韓ドラファンタジー時代劇の元祖?ペ・ヨンジュン主演「太王四神記」がBSフジで4月10日から放送!
“ヨン様”と呼ばれ、一大韓流ブームを作り出したペ・ヨンジュン主演の韓国時代劇「太王四神記」が4月10日(月)より朝10時~11時枠で放送する。3月現在、U-NEXTなどで配信中だ。
「太王四神記」は。数千年の時を越えてからみ合う運命と、切ない愛に自らの命を賭けた優しく勇敢な王の生涯を描いた物語。時代の背景は今から4000年以上も昔の神話の時代と西暦400年ころの高句麗の2つの時代を描く(韓国歴史年表)。2007年の作品。
当時、日韓では「宮廷女官チャングムの誓い」や「朱蒙」など正史とフィクションを絡めた史劇が大ブームになっていた。そんな中で「太王四神記」は日本ではあまりなじみのなかったドラマ序盤の架空の神話時代を、CGをふんだんに使ってファンタジックに描いた。制作費43億円(430億ウォン)、16億円のセット建設など従来のドラマのスケールを超えた本作は“テサギ”の愛称で親しまれ、最終回では35.7%の視聴率を叩きだした。「2007 MBC 演技大賞」でペ・ヨンジュンの大賞受賞をはじめ、当時のドラマ賞を総なめにした。
ここ数年Netflixで大ヒットした「還魂」、パート2の「還魂:光と影」や「キングダム」、「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」など、架空の時代、人物、大掛かりなCG、ゾンビなど”ファンタジー時代劇”というジャンルが人気だが、「太王四神記」はその先駆けといえる作品。
「冬のソナタ」以来5年ぶりのドラマ主演となったペ・ヨンジュンが、神話時代の桓雄(ファヌン)と高麗時代第19代王・広開土大王、タムドクを演じ分けた。ヒロインのソ・ギハ(キハ)/カジン役には「大丈夫じゃない大人たち〜オフィス・サバイバル〜」や映画『三姉妹』のムン・ソリ、スジニ/セオ役には「ペントハウス」シリーズや新作「パンドラ:偽りの楽園」のイ・ジア。
ほかにもチェ・ミンス、パク・サンウォン、ユン・テヨンら超豪華キャストで出演。演出は故キム・ジョンハク監督、音楽は日本を代表する作曲家の久石譲が手がけ、当時エンディング曲「千年恋歌」を5人組だった東方神起が歌ったことでも注目を集めた。
日本では、NHKがBShiにて2007年12月から翌年の5月まで放送されたが、当時のNHK担当者にnaviconが単独取材し、作品とペ・ヨンジュンの魅力を徹底的に探った特集がある⇒【NHKを唸らせた「太王四神記」】
また各話のあらすじや見どころなどは【「太王四神記」を2倍楽しむ】で、ネタバレあり、なしでまとめている。
■あらすじ
物語の舞台は、紀元前から7世紀まで、中国東北部から朝鮮半島に存在した国「高句麗」。高句麗の人々は、数千年もの間、自分たちが神の国「チュシン」の末裔(まつえい)であると信じ、約束をされた王を待っていた。
そしてある晩… ついに「チュシン」の王の誕生を告げる星が夜空に輝いた。同じ日に王家に生まれた二人の男の子。「チュシン」の王を守るべく眠りから目覚めた四神たち。
四神の神器を手に入れようと企む闇の勢力。引き裂かれた姉妹… さまざまな運命の歯車が大きく回り始めた…。
「チュシン」の王の星のもと生まれたタムドクが数々の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長していく。
■キャスト
ファヌン/タムドク:ぺ・ヨンジュン
カジン/キハ:ムン・ソリ
セオ/スジニ:イ・ジア
ヨン・ホゲ:ユン・テヨン
■スタッフ
監督:キム・ジョンハク「砂時計」「黎明の鐘」
音楽:久石 譲「となりのトトロ」「もののけ姫」「坂の上の雲」
画像クレジット:(C)TSG Production Company LLC
韓国では全24話で放送した「太王四神記」を、今回BSフジでは全31話版で放送する。
◇BSフジ「太王四神記」番組サイト
2023年4月10日 月-金10:00~11:00 再放送
2013年10月1日-11月4日 月-金10:30~11:30
◇韓流観るなら<U-NEXT>
【作品詳細】【「太王四神記」を2倍楽しむ】