「罠の戦争」杉野遥亮の兄の敵は草薙剛だった!?“善処します”の真相が明らかに…第4話ネタバレと第5話予告

2023年02月07日11時38分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

2月6日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第4話が放送され“善処します”の真相が明らかにされた。第5話で民政党公認“わしづ亨”が参議院議員立候補!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。

2月6日に放送された第4話で、出馬を決意した亨は、後援会長からの支援も得ることができ、党の公認を得て犬飼の地盤を引き継ぐことになった。最後まで醜態をさらした俊介は鶴巻の鶴の一声で一蹴され、どうやら今話で犬飼親子は退場となった様子。次なる敵は、犬飼が恩を売りたがるような、力の強い国会議員というから、復讐への難易度がぐっとあがってくる。

そんな中、予想もしなかった真実が明かされた。過労死した眞人の兄が陳情した相手は、犬飼本人ではなく、亨だったのだ。亨は兄の訴えをうわの空で聞いてしまい「善処します」と言ったにもかかわらず、犬飼には伝えていなかったことが書面に残されていたのだ。

これまで亨を信じて協力してきた蛍原は、犬飼への復讐心から入所した眞人の、本当の敵が亨だったことをこと知って狼狽えた。Twitterには「爆弾来たー」「後味が悪い展開になるのは嫌だな」「そんなー!」「ワナワナ」と驚きの声があがり「なのはな運送の件、まだ何かありそう」「担当してたの鷲津ではないと思う、あんなに記憶力のいい鷲津が眞人の待受けみてわからないわけないがい」など、“陳情の件”については何か裏があるはずという考察があがっている。

次週2月13日に放送される第5話では、いよいよ選挙活動が本格的に始まる。ところが、対立候補として出馬してきたのは、現総理・竜崎(高橋克典)と親しい間柄の人気フリージャーナリスト・有馬保奈美。党は同じでも、最大派閥である鶴巻派の頭数を減らしたい竜崎の思惑があってのことだ。そのせいもあり、亨は有馬からの嫌がらせだけでなく、竜崎にも足を引っ張られることに…。予告動画にちらりと有馬保奈美が映し出されているが、まだ配役は発表されていない。

次々現れる、予想もしなかった大きな障害に、選挙チーム内の分裂…。「隠ぺいを命じたのが総理だったら…」と悩む亨。誰が敵で、どんな罠がまちうけているのか、次回も一時も目が離せない。

■前回:第4話 ネタバレあらすじ
鷹野(小澤征悦)に、「お前も権力を持て」と犬飼の地盤を引き継いで、千葉15区での出馬を促された亨(草彅剛)。鶴巻(岸部一徳)からも党の公認と計1000万円の選挙資金を約束されるが、残りの2000万円は自力で集めるしかない。鶴巻と鷹野から、地元の有力者で後援会長の鰐淵(六平直政)を味方につけるように言われた亨は、鰐淵に近づくことに。

しかし犬飼(本田博太郎)に昔からの恩がある鰐淵は、犬飼の息子の俊介(玉城裕規)に地盤を継がせようとしており、さらに俊介から亨の悪評を吹き込まれていた。亨が鰐淵の元を訪れても、裏切者扱いされただけで追い払われてしまう。

可南子(井川遥)は出馬に反対していたが、鰐淵が泰生(白鳥晴都)の事件に関係しているかもしれないと聴かされ、立候補を理由に鰐淵に近づきたいという亨の意志を尊重して協力することに。そして、鰐淵の妻・美恵子(滝沢涼子)に会いに行った可南子は、鰐淵の母が認知症を患っており、その介護の負担が美恵子を苦しめていることを知る。可南子は鰐淵の母をケアホームに宿泊させる手続きをし、美恵子を自宅へ連れ帰った。

犬飼陣営の私設秘書・蛍原梨恵(小野花梨)と、新人秘書の蛯原眞人(杉野遥亮)は、仕事を失ってしまうため、鷲津の選挙に協力することになった。2人が鰐淵を調べていると、順調そうに見えていた鰐淵の事業が資金繰り困っていることをつきとめる。

藤谷(宮澤エマ)からの情報で、亨への中傷記事が新聞に載せられることを知る。すべて亨が鰐淵に嫌われてしまったためだった。鰐淵の仕打ちに痺れを切らした美恵子は鰐淵に離婚を突きつけた。一方で、亨は鷹野から、犯人の特定はされたものの証拠はすでに消去されており、犬飼にもみ消しを頼んだのは永田町の人間(国会議員)だと伝えられる。

亡き兄の会社「なのはな運送」を通りかかった眞人は、蛍原に兄が犬飼に陳情に行ったにもかかわらず返事をもらえず過労死したことを明かす。再度、鰐淵の元を訪ねた亨。鰐淵に事業がうまくいっていないことを突きつけるが、拒絶されていまう。そんな中、鰐淵の母が行方不明となり、亨は美恵子から行きそうな場所を知らされて川沿いを探す。入水しようとしている母を見つけた亨は自ら川に入って彼女を救い、鰐淵は母を救ってくれた亨に感謝。やっと亨の話を聞く気になった。

亨は息子の転落は事故ではなく、犬飼にもみ消すよう頼まれたと明かし、その人物が永田町にいることまで突き止めたため、出馬を決めたのだと鰐淵に明かす。「大きな権力に抗えるだけの力が欲しい」という亨の人となりを認めた鰐淵は、資金を提供することはではないが、人を集めることはできると亨に協力を約束する。亨の話を聴いた可南子は亨の出馬を引き続き支援することを心に決めた。

亨と可南子が鶴巻派のパーティーに顔を出すと、俊介が現れ自分に地盤を継がせろと大騒ぎする。鶴巻は俊介に「醜態をさらすな」と一喝し、「つまみだせ」と指示。そこに可南子が「嫌なんです。踏みつけられるのも、誰かが目の前で踏みつけられるのも」と割って入り、警護に押さえつけられた俊介に「これ以上自分を貶めないで」と伝える。

そんな中、犬飼事務所で眞人の兄の陳情について調べていた蛍原は、書類から陳情を受け付けた担当者が亨であり、犬飼に陳情の内容を伝えていなかったことを知る。実はその時、亨は携帯で緊急連絡を受けて、眞人の兄の話をしっかり聞き入れずに「善処します」とだけ伝えて席を立っていたのだ。蛍原は、信じていた亨が眞人の本当の敵だと知ってショックをうける。

■次回:第5話 あらすじ
泰生を突き落とした犯人を見つけるために、選挙戦への出馬を決めた亨のもとに、フリージャーナリストの有馬保奈美が対抗馬に立つとの情報が入る。有馬は、前内閣を解散に追い込んだ記者で、現在の竜崎(高橋克典)内閣誕生の立役者であり、竜崎とも親しい間柄。有馬は無所属で出馬するが、鶴巻は自分の派閥の頭数を減らそうとする竜崎の差し金だと眉をひそめる。

そんな中、本格的に選挙戦が始まり、可南子も応援に駆けつけ、犬飼事務所のメンバーたちも準備に大忙し。しかし、さっそく有馬陣営からのいやがらせや、竜崎の応援演説日程も次々変えられ、鷲津陣営は苦しいスタートを切ることになり…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

【2023冬ドラマ(1月期新ドラマ:地上波)】【関連記事・各話のあらすじ】