【最終回ネタバレ】視聴率7.6%「星降る夜に」ディーン・フジオカの大人泣きに視聴者も号泣、そしてラストにまさかのカップル誕生!

2023年03月15日10時47分ドラマ
(C)テレビ朝日

3月14日にテレビ朝日系ドラマ「星降る夜に」(毎週火曜日21時)最終回第9話が放送された。始まりから終わりまで“鈴”吉高由里子と“一星”北村匠海の愛情いっぱいの日々にほっこり。まさかのカップル誕生にびっくり!ドラマ予告動画は番組サイトで公開中だ。

「星降る夜に」は、のどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(北村匠海)が星降る夜の出会いを機に、世の中の様々な既成概念を鮮やかに飛び越えながら、運命の恋を育んでいくヒューマン・ラブストーリー。気になる視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区リアルタイム)は、初回から7.7%、7.9%、7.1%、6.1%、6.8%、6.5%、7.0%、6.7%と推移し、最終回は初回に迫る7.6%を記録しフィニッシュとなった。




拡大スペシャルで放送された3月14日の最終話は、予告動画で話題となった一星、春、伴、深夜の4人の“銭湯”シーンから始まった。静空の髪にドライヤーをかけてあげる鈴、伴と“AV”について語り合おうとする一星とそれを止めに入る春。5年前の辛い出来事から緊張が続いていた鈴と伴の関係がゆるゆるとほぐれていく、暖かい場面だった。

そして、もう一人、10年もの長い間、“妻子の死”との折り合いをつけられず、緊張の糸を張りつめていた深夜も、「遺品整理」をしたことで、再び妻の愛を身近に感じることができ…やっと涙を見せることができた。

ディーンが全身を震わせながら苦し気に泣く姿に視聴者も号泣。前回のムロの全てを投げ出した子供のような泣き方ではなく、それとは真逆の、全てを受け入れていたはずなのに、こらえきれずに出てしまった大人の涙。対照的な2人の泣きの演技に今回も称賛が集まった。

ドラマ後半の30分は、登場人物たちそれぞれが幸せになっていく様子が、ゆっくりと描かれ、小ネタも回収された。銭湯を共にした後疎遠になっていた伴も同じ町で穏やかに暮らしている。そして、まさかのカップルが誕生!北斗の娘の桜とチャーリーだ。しかも、チャーリーはいつのまにか“添い寝士”から“落語家?”に転身していた。

始まりから終わりまで、鈴と一星の間には信頼と愛があった。そして、これからもそれは続いていく。海辺の新居で暮らす2人は幸せいっぱいで、ずっとそんな二人を見ていたいと思わせた。

映画館でのシーンでは、次回同枠で放送されるドラマ「unknown」で“吸血鬼”を演じる高畑充希がカメオ出演し話題となっていた。次回作にも期待が高まる。

■最終回第9話 ネタバレあらすじ
妻の命を救えなかった雪宮鈴(吉高由里子)を5年にわたり逆恨みしてきた伴宗一郎(ムロツヨシ)。しかし、そんな自分にも降り注ぐ鈴の優しさや、同じ境遇に苦しむ深夜(ディーン・フジオカ)の共感に苛まれ、自らの命を絶とうと海へ向かった。

しかし、すんでのところで娘・静空(戸簾愛)に呼び止められ、一星(北村匠海)に全力で抱きしめられた伴は、まるで子供のように、すべての思いを吐き出すかのように泣き崩れた。

そんな伴の姿は、妻の彩子(安達祐実)と生まれてくるはずだった息子・一星を同時に亡くしてから10年もの間涙を流せないままでいた深夜の心の時計の針を進めていく。その後、深夜は妻の親友でもあった北斗(水野美紀)が営む「遺品整理のポラリス」を訪ね、「10年間、お願いできなくて…ごめんね」と、妻と暮らした東京の家を整理する決心を告げた。

鈴を守る役目を終えたレディース「ピンクエンペラー」は、看護師長で総長の犬山(猫背椿)の呼びかけにより解散し、普通のおばさんに戻ることに…。彼女たちの活躍に感謝していた「マロニエ産婦人科医院」の仲間たちは解散をさみしく見守る。

そして迎えた遺品整理当日(深夜の指定は全廃棄)。鈴も見守る中、チーフの一星率いるポラリス従業員も総出で、次々と思い出の遺品が片付けられていく。息子のために用意した部屋、2人で星を見た望遠鏡…深夜はまた亡き妻を想う。
 
そんな中、深夜の口から「僕が医者になったのは、復讐が理由でした」という言葉が…。医者に成れば、何故妻が死ななければならなかったのかの理由がわかるはず、しかし、出産に立ち会うたびに打ちのめされる現実。そして、新生児をとりあげるたびに抱く複雑な想い。喜ぶべきなのに、嫉妬に似た感情が抑えられず、変な顔をしてしまうという。鈴は深夜のそばに寄り添い、その言葉に静かに耳を傾ける。

全ての整理が終わり、塵一つ残っていない部屋を回っていく深夜。最後に一星が捨てていいのか確認してほしいと、BOXを差し出した。そこには、生前彩子が用意していた結婚記念日の贈り物が…。息子の一星が生まれたら、三人でお気に入りのスニーカーを履いて出かけよう、そう書かれたメッセージを読んだ深夜は、包みをしっかりと抱きしめ嗚咽し始めた。


しばらくして、深夜は鈴に「マロニエ産婦人科」を辞めようと思っていると伝える。鈴と一緒にいては一人前になれないというのだ。鈴は深夜がどこにいっても、困ったときは駆けつけると言い深夜の決意を受け入れた。深夜が一星にも転院を考えていることを告げると、遊びに行くから暖かい所がいいと希望された。

星降る夜。鈴が夜空を見上げていると、一星からラインが入る。「会いたい」と伝え合った2人は、初めて告白された踏切で落ち合う。あの時、一星は「雪、宮、鈴、好きです」と伝えてきた。そして、今回は「雪、宮、鈴、愛している」と…。

そして一年後。

新しい命の誕生を、心から喜べるようになった深夜は青森の病院で、趣味の釣りを楽しみながら頑張っている。

「マロニエ産婦人科」では伊達(中村里帆)が無事出産し、伊達の彼氏(きづき)は、添い寝士が転生するラノベが当たってドラマ化の話も決まったという。蜂須賀(長井短)は鈴を推しのイベントに誘い布教活動。

「ポラリス」では、岩田(ドロンズ石本)が支店の支店長へ昇格し、服部(宮澤美保)も同じ支店へ移動が決まった。春(千葉雄大)とうた(若月佑美)の間にも子供が生まれ幸せいっぱい。春はチーフに昇格した。桜(吉柳咲良)は彼氏ができたと報告、その彼氏とは、落語家?に転身したチャーリー(駒木根葵汰)だった。桃野(若林拓也)は鈴たちが通う手話教室へ参加するように。

そんなある日、鈴と一星は映画館へ。映画を見ながら泣いている鈴、そのうしろの席でも、こころ(高畑充希)が声を出して泣いていた。謝るこころに、鈴と一星は「よきよき」と手話で伝える。

鈴と一星が夕食の買い物しにいったスーパーで、店員をしている伴(ムロツヨシ)とバッタリ会う。そこにランドセル姿の静空も現れた。伴は先月から働いているという。鈴と一星は今、海辺の一軒家で暮らしている。些細なことで喧嘩もするが、イチャイチャは増すばかり。そして、命の《はじまり》と《終わり》をつかさどる2人の幸せは、ずっとずっと続いていく。


テレビ朝日「星降る夜に」は1月17日夜9時スタート。主題歌:由薫「星月夜」/挿入歌:ドヨン「Cry」/出演:吉高由里子、北村匠海、ディーンフジオカ、千葉雄大、光石研、水野美紀、猫背椿、長井短 若月佑美 ムロツヨシ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@Hoshifuru_ex」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「星降る夜に」番組公式サイト

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