【取材レポート&写真】クォン・サンウ、ホワイトデーに3年ぶりのファンミ 想像超えのファンサに日本のファン感激!
2023年3月14日(火)東京・豊洲PITにて、KWON SANG WOO Fanmeeting in JAPAN 2023『WHITE SANGWOO DAY』が開催された。夜公演を取材した。
※以下、映画タイトルクリックで作詳細と予告動画案内ページに遷移。
『KWON SANG WOO Fan Meeting in JAPAN 2023 WHITE SANGWOO DAY』
取材公演:東京 2023年3月14日(火)18 時 (豊洲 PIT)
出演:クォン・サンウ
MC:ORI
■「Miracle」を歌いながら登場したクォン・サンウは、ベージュのスーツに身をつつんでさわやかに登場。
クォン・サンウが登場するとペンライトが一斉にふられ、大きな歓声が沸いた。「皆さん、会いたかったです」と日本語で挨拶。
続けて「皆さんとお会いしてから3年以上が過ぎましたね。毎年皆さんにお会いできていましたが、4年近く空白ができて本当に皆さんのことが恋しかったです。そして皆さんの応援の声がずっと聞きたいと思っていました。多くのアジアのファンの皆さんが、僕を愛してくださりそして大切にしてくださっていますが、その中でも日本にいらっしゃる家族のようなファンの皆さんは、これまで僕にとって本当に大きな力になってくださっていたんだなと改めて感じたんです」と久しぶりに日本でファンと会える喜びをしみじみと語った。
MCから「3年ぶりに日本のファンの皆さんと会って、感想はいかがですか?」と質問されると、サンウは「皆さんの顔がしっかり見えるように、照明をつけてもらっていいですか?」とリクエスト。この日は声出しがOKということもあり、ところどころで「サンウシ~!」という歓声が上がった。
するとサンウは「マスクをはずすと皆さんの笑顔が見えるので本当にいいですね。お会いできてうれしいです」と語った。
この日は久しぶりの来日ファンミーティングということもあって、ファンのためにサンウが盛りだくさんのコーナーを用意していた。
■ドラマ「天国の階段」のせりふにちなんで「愛は戻ってくるんです」と題し、ファンと会えなかった3年間に撮ったたくさんの写真を披露しながら、近況を語った。
1枚目として、2020年に公開された映画『鬼手』の舞台挨拶時の写真が公開され、「これはだいぶ前の写真です」というサンウにMCが「全く変わらないですよね」というと「皆さんはお変わりないですが、僕だけ3年分歳をとりました」と答え、笑いを誘った。
2枚目に披露されたのは、映画『パイレーツ:失われた王家の秘宝』に悪役としてカメオ出演した時、キム・ジョンフン監督と一緒に撮影した写真。新作ドラマ「危機のX」でも一緒に仕事をしているということで、息の合う監督だと語った。
■何枚か写真が紹介された後、「願い事は返ってくるんです」と題し、サンウが会場にいるファンのお願いを聞いてくれるという夢のようなコーナーがスタート。
事前にファンが書いた願いごとを貼ったボードが舞台上に登場し、「日本語は分からないから選んでください」というサンウの代わりにMCが選んでいく。
「宝物の写真にサインをしてください」「走ってきて『待たせてごめん』と言って」など、さまざまなリクエストが寄せられたが、小学校3年生の女の子からの「私はサンウさんが大好きです。今日のイベントも楽しみにしていました。応援しています。大好きです。サランへ」というメッセージに、サンウも大喜び。
すると「でも僕の何を観てファンになってくれたの?」と質問し、「こっちに来て」と舞台へ招いた。
「悲しき恋歌」を見てサンウのファンになったという女の子に「これからもおじさんが出ている作品を楽しんでね。お母さんと来ましたか? おじさんが席まで一緒に行ってあげる」とさすが大サービス。世代を超えたサンウファンの登場に会場は大いに沸いた。
この後、客席に降りたサンウが次々とファンの願いを叶えていく。「頑張れ!」とハグをしたり、ケガをしているファンに向けておまじないをしたり、心温まる交流が繰り広げられた。そして抽選で5名にサイン入りポスターがプレゼントされ、前半は終了となった。
■後半は、客席からサンウがサプライズで登場。
ファンとハイタッチや握手をしながら、舞台へ上がる。その後、12月1日に公開予定の映画『スイッチ』とドラマ「危機のX」など、今後公開される作品を紹介。「皆さんに楽しんでもらえる作品になっていると思う」とサンウは自信をのぞかせ、さらに「アクションラブコメディー」の新作映画の製作を予定していることも告げられ、ファンにとっては楽しみが増えた形となった。
今回のイベントの準備では、サンウは常に「ファンの皆さんのため」という言葉を口にしていたといい、後半もサンウとともに遊ぶコーナーがたくさん設けられた。
■最初のコーナーでは「ゲームは帰ってくるんです」と題し、会場全員で楽しめるトーナメント形式の〇×クイズが行われた。
サンウが日本旅行をするという設定でゲームが行われ、サンウが〇か×かどちらを選ぶか予想するというもの。全部で9問の質問が出され、旅行ではあまり計画を立てずに楽しむ派だということ、写真を撮らずに目に焼き付けておきたいタイプ…など、サンウの意外な一面が垣間見れるコーナーとなった。
■次に行われたのは「体力は戻ってくるんです」と題し、サンウとともにステージ上でゲームをするというもの。
選ばれた5人は、グローブをはめて紙をひっくり返す、紙コップを積み重ねる、お箸でおはじきを白い皿から黒い皿に移す、コップを持ったサンウに向けてボールを投げ3回キャッチしてもらう、魚釣りゲームで魚を10匹するというゲームにチャレンジ。200秒という時間制限がある中、チームワークで無事にクリアし、参加者全員とハイタッチをした。
魚釣りゲームで意外に苦戦したサンウ。「難しいけれど、家で一人の時にやると面白いゲームかも」といい、笑いを誘った。参加者は一人ずつサンウとツーショットのポラロイド写真を撮り、満面の笑顔を見せていた。
■最後のコーナーは「プレゼントは返ってくるんです」と題し、抽選で選ばれた3名にハンカチをプレゼント。
■そして参加者全員と集合写真を撮ると、KWON SANG WOO Fanmeeting in JAPAN 2023『WHITE SANGWOO DAY』も終わりの時間。
最後にサンウは「今日は平日ですが、お忙しい中時間を作って来てくださって本当にありがとうございます。こうして皆さんにお会いできる時間が持てるということで、僕もとても楽しみにして来たのですが、久しぶりだったので慌ただしく過ごしたような気がします。以前から皆さんが僕に会いに来てくださる時間に対して、ずっと感謝の気持ちを持っていたのですが、この3年間、コロナ禍でこのような時間を持てなかったことで、よりその想いが強くなりました。今日は、皆さんがマスクを着けていらっしゃるので、明るい笑顔を見ることができなくて少し残念ですが、次にお会いした時には、皆さんがマスクをはずして楽しい時間を過ごせる、そんな機会を作れたらと思います」と挨拶。「今日は楽しい時間になりましたか?」とサンウが問うと、大きな拍手が沸き起こった。
「僕は今日、本当に皆さんにお会いできてうれしかったんですけど、いまだに実感がわきません。あまりにも久しぶりにお会いできたので、これは夢なのかな、現実なのかな…そんな気分になっています。恐らく一夜明けたら『あれは現実だったんだ』と思い返すような気がします。
皆さんとお会いして20年が経ちましたよね。夫婦でも20年続くことはなかなか難しいことだと思います。皆さんはファンでいらっしゃいますが、皆さんのことは僕にとってファン以上の存在だなと感じます。僕の家族以外の家族だと感じるんです。もうじき日本では桜の花が鮮やかに咲くと思いますが、今年1年皆さんの家庭、皆さんが幸せな時間を過ごされて美しい桜の花を咲かせるような1年となりますことを、心からお祈りしています」と挨拶した。
今後の活動については「僕は作品を作ることへの情熱を強く持っています。そこで映画の制作会社を立ち上げました。そして長い間僕が温めてきたストーリーがあるのですが、僕が出演する作品としてさまざまな構想を練りながらシナリオを開発しています。もちろんオファーされた作品に出演したいと思いますし、僕自身が企画した作品を通じて、これからも素敵な作品にたくさん出演して良い作品を作っていきたいと思います。これからも応援をどうぞよろしくお願いします。そして年内に、皆さんに会いに必ず日本に来たいと思います」と締めた。
■最後、「いとしのエリー」の韓国版「Elly」をしっとりと披露。
アンコールではイベントでよく歌っていたオリジナルソング「missing」を歌ったあと、「韓国にいる時もずっとこの「missing」という曲が頭の中に浮かぶことが多かったです。一人でよく口ずさんでいました。時間が経つのは本当に早いです。腰が痛いので座りますね」と語りかけ、ファンを笑わせる。
続けて「東京で皆さんと会える時間が終わりを迎えようとしています。寂しいですね。韓国は(WBCで)野球も負けちゃったし(会場爆笑)。皆さん、楽しんでくださいましたか? 以前、皆さんとファンミーティングをするときは、なかなかスキンシップをする時間がなかったと思います。時間が経つほど、皆さんと近くで触れ合ってお話できる時間というのは、僕にとって本当に癒しとなっています。そしてこの時間が皆さんからいただいた愛に対する恩返しできる時間になっているんじゃないかと思います。あちらに行って座りますね」といって、今度はさりげなく逆側のファンのもとへ向かうサンウ。
「平日にもかかわらず、こうやって来てくださって本当にありがとうございます。年内に皆さんをお迎えする時間を作りたいと思います。次に来た時に、僕が最近お気に入りの曲があるので、僕はあまり歌が上手くはないですが、皆さんにお届けしたいと思います。皆さん、本当に愛しています」と、改めて年内の再会を約束して、ステージを去った。
クォン・サンウの温かい人柄が感じられるあっという間の2時間。帰路につくファンの満足した笑顔が印象的だった。
◇クォン・サンウ日本オフィシャルファンクラブ
【クォン・サンウ出演作品放送情報】
ドラマ「危機のX(原題)」(全6話) テレビ初放送
2023年5月24日(水)午後11:00スタート!
毎週(水)午後11:00、翌週(火)午後1:30
[出演]クォン・サンウ、ソン・ドンイル、イム・セミ、シン・ヒョンス、パク・ジンジュ、イ・イギョン
【韓流イベント取材レポート一覧】