン(コ・ユンジョン)の妊娠爆弾宣言や突然のキスなど衝撃の展開続出した。日本でもNetflixを通じて独占配信開始した第3話のネタバレあらすじと見どころを紹介。
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「還魂」は、歴史上も地図上にも存在しなかった大湖国(テホコク)を舞台にしたファンタジーロマンス。魂を変える「還魂術」によって運命が歪んだ主人公たちがそれを乗り越えて成長する姿を描いた。パート2「還魂:光と影」は3年が経った後、新たに繰り広げられる術師たちの物語を描く。パート1の各話のあらすじと見どころなどは【「還魂」を2倍楽しむ】で。



■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
チン・ブヨン(ナクス)役:コ・ユンジョン
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
チン・チョヨン役:アリン(OH MY GIRL)
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
麻衣導師イ先生役:イム・チョル
キム・ドジュ役:オ・ナラ
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
ホ・ヨム役:イ・ドギョン
ソ・ユノ役:ト・サンウ
 ほか

■第3話
ウク、ブヨンと婚姻宣言
チャン・ウクが万長会でチン・ブヨンとの婚姻宣言し、ブヨンも妊娠したと爆弾宣言して2人の婚姻を強引に認めさせた。だが、ウクをよく知る者たちはウクがムドク以外の女性を新婦にするとは到底信じられずにいた。

屋敷に戻ったブヨンがナクスの剣に触れた瞬間、ナクスの記憶が一瞬よみがえりランタンの火を操った。これならを神力が取り戻せそうだと喜ぶウクだが、問題は妊娠だ。21日後にはホ・ヨムの検診を受けなければならない。ブヨンはそれまでの間に子作りする気満々だが、ウクにその気は全くない。するとブヨンがウクに口づけし、夫婦の協力が必要だという。その時ブヨンが肩の痛みにうずくまる。ブヨンを取り戻そうとチン・ホギョンが追躡糸(チュソプサ)で締め付けているのだ。

その夜、ウクは一人鎮妖院に乗り込み、ホギョンの追躡糸を壊し、「妻が眠れません。深夜に娘を呼ぶのはお控えください。御存じの通り、まだ新婚なので…」と言って立ち去る。翌朝目覚めたブヨンは肩の痛みが消えていることに驚く。

ドジュの心配
勝手に結婚したことに怒るドジュに謝るウク。自分はすでに婚姻したので、パク・ジンの元へ嫁ぐよう勧める。するとドジュは「胸元に忍ばせている鳥の卵を壊してください。死んだ恋人と分けた陰陽玉をなぜいまだに持っているのですか」と3年間言えなかったことを口にする。ドジュは死んだムドクが陰陽玉でウクを呼び戻そうとするのではないかと怖れていたのだ。ウクはムドクが陰陽玉を使ったことは一度もないと安心させ、いくら呼んでも来ないことを確認するために持っているのだと話す。

ドジュはブヨンを連れて松林のパク・ジンたちに挨拶に行く。祝福するパク・ジンに、正式に婚礼式を上げるまではあくまでも婚約者だと言う。妊娠が嘘だと知ったホ・ヨムは仏頂面。ホ・ヨムもパク・ジンもブヨンに見覚えがあるが、思い出せない。ブヨンは病気の前の記憶がないことを明かし、唯一「気を見る力」は健在だと、パク・ジンとホ・ヨムにすごい水の気が見え、ダングには水の気はさほど感じられないが清く明るく、妹のチョヨンと同じく清く爽やかだと伝える。そして隠れてみていたユノクと小間使いのスニのことまで見通す。

ウクにはなにが見えたかと訊ねるパク・ジンに、「天の気」とブヨン。ウクは死んだがその天の気のおかげで生き返ったと話すパク・ジンに、おそばでお守りますとブヨン。パク・ジンとドジュは2人でブヨンついて話をする。パク・ジンもブヨンが特別な能力を持つ神女と判断。ドジュは「ウクが婚姻に踏み切ったのが、自分にパク・ジンの元に行けと背中を押すためだ」と明かし、パク・ジンは両手を広げていつでも受け入れ態勢はデキていると微笑む。だがパク・ジンは気づいていた。ドジュがまだウクのことを心配してそばを離れられないことを。急がなくてはいいと、ドジュを優しく抱きしめる。

青い陰陽玉発見
その頃、ウクが鎮妖院に乗り込んで追躡糸を壊したと知ったブヨンは、ウクに会うためにいつもウクがいると聞いた“黒い森”へ。そこはウクが還魂人を消す度に石を積んだ還魂人の墓場。だがウクはいなかった。ブヨンが目に青い花(痕)の還魂人の墓もあるのかと考えたとき、一瞬記憶がよみがえり崩れた石の隙間に青く輝く陰陽玉を見つける。それを手にして帰路につくブヨンをソイが見ていた。

ブヨンはナクスなのか?疑うチン・ム
チン・ムは、顔はナクスと同じだが体格はか弱く細い。ブヨンがホンモノかどうか「迷魂薬」で確かめようと、ソイにブヨンを天附官に連れてくるよう命じる。ソイは不法賭博場の客主になっていた。チン・ムはソイの血虫がソ・ユルに移ったことを知らずに、薬でソイを意のままに動かしていた。ソイはその薬をチソル楼のチュウォルを通して密かにユルに渡していたが、ユルはそれに気づいていた。
※客主(きゃくしゅ) :商業関連業務を行った人々。またはその主人。

部下を使ってブヨンを天附官におびき寄せるようとしたが、計画は失敗。ブヨンから奪った陰陽玉を持つソイの後をブヨンが尾行。ケマ谷のアジトまでついて来たブヨンを閉じ込めて麻酔薬で眠らせようとしたが、そこにソイに会いにやってきて部屋を開ける。危険を察したブヨンは水桶に潜って麻酔を避けていた。水中から突然飛び出したブヨンに驚きながらも助けるユル。

危険地帯のケマ谷を一人で返すわけにいかず、送ってやるユル。ウクとは旧友だというユルの気を見ようとして途中でやめる。動揺すると方向音痴になるユルは、同じ道をぐるぐる回わり、結局ブヨン主導で帰路につく。謝るユルに「多少頭は悪くでもイケメンだからいい」とブヨン。エリートのユルは自分の優秀さをアピール。するとブヨンは、絶世の美女だが少々抜けている自分と同類かと親近感がわいたのに、と残念がる。そして、目に青い花のある還魂人について尋ねる。ユルはナクスだと教え、ナクスは死に、ウクも彼女に刺されて死んだと話し、ブヨンが何も知らないことに驚く。

ブヨン拉致に失敗したソイは、チン・ムにブヨンが気を見ることができると報告。ブヨンの父チン・ウタク(チュ・ソクテ)はナクスに殺されたので、かつて少女ブヨンを湖に突き落とした真相は闇に葬られた。ナクスのおかげでチン・ムやソイも生き残れた。だが、あまりにもブヨンの顔がナクスに似ているため警戒せずにはいられない。

チン・ム×王妃×ユノが手を組む
ブヨンとの婚姻に失敗した野心家のソ・ユノ(ト・サンウ)は、従姉の王妃に近づく。王妃は醜い体に還魂されたことを今も恨み美しい体に還魂することを切望していた。そこにチン・ムがやって来る。実は、王妃とチン・ムは、鎮妖院の妖器で氷の石を降らせようとしていたのだ。だが、ブヨンがウクと婚姻したために妖器を手に入れることが難しくなった。チン・ムはウクとブヨンを引き離すために、死んだナクスを使ってウクに揺さぶりをかけようと考える。そしてブヨンは元通りにユノと婚姻させ計画を立てる。



世子とブヨンと亀…
世子は万長会からウクは神女をやすやすと連れ出したことで、改めてウクの力の凄さに驚く。だが、それほどの力のあるのに神力が必要なのが不思議だった。ブヨンが絶世の美女だからというオ内官の理由にも、彼が美貌でなびくとは考えられない。すれ違った女官の顔に酷い傷を認めた世子は、王に避けられている王妃の八つ当たりと勘付く。さらに王妃が王の側室たちに肌を乾燥させる邪術がかけられた白粉を送ったことを知り、オ内官を連れて市場調査にでる。

市場で怪しい男たちを見かけたブヨンは世子とぶつかる。世子が内官だと思い込むブヨンは、化粧の材料になる亀が気の毒だと、世子に金を出してくれと言う。納得しない世子に「亀を助ける温かい目をしていて、高貴な気を持っている」と見抜く。世子は王族だと知らせようと“コ氏”で王宮で暮らしていると言うが、ブヨンは気づかずに亀を世子に託して立ち去る。

その頃、麻衣導師イ先生は枯れた井戸の底にドス赤く光るものを見つけて取り出す。すると井戸から水が沸いてきて民たちに感謝される。

ウクの本心を知るパク・ジン
パク・ジンは、ウクがドジュを自分に嫁がせた後、ブヨンに氷の石を取り除かせて死ぬ気でいることに気づいていた。ウクを呼び出し、ブヨンに今すぐにそれほどの神力がないことにほっとする。パク・ジン手作りの麺をまずいと文句をいうウクに、「ムドクがよく作っていた麺らしい」と初めてムドクの名前をだす。黒い森の石積みがムドクの生還を願っての行動と知るパク・ジンは、サンホが石化して敬天大胡に飛び込むムドクを確認したと教え、その場所に行ってムドクの死を確かめ、泣いて来い。それでも死にたければまた来い、と話す。ウクは、まずいと箸を置いた麺を食べ始める。

引き合う赤と青の陰陽玉
屋敷では青い陰陽玉を持つブヨンがウクの帰りを首を長くして待っていた。だがウクは精進閣で赤い陰陽玉を握ってムドクを思い出していた。

翌朝、ユノクが精進閣にウクがいると知らせに来る。小間使いスニが「ウクが家に帰りたくないのでは?」と嫌味をチクリ。これにカチンときたブヨンも「そこが気が楽ならどうぞと伝えて」と言い返す。ブヨンの気持ちを察したドジュは、ユノクに今後、ウクに関すこととは婚約者のブヨンがするとけじめをつける。

会いたい気持ちを抑えられなくなったブヨンは、記憶が戻ったことにしてウクを喜ばそうと、精進閣に戻るユノクに同行しようとする。ブヨンが手に持つ青い陰陽玉に気が付いたユノクが、それがウクの胸に剣を刺したナクスのものだと教え、気になるならその玉に気を込めてみれば、なぜ誰もブヨンをウクの新婦と認めない理由がわかると教える。

ブヨンは黒い森に入り陰陽玉に気を込める。陰陽玉に導かれ黒い森に向かうウク。自分を見てガッカリするウクに、「また一つ記憶が戻った。私たちは前から好き合っていた…」と話す。

■見どころ
第3話は、妊娠の爆弾宣言と、ユルを「おバカなイケメン」呼ばわり、そして世子との亀トーク。想像の斜め上をいくブヨンに驚かされっぱなしだった。そんなブヨンをコ・ユンジョンがキュートに演じている。

パート1から注目を集めていたパク・ジン×ドジュカップルは順調そうだ。ドジュを抱き寄せるシーンもあるのでお楽しみに。相変わらずドジュはウクの味方!パート1で嫁候補としてあれほど気に入っていたユノクに対しても、ウクがブヨンを選んだ時点で切り替えができた様子。ブヨンの肩を持つドジュは心強い。

一方、王妃、チン・ム、ユノの新たなラインが出来上がったのもこの回。

鎮妖院に乗り込んだ時の「ご存じの通り、新婚ですから」はなかなかの名セリフだ。今回は精進閣でウクが思い出したムドク(チョン・ソミン)の声も聴けた。そこでパート1で名セリフを振り返ろう。

「待っていろ、私がそこに行く」10話ウクが精進閣に戻るとき、橋の上から“松林の下人応募”の紙を投げたときのムドクの台詞。
「お前が私のできる次の約束とはなんだ」16話で将来の約束を欲しがったムドクの台詞
「お前の手が生涯俺の指輪だ」20話お揃いの陰陽玉を結婚指輪に作りなおしに出かけたときにやきもちを焼いたムドクに言ったウクの台詞。
「死にそうになったら恋情を捨てて生きよ。それが師匠の頼みだ」15話ラストのムドクのことばだ。

「還魂2」第3話の視聴率は全国7.2%、首都圏8.2%(ニールセンコリア)。第4話は12月18日(日)tvNにて放送、Netflixでも独占配信する予定。

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