「夕暮れに、手をつなぐ!」切ない歌声が最高!“セイラ”田辺桃子が広瀬すずと永瀬廉のミューズに!第7話ネタバレと第8話予告

2023年03月01日11時31分ドラマ
(C)TBS

2月28日(火)TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜よる10時)第7話で“セイラ”田辺桃子が“空豆”広瀬すずと“音”永瀬廉のミューズに!次週第8話で空豆と音に別れの予感が…。予告動画とスペシャルインタビュー動画が番組公式サイトで公開されている。



ラブストーリーの名手・北川悦吏子が描く「夕暮れに、手をつなぐ」は、九州のド田舎で育った野生的でチャーミングな女の子・空豆(広瀬すず)と、都会で育った平凡な男の子・音( 永瀬廉 )、23歳の2人の“愛おしい時間”を描くラブストーリー。

2月28日に放送された第6話で、音の歌姫がセイラに決まり、MVの衣装を空豆がデザインすることになった。予期しなかった出会いと再会で、音と空豆2人のミューズになったセイラ。美しい容姿としっとりとした“曇り空”のように心に沁みる歌声をもっているセイラ。自分に自信がなく、手首にためらい傷をもつ不安定な彼女の危うさは、なんともいえず魅力的。空豆と音が支えたくなる気持ちもよくわかる。

これまでの音のモノローグから、これから成功していくであろう音と空豆が、ともに過ごせる時間が残り僅かなことが予想される…。そんな中、夕暮れ時に初めて手をつないだ2人が、今年の夏に一緒に花火を見る約束をし、口には出さない互いへの想いを確認しあう様子は幸せな光景のはずなのにどこか物悲しく…心揺さぶられた。

次週3月7日に放送された第8話では、音はついにテレビ出演をするまでの成功を納め、空豆もデザイナーとしてコレクションを出す話まで持ち上がることに。そんな中、空豆のデザインした「おはじきの服」をみた母・浅葱塔子( 松雪泰子 )からメールが届き…。

■前回:第7話 ネタバレあらすじ
菅野セイラ(田辺桃子)の歌声に惚れこんだ浅葱空豆(広瀬すず)と海野 音(永瀬廉)は、セイラに歌姫になってくれるよう拝み倒す。自分には自信がないと始めは断ったセイラだが、空豆が自分にも自信はないが、セイラが必要なのだと熱く訴えかけたことで、セイラはやっと承諾する。

磯部(松本若菜)もセイラの容姿と歌声、そして自分には「何もない」というセイラの佇まいが貴重だと乗り気になる。

小春(伊原六花)にセイラに歌姫だけでなくミューズになってもらえばいいと助言された空豆は、MVで着るセイラの衣装を作りたいと磯部にお願いする。

「おはじきの衣装」を作ると決めた空豆は、葉月(黒羽麻璃央)に連絡。空豆のアイデアを聞いた葉月は生地選びをする空豆につきあい、そのまま衣装づくりの手伝いをすることに…。出来が良ければ、アンダーソニアの次のコレクションに久遠(遠藤憲一)が加えてくれるかもと話す葉月。

表参道のブランドのショーウインドウの前で、空豆は「プラダもグッチもビトンもみんなライバルに見える。これらに負けん服を作る」と宣言。つい最近デザイナーを目指すことを決めた空豆の、その成長の早さに驚く葉月。「空豆ちゃんは天才だ」

空豆はセイラや音、そして小春とその父・博(酒向芳)まで動員して400個の手作りおはじきボタンを衣装に縫い付け、夢のような衣装を作り上げる。

音の「きっと泣く」のMVはセイラだけで行くことになった。その後タイミングを見て、音の顔出ししていく戦略だ。「不本意かもしれないけど、あなたビジュアルいいから。そういうの嫌い?曲だけで勝負したい?」と問う磯部に「いえ、使えるものは何でも使います。この世界で生き残りたい。僕は一生音楽で食べていきたい」と音は決意を語った。

海辺のロケ現場で、空豆の衣装を着たセイラ。プロデューサーもおはじきの衣装の出来に満足し、OKが出た。撮影直前。セイラは手首のためらい傷をファンデーションで塗りつぶそうとするが、なかなか上手く消えず焦る。歌いだしたが、過呼吸を起こしてしまい撮影は中止となってしまった。

家に戻ってきた三人は、セイラの話を聞く。時々過呼吸になるという。母親に「お前気持ち悪い、出てけ」と言われて、手首を切ってしまったこと、今はもう痛くないけれど、心はまだ痛い…。「一人が寂しいから、誰かと繋がりたいって思うけど、繋がったら余計寂しくなる。きっと人はいなくなる」と不安がるセイラに「ずっといるよ。俺も空豆も」と言う音。「信じて、信じて大丈夫だよ」と微笑む空豆。「私が泣いてても、空豆が笑ってくれたらいいよね。世界は中和される」。「そしたら、おい笑うけん。セイラがいくらでも泣いていいように」2人はヒシ抱き合った。

その後音やMVの撮影は順調に進み、アップされたMVは1週間で700万回を超える再生を数え大ヒット。空豆の作ったセイラの衣装を見た久遠は、今度のコレクションに加えると告げた。

想像以上の売れ行きに、セイラに保育園の仕事を辞めることを考えてほしいという磯部、そして音には、空豆と同居している今の住まいを引っ越してほしいと伝えた。セイラと音が連れだって歩く姿を見て、「ふたりお似合い」と空豆がつぶやくと、音もセイラも複雑な気持ちに…。

その夜。音はこの家を出ていくことを空豆に告げた。そして銭湯から帰ってきた響子(夏木マリ)に音楽に専念するため、ここを出てユニバースが用意してくれたマンションに移ることを話す。空豆は音に裏切られたように感じふてくされてしまうが、何故音がここを出なければならないのか、空豆も理解はしていた。

次の日、空豆はなのはなの絵を描いていた。「書き終わったら音にやる。別れの絵じゃ」と音に告げる。そして、母に捨てられた時の話をする。音が「自分がファッションデザイナー目指すことに迷いはなかったの?」と問いかけると、「あったよ。でも勝てなかった。オスカー・デ・ラレンタにとり憑かれてしまった」と空豆。

音は「離れても俺たち何も変わらないから。俺も、俺たちの関係も」と空豆に言う。花火の音をきき、花火を想像しながら仰向けになって目を閉じる2人。「夏に本当に、音と見たか」と空豆、「ぜひに」と音。寝そべるふたりの手が近づき、手をつなぐ。「こうして花火見ようよ」

音のモノローグが語る。…夕暮れに手をつないだふたりに、ふたりの夏は来なかった。

■次回:第8話 あらすじ
音はついにテレビ出演へ。そして空豆のデザインはさらなる飛躍を遂げ「アンダーソニア」のコレクションデビューへ!ところが、空豆に過酷な試練が…。

TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」は1月17日夜10時スタート。出演:広瀬すず、永瀬廉(King&Prince)、松本若菜、田辺桃子、黒羽麻璃央、遠藤憲一、松雪泰子 、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、夏木マリ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@yugure_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」番組公式サイト

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