NHK「上陽賦~運命の王妃~」第26話:秘密の同盟、王夙と宋懐恩に新たな任務!ネタバレあらすじ|全43話版

2023年02月26日12時00分ドラマ
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王ケンとの密会の後、子澹とも密かに会う賀蘭箴!一方、王夙と宋懐恩が治水対策の任を受けることに!NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で2月26日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全42話)第26話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。

「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。放送後、調整します。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。



■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第26話:
王倩(おうせん)のために忽蘭(くらん)の王子、賀蘭箴(がらんしん)と会った王ケンは、同行した蘇錦児(そきんじ)に、今度は龐癸(ほうき)も一緒に賀蘭箴に会いに行くと話す。その言葉に怯える錦児。

執務中の皇帝、馬子隆(ばしりゅう)を訪ねた皇太后は、江南の水害に頭を悩める子隆に、王ケンの兄、王夙(おうしゅく)と蕭キの部下、宋懐恩(そうかいおん)を派遣するよう提案する。その間に、いずれ悩みの種になるだろう蕭キの命を奪えとけしかける。

豫章王府の屋敷に移った王倩と薛(せつ)夫人は、食事の席で蕭キと王ケンの仲睦まじいのをみて焦り、何とか2日のうちに蕭キと二人きりになれる機会を作ろうと考えを巡らす。

兵の削減のことを聞いて憤慨した胡光烈と胡瑶兄妹が蕭キの元にやってくる。蕭キは彼らと懐恩に皇太后から江南の治水に関して王夙と懐恩を指名してきたと明かす。単なる道楽息子と思われている王夙だが、彼の治水対策は試す価値があり、皇太后の狙いが何であれ、水害は国難なので力を尽くすべきと話す。懐恩には疫病以外にも、計り知れぬ人の悪意にも気をつけなければならないと念を押す。そして出発の前に玉秀との婚礼を行うつもりだと伝える。蕭キは玉秀にもこのことを伝える。

他日、宮殿から豫章王府に玉秀への詔書を持った使いがやって来る。主人の命を救った功績で、蕭キの義妹として“蕭玉岫(しゅうぎょくしゅう)”の名を与えた上で、懐恩との婚姻と10日後の挙式を許可するというもの。屋敷は祝いの雰囲気に包まれるが、倩は忽蘭に送るために使いが来たと勘違いして怯えていた。

王夙と懐恩が江南に行くと知った徐女官は、水害の後には疫病が蔓延するので決して行かせてないけないと王ケンに訴える。王ケンは長く保管していた王夙の『治水策』の計画書を見せる。それはかつて王藺に「子供のお遊びだ」と破り捨てられたものだった。王ケンはいつか「兄の才能が生かせる機会が訪れるはず」と信じて修復し保管していたのだった。

その頃、賀蘭箴は、密かに都に戻っている安平(あんぺい)王こと馬子澹(ばしたん)に会っていた。手を組もうと持ちかけるが、「阿嫵(あぶ、王ケン)に危害を加えた者とは同盟を結べない」と断割られる。その理由が王ケンだったと知った賀蘭箴は、「今この瞬間、安平王が天下を掌握していれば、心にいる人を簡単に取り戻せるのではないか?」と持ち掛け、子澹は蕭キの命と「天下」を取ることを条件に同盟を受け入れる。

子澹が帰った後、忽耶奇(こつやき)は、すでに謝氏の皇后と手を結んでいるのに、いまさら落ちぶれた子澹をなぜ同盟を結ぶ必要があるのかと訊ねる。賀蘭箴は、子澹が皇帝の血筋と指摘し「我々は皇后と子澹の両方と手を組むが、どちらとも結託しない」と不敵な笑みで答える。そして王ケンに、明後日巳の刻に南の鹿苑で会いたいと伝えるよう指示する。

一方、皇后の謝宛如は刺客に襲われる夢を見て飛び起きる。胎児が弱いといわれた不安から悪夢を見るようになっていたのだ。宛如を診察した太医は流産の恐れもあるので、今後は安静にして心労を避けるよう進言する。宛如は道士にも夢を占ってもらうが、道士も良い話をしない。宛如は全てが蕭キのせいだと考える。

皇帝、馬子隆は朝廷で、王夙を江夏王に封じて水路の総監督と監察御史を兼任させ、懐恩を粛毅伯(しゅくきはく)に封じる。そして2人に江南行きを命じて、水害対策費として500万両を支出すると宣言する。大臣たちは治水対策に懐疑的で、結局うやむやに終わるだろうと不満を囁く。

忽耶奇に怯える蘇錦児は体調を崩して床に就いていた。1人で考え事をしているところにやってきた劉執事は、明後日に王ケンと忽蘭の使臣が南の鹿苑で会うことになっていることを打ち明ける。

■見どころ
この回では賀蘭箴が野望のために本格的に動き出す。皇后に続いて子澹とも手を組んだ賀蘭箴は、王ケンに危害を加えず、どんな作戦で蕭キに屈辱を味わわせるのか?また、ついに子澹が天下取りの野望を口にするのもこの時。

その野望の巻き添えになるのが蘇錦児。忽耶奇に触れられた体を風呂で清めようと暴れる彼女に「今ならまだ間に合う!」と、王ケンに全てを打ち明けるよう教えてやりたいが、この後、彼女はどんどん危険な道へと進んでいくことになる。他方、最高の幸せをかみしめながらも王ケンとの別れに「マリッジブルー」な玉秀。彼女の涙が王ケンと離れる寂しさだけで終わることを祈る。

世間から道楽息子と呼ばれ、父の王藺からも蔑まれ、妻の桓宓にも裏切られた王夙にやっと活躍の場が与えられるのもこの回だ。果たして王夙と懐恩が無事に任務遂行となるのか?懐恩の危うさを知る蕭キは、「計り知れぬ人の悪意にも気をつけなければならない」と念を押すが、果たして懐恩の心は二度と蕭キを裏切ることはないのか?子澹の消えることのない王ケンへの未練を思うと、懐恩の秘めた恋心も気になる。

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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予告編

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