「どうする家康」松本潤と対峙した溝端淳平の演技に視聴者涙!第12話ネタバレあらすじと第13話予告動画

2023年03月27日11時35分ドラマ
©NHK

3月26日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第12話「氏真」で松本潤と溝端淳平の直接対決、涙の和解にネット沸く!4月2日放送の第13話「家康、都へゆく」で徳川一行が京へ!古田新太、中村勘九郎ら新たなキャストが登場する。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



3月26日放送の第12話では、追い込まれた今川氏真(溝端淳平)と、攻め込んだ徳川家康(松本潤)の対峙シーンに注目が集まった。武田信玄(阿部寛)と家康から攻められ、駿府・今川館を捨てた氏真は徳川領に近い掛川城に陣を敷く。そこで家康と4カ月に渡る死闘を繰り広げ、脅威の粘りを見せるが、家康は早く氏真の首を獲るようプレッシャーがかかる中、悩んだ末に出した答えは、氏真を助けるという道だった。

戦いと共に、挿入された回想シーンでは氏真を苦しめていた父・義元(野村萬斎)の「そなたに将としての才はない」という言葉に屈辱を味わった氏真が、義元と家康への劣等感に苛まれる様子が描かれた。次第に闇落ちしていく氏真を溝端淳平が怪演。そして迎えた家康と氏真の対峙シーンでは、松本潤が抑えた演技で苦悩する家康の想いを涙ながらに打ち明けた。そして糸(志田未来)の告白で実は義元に認められていたことを知った氏真。最後は兄としての笑顔を覗かせ、気づけは丸々1話が氏真回となった。Twitterでは「松本潤さんと溝端淳平さんの演技に泣けた・・・」「2人の演技に泣けたー!」など称賛の声が上がった。

そして4月2日放送の第13話では、将軍・足利義昭(古田新太)の命で家康たちは京都を訪れる。そこで義昭の家臣・明智光秀(酒向芳)や市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)など戦国時代の主要人物たちと出会うことになる。また、プライベートで松本潤とも親交の深い中村勘九郎が商人・茶屋四郎次郎役で登場する。徳川家康に財を預け、出世を見込んで大博打を打った商魂たくましい陽気な男という役どころ。家康のサクセスストーリーには欠かせないキーパーソンともなるのでこちらも注目したい。

■クセ強めの“義昭”古田新太に注目
次週、第13話から登場する将軍・足利義昭役の古田新太が予告から視聴者を驚かせた。義昭役が発表になった際、古田新太が白塗りの化粧に、ふてぶてしい表情を浮かべる画像から「『麒麟がくる』の義昭と全然違い過ぎる!」「これはクセが強そう」とSNSで注目を集めた。3年前に放送された大河ドラマ「麒麟がくる」では遠藤賢一が小心者で心優しい義昭を演じていただけに、そのギャップが話題を呼んでいた。

そしてついに予告で動く義昭を見た視聴者からは驚きの声が上がっている。「違うだろ。松平!!」と家康を怒鳴る姿に、「予告で見ると、鞆の浦で一緒に釣りしたり、二人で居酒屋に行ったら楽しそうな感じ」「古田氏の足利義昭はこれまた相当アク強そう・・・」といった盛り上がりを見せ、インパクト大な古田新太の足利義昭の怪演にさらに期待が高っている。

■前回(第12話)ネタバレあらすじ
武田と徳川に攻められ、栄華を誇った今川も終焉の時を迎えようとしていた。次々と家臣が武田に寝返り、氏真は岡部信元(田中美央)から自害をすすめられる。しかし信玄が今川館に到着した時は、氏真の姿はなかった。14年前、今川は武田と北条と約定を結んでおり、このため義元は糸を嫁に迎え北条との絆を強めようとしていた。そして氏真は北条の娘、糸と結婚していた。その為、氏真は北条の小田原に逃げたのではないかと憶測が飛び交う。

一方、遠江を手中におさめたい家康たちは次の目的地、懸川城を目指すことになった。そこへ服部半蔵(山田孝之)から氏真は小田原ではなく懸川城に入ったと報告が入る。調度その頃、信玄からは氏真の首を獲らなければ武田がとると催促の文が届いた。家康にとって氏真は共に育った兄弟の様な存在で、義元の恩を考えると気が進まなかった。だが氏真は家康を戦場に取り残し、三河衆を殺した敵。家康は10日で懸川城を落とすと宣言し攻め込んだ。

しかし、氏真は意外にしぶとく、4カ月経っても懸川を落とすことはできなかった。そこへ痺れを切らした信玄が圧力をかけてきた上、夏を目前に武田軍が遠江の手前で陣を敷いたのだ。「これは、わしと氏真の戦じゃ。信玄など関わりないわ。」家康はどう動くか考えあぐねていたが、その頃の氏真にはもう戦う余力は残っておらず、妻を逃がし自分は自害を考えていた。その夜、榊原康政(杉野遥亮)が城から出て来た氏真の妻・糸や侍女たちを捕らえた。家康は氏真の最期を察してすぐに懸川城に乗り込み、氏真と槍で対決するものの、家康の圧勝で終わった。覚悟を決めた氏真が切腹しようとした時、家康がその手を止めた。

家康は今でも氏真を兄と慕い、死なせたくはなかった。氏真は家康への劣等感がこみ上げてくるが、そこへ糸があらわれ、義元の言葉を伝えた。「あれに天賦の才はない。しかし、余は知っておるぞ。あれが朝から晩まで励んでいることを。あの気持ちを持ち続ければいずれ天賦の才を持つ者をしのぐ。」と、自分にだけ打ち明けてくれたと話す糸は、義元は桶狭間の戦いから帰って来たらこのことを直接氏真に言う約束を交わしていたことを明かした。残念ながらその戦いで討ち死にした義元はこれを氏真に伝えることはなかったのだった。

この言葉に氏真も家康も涙を流し、家康はずっと今川に仕えたかったが弓を引くことになり申し訳なかったと頭を下げた。糸は満身創痍の氏真を労い、氏真も戦から退き北条に身を寄せる力添えを家康に頼んだ。こうして氏真と糸は北条に行き、栄華を誇った今川は事実上この時を最後に滅亡した。

その知らせはすぐに武田信玄にも伝えられた。氏真を逃がしたことに信玄は怒りの文書を家康に送りつけてきた。武田と戦になったら大変と、石川数正(松重豊)や酒井忠次(大森南朋)らが焦る中、家康は構わないと強気の姿勢だった。そこへ、本多忠勝(山田裕貴)が北条と手を組み挟み撃ちにするのはどうかと提案してきた。そうすれば駿府を奪還できる。家康にさらなる難題が立ちふさがった。

■第13話「家康、都へゆく」あらすじ
家康は、徳川領となった遠江の情勢も不安定な中、信長の後ろ盾で将軍となった足利義昭(古田新太)の命令で京へ向かうことになる。そこで義昭の家臣・明智光秀(酒向芳)や商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)、市(北川景子)の夫・浅井長政(大貫勇輔)らと出会う。やがて義昭に謁見した家康は、将軍の器とは思えないその愚かな振舞に戸惑いを隠せなかったが、そこには信長の思惑があるようで・・・。


NHK大河ドラマ「どうする家康」第13話は4月2日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第13話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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