NHK「上陽賦~運命の王妃~」第27話:初めての夫婦喧嘩と王倩の誘惑!ネタバレあらすじ|全43話版

2023年02月26日20時00分 ドラマ
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王ケンが自分に黙って賀蘭箴に会うつもりだと劉執事から聞いた蕭キは…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で3月5日放送予定の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第27話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。



「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。放送後、調整します。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。

■キャスト押さえておくべき5人
王儇(以下、王ケン)/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第27話:初めての夫婦喧嘩と王倩の誘惑
王ケンが一人で賀蘭箴(がらんしん)と会おうとしていると知り憤慨する蕭キ。賀蘭箴は危険な男だと言う蕭キに対し、王ケンは王(おう)氏一族として、望まぬ婚姻を迫られている王倩(おうせん)のために会うのだと譲らず、言い合いになる。ひとまず、うまくいくように祈るとその場を立ち去る蕭キ。これを知った薛夫人は絶好のチャンスと喜び、王倩に蕭キを待ち伏せするよう指示する。倩は蕭キに縋りつき色仕掛けをするが、蕭キは相手にしない。それでも薛夫人は諦めずに次の作戦を立てる。。

翌日、慈安寺で兄、江夏(こうか)王こと王夙(おうしゅく)と会った王ケンは、かつて王夙が3年もかけて制作した治水策の計画書を渡す。そして王氏の運命を左右する今回の任務にプレッシャーを感じている王夙に「きっと成功すると信じている」と励まし、皇都で美酒を用意して帰りを待っていると微笑む。

蕭キを心配させてしまった王ケンは面会場所を南の鹿苑から兄、江夏(こうか)王こと王夙(おうしゅく)の屋敷に変更して賀蘭箴に会う。なんとしても王ケンと二人きりになりたい賀蘭箴は、庭園を案内してほしいを頼む。王ケンに向ける思いを口にする賀蘭箴に言葉を慎むようにと告げる王ケン。すると賀蘭箴は「蕭キの過去をどれだけ知っている?」「阿嫵」と意味深な言葉と王ケンの幼名を口にする。

王夙は賀蘭箴のために宴を開き、倩を諦めさせようと美女たちに踊りを披露させる。ここには美女が大勢いるという王夙の言葉を、自分にとって美女はただ一人と言い、王ケンの踊りが見たいと頼み王夙を怒らせる。王ケンは怒りを抑えて忽蘭の踊りを披露する。忽蘭踊りを知っていることに愕いた賀蘭箴は一緒に踊り出す。踊りながら王ケンへの想いを打ち明ける賀蘭箴を巧みに払いのけながらも、賀蘭箴から王倩を選ばないという約束を取り付ける。屋敷を辞して忽耶奇(こつやき)は賀蘭箴に「王妃に甘すぎるのでは」と問うが、賀蘭箴は「ちゃんと考えている」と告げる。

その頃、豫章王府では王倩が王ケンの不在を狙って蕭キを誘惑する作戦を決行する。薛夫人がわざと騒ぎを起こし、その隙に蕭キの書斎に忍び込み謝宛如からもらった媚薬を酒壺に入れ、蕭キの帰りを待つ。申太医と共に部屋に入ってきた蕭キは、王ケンの体について確認する。倩は隠れて2人の話を盗み聞きし、王ケンが懐妊できない体でそれでも王ケンただ一人を愛する蕭キは彼女に避妊薬を飲ませている事実を知ってしまう。太医は必ず治療薬を見つけると言い、いたたまれない蕭キは媚薬の入った酒を飲んでしまう。

一人になった蕭キが朦朧とするのを確認した倩は物陰から出てきて、火照った蕭キの体に後ろから抱きつく。それが帰ってきた王ケンだと勘違いした蕭キは、倩を抱き寄せる。ところが朦朧とする意識の中でも王ケンではないと気づいた蕭キは、倩を突き飛ばす。計画に失敗した倩は、大声をあげて部屋から飛び出し、蕭キに襲われたと騒ぎ立て池に飛び込む。騒ぎを聞きつけて書斎に飛び込んだ劉執事は腕から血を流している蕭キを見つける。毒を出すために自分で腕を切る漬けた蕭キはは、劉執事にことを大きくするなと告げる。

ちょうどそこに、王ケンを見送ったばかりの王夙が屋敷を訪ねてくる。王夙は王ケンの様子から何か異変を感じ取って追いかけて来たのだった。徐女官から避妊薬の件を聞いた王夙は激怒し、書斎に乗り込んで蕭キを殴りつける。一方、王ケンも倩から、蕭キが王ケンに避妊薬を飲ませており、自分を抱いて「王妃が子供を産めないので、お前が産んだ子を王妃の子として育てる」と言ったと聞く。衝撃を受ける王ケンに、嘘だと思うなら太医を呼んで確かめればいいと話す。王ケンは申太医とほかに2人の太医を呼ぶ。

■見どころ
蕭キが、妻の王ケンに向けた初めての怒り。その怒りが大きいほど王ケンへの愛が強い証拠。監視したのかと怒り、「何のしがらみもなく育ったあなたには分からない」という言葉で夫を傷つけてしまった王ケン。それでも劉執事による告げ口で蕭キが監視したわけではないと誤解を解いた王ケンは、賀蘭箴との密会の場所を変更し、兄が王ケンをからかって蕭キを悪く言うと、すぐに蕭キをかばう。

宴の席で王ケンが忽蘭の踊りを披露したことに驚くが、忽蘭の踊りなら蕭キと共に草原(8話)で見て楽しく踊った。これもまた「王ケンの舞を見たことのない」と拗ねていた蕭キへのせめてもの気遣いなのか?王ケンの踊りに絡む賀蘭箴が何ともセクシーだが、王ケンの踊りは何とも見事だ。演じたチャン・ツィイーは11歳から「北京舞踊大学附属中学」でダンスを学び、14歳の時には「全国桃李杯舞踏コンクール」で演技賞を受賞しているほどの踊りの名手。今回は短い時間だが、チャン・ツィイーの実力が見られるのでお見逃しなく。

また、今回も蕭キの自制心の強さに驚かされる。さあ、蕭キは全ての真実を王ケンにどのように告白するのか?

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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予告編

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