「カーテンコール」カン・ハヌルがクォン・サンウの性格判断?偽芝居を引き受けた理由に涙…第15話視聴率5.3%、ネタバレ

2022年12月27日15時00分 
(2022年12月28日03時16分 更新)
ドラマ
画像出典:KBS「커튼콜: 나무는 서서 죽는다」HPより

最終回前話は、本来リ・ムンソン(ノ・サンヒョン)が味わうはずだった祖母グムソンとの思い出をジェホン(カン・ハヌル)が伝えた。韓国KBS2で12月26日(月)に放送、プライムビデオでも独占配信開始した「カーテンコール」第15のネタバレあらすじと見どことを紹介しよう。

「カーテンコール」は、3か月の余命宣告された北朝鮮出身の老婦人チャン・グムスンの願いを叶えるために、前代未聞の特命を受けたユ・ジェホンが孫リ・ムンソンに成りすます地上最大の詐欺劇とそれにかかわる人々の物語。
【「カーテンコール」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャストなどまとめて紹介している。
【Prime Video(韓国ドラマ・独占配信)】



■キャストメインキャスト紹介
ユ・ジェホン(偽“ムンソン”)役:カン・ハヌル
チャ・グムスン役:コ・ドゥシム
パク・セヨン役:ハ・ジウォン
パク・セジュン役:チ・スンヒョン
パク・セギュ役:チェ・デフン
チョン・サンチョル役:ソン・ドンイル
ペ・ドンジェ役:クォン・サンウ
ジウォン役:ファンウ・スルへ
リ・ムンソン役:ノ・サンヒョン
ソ・ユニ(偽“ジンスク”)役:チョン・ジソ
ほか

■第15話あらすじ
セヨン(ハ・ジウォン)はホテルの執務室でジェホン(カンハヌル)との楽しい会話を思い出していた。そこにジェホンが現れ、グムスン(コ・ドゥシム)に見てほしい舞台がある。面白いので、セヨンも一緒にぜひ見に来てほしいと誘う。

ペ・ドンジェ(クォン・サンウ)がジェホンを呼びつける。芝居が終わったら去れというドンジェに、まだ終わっていない、とジェホン。悪態をつくドンジェに、彼自身が気づかない深層心理を「性格判断」と称して話す。ドンジェが“セヨンとの結婚”に固執するは、順風満帆だった人生でただ1つの汚点=破談を消したいから。それがかなったのに心が晴れないのは、ドジェがセヨンを愛しているから。ドンジェが欲しいのは“セヨンとの結婚”でなくて“セヨンの心”だから。ジェホンは「まだ遅くない。生涯苦しむ前に、初めからやり直せ」と忠告して、立ち去る。

意識を取り戻したグムスンは。ムンソンに会いたがっていた。どちらに会わせるべきか頭を悩ませる一同だが、セヨンはジェホンに、最後にもう一度だけムンソンを演じてほしいと頼む。しかし、グムスンンに会ったジェホンは、自分が本当の孫ではないことを打ち明けて泣きながら謝る。グムスンは「気づいていた。幸せだったから騙されたふりをしていた。だから責めないと…」と、ジェホンも「幸せだった」と伝え、グムスンに問われるままに「名前はユ・ジェホンで役者」と答える。そして「“カーテンコール”が残っている。ハルモニ(おばあさん)もカーテンコールをしなくては。どうしてもハルモニにお見せしたいものがある。だから、必ず見に来てね」と伝えたところで、またグムスンの容態が急変する。

一命をとりとめたが、その時は間違いなく近づいていた。屋敷には、グムスンの急変を誰からも教えてもらえなかったリ・ムンソンがいた。帰ってきセヨンに「次は教えろ」と忠告する。

ジェホンはユニにも「グムスンが気づいていたこと、幸せだったから責めない」と言っていたと伝える。役目は終わったが、ジェホンにはまだやるべきことがあった。その夜、サンチョルは自分の計画のせいで厄介な状態になったことを反省し、「(偽芝居は)すべて自分に責任がある。付き合ってくれことを感謝する」とジェホンに謝る。ジェホンはグムスンが気づいていたと教え、サンチョルがどんな思いでこの計画を立てたのか理解していたから、グムスンは騙されたふりをしていたのだと話す。計画の前にサンチョルは「最後までバレなければそれは嘘でない」と言ったが、「時には気づかれてもウソにならないこともある。だから、恥じないでください」と、サンチョルを励ます。そしてジェホンは、自分が過ごした“孫”としての記憶を本当の孫に伝えるためにリ・ムンソンに会う。

その頃リ・ムンソンはドンジェに呼び出されていた。金を渡して本心が聞きたいというドンジェに、「ホテルを潰す側につく」とあくまでも祖母グムスンに復讐する気だと伝える。

ジェホンと会ったリ・ムンソンはまた、金で何かを聞き出したいのかとそっけない。ジェホンは自分とユニが奪った「本当の孫のモノだった祖母と孫の時間」を伝える。

①初日にごちそうしてくれたクッパを食べる。
リ・ムンソンの祖父に「必ず捜しに行くから。待っていてくれ」と言われたグムスンはこのクッパ売りから宿を始めた。
②グムスンの部屋で写真を見る。
リ・ムンソンは離散家族再会の日に握ったグムスンの手の感触を今も覚えていた。ジェホンもまた置き去りにされたときの母の手を覚えていた。リ・ムンソンが手にした写真は初めての宿泊客。グムスンの悲しい事情をよく知ったうえでグムスンを愛して支え、夫となったセヨンたちの祖父だ。
③車でグムスンの思い出の海へ。
この海を見ながらグムスンは息子と孫が来るのを待ちわびた。そのことはリ・ムンソンもカフェでグムスンと同席した日に知った。
④ビアホールに繰り出す。
偽ムンソンを演じた理由を聞かれたジェホンは「ハルモニを幸せにしたかった」と答えた上で、誰にも言わなかった本当の理由を話した。ジェホンは天涯孤独の身。覚えているのは置き去りにされた遊園地のことだけ。別れた家族との再会を味わいたかったのだ。酔いつぶれ「ハルモニを嫌うなよ」というジェホンをリ・ムンソンが文句を言いながらも負ぶって帰る。
⑤なぜ偽芝居を計画したのか?
ジェホンが酔いつぶれた翌早朝。屋敷に忍び込んだリ・ムンソンにユニが、偽芝居の計画をサンチョルが自分の全財産を使い果たして計画したと話す。それは本当の孫を見つけられなかったからではなく、見つけた孫が“悪党”だったから。と答えるユニ。「家族が離ればなれになったのは、リ・ムンソンの祖父が他人の子を助けたから。そんな優しい人の孫だから、サンチョルはいい人を想像して、グムスンの最期の願いをかなえようとしたのだった。責めるユニの言葉にリ・ムンソンは、北での悲惨な生活を話し、家族を助けるために仕事を選べなかった。「余命3か月の92歳の年寄りと30歳にもなれずに死ぬ女とどっちが大事だと思う?」と言い返す。
⑥グムスンと旅した場所
ジェホンとグムスンが最後に旅した場所にリ・ムンソンを連れだしたジェホンは、その日のグムスンの言葉を伝える。「孫と息子が来てくれるのを待ち続けたが、孫たちも自分が来てくれるのを長年待っていたことに考えが及ばなかった」と、ジェホンを通して本当の孫リ・ムンソンに謝罪と感謝を伝えた。こうしてジェホンは、偽の孫としての最後の仕事を終えた。

■見どころ、視聴率、カメオ
ジェホンによる「ドンジェの性格判断」は、ドンジェに大きな打撃を与えた。そんな彼がセヨンとの結婚式の招待状を見て何を思ったのか?そういえば、ドンジェはしつこく結婚を迫りながらも一度も「愛している」とセヨンに伝えていない。

ジェホンはユニのアメリカ行きを確かめるシーンがある。「偽芝居のために時計の針を止めていたけれど、もう動かすことにしたからアメリカに行く」というユニに、「その時計をぶっ壊してやりたい」というジェホン。一瞬ドキリとしたユニは結局適当にあしらってしまったが、最終回で2人の関係がどうなるのかも気になる。

この回は、ジェホンプロデュースによる偽者から本物への「祖母と孫との思い出」渡しを中心に描かれた。タメ語(砕けた口調)で話したり、ジェホンをリ・ムンソンが負ぶったりと2人の間の距離は縮まったが、ユニとはなかなか距離が縮まらない。ユニの役が妻役と聞いて、スプーンを投げ出し「俺の妻は見たいに不細工でない」と苦情を言うリ・ムンソン。吹き出すジェホン、言い返すユニが愉快だ。また、ジェホンが酔いつぶれた翌早朝。屋敷に忍び込んだリ・ムンソンを待っていたかのようなユニ。ここでも2人のバトルがある。

そんなユニだが、長男の嫁ジウォンとは仲直りし、嫁同士改め親友としての新たな関係を築くようだ。

最終回前話となる第15話の視聴率は、全国5.3%、首都圏5.1%(ニールセンコリアより)。いよいよ次回は最終回。ジェホンたちはどんなカーテンコールを見せるのか?

韓国KBS2にて毎週月・火曜日の午後9時50分に放送の「カーテンコール」はAmazonプライムビデオで同日より配信している。最終回となる第16話は12月27日(火)放送・配信予定となっている。

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