視聴率11%台に!「ペイバック~金と権力~(法銭)」第7話 イ・ソンギュン、弁護団解任宣言!新弁護士は?

2023年01月28日10時00分ドラマ
画像出典:SBS『법쩐(法銭)』HPより Prime Videoにて独占配信中

ミョン会長(キム・ホンパ)が闇金を辞めて正業に就くが、ウン・ヨン(イ・ソンギュン)はこれを使って反撃開始!1月27日(金)韓国で放送した「法銭」(SBS金・土夜10時)第7話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。本作はPrime Videoにて邦題「ペイバック~金と権力~」として独占配信開始している。
第7話の視聴率は全国11.1%、首都圏11.6(ニールセンコリア)とこれまでの最高の数字を記録した。

Prime Video(韓国ドラマ・独占配信)



韓国ドラマ「ペイバック~金と権力~」は、“法”と結託した“お金”のカルテルに立ち向かって戦うウン・ヨンとジュンギョンの痛快な復讐活劇。【「ペイバック(法銭)」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころ、各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、キャスト紹介、制作発表会レポートなどまとめて紹介している。

■キャスト
ウン・ヨン役:イ・ソンギュン
パク・ジュンギョン(Prime Videoではユンギョン)役:ムン・チェウォン
チャン・テチュン役:カン・ユソク
ファン・ギソク役:パク・フン
ミョン・インジュ役:キム・ホンパ

■第7話あらすじ
ウン・ヨンの巨万の富の始まりは1998年、ミョン会長の下にいたときだった。会長は金の力で企業のマル秘情報を得ていた。だがその情報を巧みに利用して馴染みの高利貸したちを偽情報で躍らせ相場操作で儲けていた。偽情報を鵜呑みにしたキム・テソク(イ・ゴンミョン)は大損失を被ったが、ヨンは会長の企みを見抜き、株価暴落の寸前に株を手放していた。それ以降、会長の元帳を全部調べて先手を打って大儲けしていたのだった。

独房で過去を思い返すヨンは、ミョン会長を潰す計画を考える。そんな折、ヨンは検察庁の副部長ハム・ジン検事(チェ・ジョンイン)に召喚される。彼女はジュンギョン(ムン・チェウォン)とヨンがファン・ギテ部長検事(パク・フン)にハメられたと知っていた。彼女もまた、かつてファンに裏切られ、その時助けてくれたジュンギョンに恩義を感じ、ヨンの力になると申し出てくれた。だが、それを見越したファンがハム検事を仁川地方検察庁犯罪捜査2課部長検事に昇進させてヨンから引き離し、ヨンの担当を中央検察庁のイ・ヨンジン検事(パク・ジョンピョ)に替えてしまった。

ミョン会長は投資家から資金を募って運用を行う「パウファンド」を開設し、盛大な記念式典も開く。ファンの上司や部下にも金を配って婿の顔を立ててやる。妻セヒのためにも政界入りを狙うファンにとって、ミョン会長が正業に鞍替えしたことに一応安堵する。

一方、打倒ミョン計画のためには拘置所内に協力者が必要だと考えたヨンは、囚人から金を搾り取ろうとするクォン刑務官を金の力と彼の子供の留学問題を利用して絶対服従させることに成功する。

ヨンは拘置所の中でパウファンドを徹底的に調べ、低リスクの国債投資で「配当利回り24%保証」はあり得ないと考え、その実態がネズミ講だと推察する。そのために出資者をどんどん増やす必要があり、信頼性のある南山銀行の名が必要だったのだろう。現在のところは「上半期収益30%」へ急成長を遂げている。だがミョンが安全な投資だけで満足する奴でないと知るヨンは、集めた資金で相場操縦をするに違いないと考える。そこでミョン会長が次に狙う会社に見当をつける。

クォン刑務官に今の株を売ってミョンが狙うだろう会社の株に買い替えるよう勧め、面会に来たハンナにもそれらの株の空売りを指示する。その時ハンナ(キム・ヘファ)からテチュン(カン・ユソク)が金を借りに来たと聞き、気になる。

そのテチュンは、キム・ソンテの不法賭博場に入り浸っていた。実はジュンギョンの怪我に責任を感じた彼は、彼女を刺したイ・ジンホを捕まえようと密かに動き、ジンホが麻薬漬けになっているという事実を突き止めた。ナム係長からキム・ソンテが賭博場以外にもユ・チャンヘという密輸人を使って麻薬を扱っていると聞き、ユ・チャンヘを追えばイ・ジンホにたどり着くと考えたのだ。ついにユ・チャンヘが動きテチュンは尾行するが、正体を知られてしまう。ユの部下たちに袋叩きにされ拉致されるそうになるが、不法賭博場を張っていたオ刑事のお陰で窮地を脱する。

やっとジュンギョンの意識が戻り、拘置所のヨンにも報告される。仁川地方検察庁に召喚されたヨンを待っていたのは、ハム・ジン部長検事、テチュン、ジュンギョン、ハンナだった。ヨンは元気になったジュンギョンを抱きしめ、ここに集まっている5人がミョン会長に対抗する最後まで信じられる同志だと説明する。

ヨンはミョン会長が狙っているのがオメガ化学、サムジンテック、クレイF&Cの3社と特定。3社は今、汝矣島で盛んに持ち上げられていることからも、ミョン会長が株価を上げるために動いたに違いないと確信する。世間のアナリストたちは3社の株はまだ上がると予想していたが、ヨンはRSI(相対力指数)とDMI(指標)を分析した結果、ミョンが3日後に株の売却をすると見越し、ミョンが動く直前に計画決行することに。

3日後はヨンの裁判の日でもあった。冒頭陳述をしようとするキム弁護士を制して、ヨンが弁護団の解任宣言をする。そして新弁護人として法廷入りしたのは弁護士ジュンギョンだった。ジュンギョンは冒頭陳述で「ウン・ヨンの無罪」を主張する。

ペイバック画像出典:SBS『법쩐(法銭)』HPより Prime Videoにて独占配信中

その頃、クォン刑務官はヨンから預かった資料をファンに渡す。それはミョン会長が3社の相場操縦をした証拠資料だった。さらにこのオメガ化学、サムジンテック、クレイF&Cには、ハム部長検事の指揮で仁川検察庁が家宅捜索に入っていた。これにより既に3社の株価は下がり始めていた。欲の皮の張ったミョンはパウファンドの出資金まで3社の株購入資金に投入していた。すぐに株を手放さなければミョンは大損失を被る。だが今動けば、相場操縦の不正利益が証拠となってミョンは逮捕される。この時、ファンの堪忍袋の緒が切れた。ミョンのパソコンを壊して株売却を阻止し、怒ってファンにビンタを喰らわす義父ミョン会長を見限った。

ヨンを呼び出したファンは、なぜミョン会長を逮捕せずに自分に知らせたのかと訊ねる。「法を信じていないから」と答えたファンは、「ミョンの資産を全部奪い、お前の妻に全てやる。そうすればミョンはお前に平伏する」と取引を持ち掛ける。



■見どころ
第7話ではヨンと同志たち5人の「打倒ミョン会長作戦」が準備段階からテンポよく描かれた。その中で、クォン刑務官を服従させるために、カナダ支社に手をまわして彼の子供が留学しようとしているカナダの学校と住宅の所有者を買収し、入学取り消しや立ち退きをちらつかせたヨン。卑劣なやり方だが、結果的には実害どころかクォンを儲けさせたのだから良しとしよう。それにしてもヨンの総資産は一体どれくらいだろうか?

ミョン会長の「パウファウンド」のネズミ講の仕組みをイラストで解説してくれるのがありがたい。一方で今回も物語の時系列が行ったり来たりするので、注意が必要だ。

そして新たな味方として活躍するハム・ジン検事。第6話でジュンギョンがヨンの冤罪を調べて欲しいと頼み込んだ子連れ出勤した検事だ。あの時、急にハム検事が不機嫌になったのは7年前に理由があった。当時、ファン・ギテ検事に裏切られた彼女はストレスで1人目の子を流産仕掛けた。その後5カ月間、ハム検事に代わって夜勤までしてくれたのが当時検事だったジュンギョンだった。後輩ジュンギョンには恩義を感じていたが、子供のことになるとナーバスになったのだろう。

ジュンギョンの意識が戻ったと聞いたヨンが、拘置所の薄味のスープを飲んで、ジュンギョンの母ユン社長(キム・ミスク)の濃い味のスープを思い出す。ヨンの中のユン社長の存在の大きさがわかる悲しくも素敵なシーンだ。終盤ではジュンギョンが弁護士として法曹界に戻ってきたが、その時のスーツの色が検事の襟の色と同じ臙脂(えんじ)色というところにジュンギョンの決意のようなものを感じさせる。

そして取引を持ち掛けたヨンは、次回ファンにどんな要求をするのか?

「ペイバック~金と権力~」は、Prime videoにて2023年1月6日(金)午後11時30分より、毎週金土に各1話ずつ独占配信中だ。第8話は28日、予告動画はSBS番組サイトで公開中だ。

SBS「법쩐(法銭)」HP
Youtube予告動画(オリジナル版)
第5話予告動画

kandoratop【作品詳細】【「ペイバック(法銭)」を2倍楽しむ】