視聴率5%から10%超!アン・ボヒョン初主演「軍検事ドーベルマン」は何が面白かったのか?WOWOWで5月放送

2023年04月01日18時29分ドラマ
(c) STUDIO DRAGON CORPORATION

「梨泰院クラス」のアン・ボヒョンが一度かみついたら離さないドーベルマンのような軍検事ド・ベマンに扮する韓国初の軍法廷アクションドラマ「軍検事ドーベルマン」が、WOWOWにて5月9日(火)より放送・配信する。

「軍検事ドーベルマン」は、金のために軍検事になったド・ベマンと、復讐のために軍検事となったチャ・ウインが、軍の内部で隠された悪に立ち向かっていく痛快アクション。2022年2月28日〜4月26日まで韓国tvNにて放送された。



主演は「梨泰院クラス」での悪役で一躍人気俳優の仲間入りをしたアン・ボヒョン。「ユミの細胞たち」「マイネーム: 偽りと復讐」など立て続けにヒット作に出演してきた彼が、満を持して挑む初主演作だ。ヒロインには「ボクスが帰ってきた」「九尾狐伝~不滅の愛~」のチョ・ボア。人気バラエティのMCも務め、その笑顔が幅広い層から愛されている彼女がアン・ボヒョンと共にアクション演技にも挑戦したことでも話題になった。

tvN新月火ドラマとして2月28日に放送された初回視聴率は全国有料プラットフォーム加入世帯基準視聴率5.263%(視聴率調査会社ニールセン・コリア)で、まずまずの滑り出し。その面白さや見やすさが反響を呼び翌日第2話では7.0%に上昇。その後7〜8%台を安定して推移し、緊張の続くストーリーは最終回まで続き、視聴者のハートをつかんで10.081%まで、首都圏は10.966%と11%に迫る勢いだった。

軍検事見どころは、軍隊を舞台として法律モノ、ブラックコメディ、そしてアクションまで盛りだくさん!視聴者からも「誰もが気軽に見られる、面白くて没入感たっぷり」「勧善懲悪で痛快、サイダー感溢れる展開」(韓国では、気持ちよいすっきりした気分を「サイダー」、もどかしい気持ちを「さつまいも(韓国語でコグマ)」で例えることが多く、ドラマの展開に関してもよく使われる)といった高評価が続いた。

しかし一方で、本作では軍隊という特殊な環境の中での不条理も多く描かれており、同じく軍隊がテーマの「D.P. -脱走兵追跡官-」がそうだったように、韓国人男性の視聴者たちからは、「過去の記憶が蘇ってくる」「単純なドラマとして見るには辛い」といった意見も少なくなかった。(詳しくは韓国での評判参照。)

共演は、2人の軍検事と敵対する陸軍初の女性師団長ノ・ファヨン役に、2014年「トライアングル」以来久しぶりの連続ドラマ本出演となるベテラン俳優のオ・ヨンス、さらに「愛の不時着」のキム・ヨンミン、「ボイス3 ~112の奇跡~」のキム・ウソクなど実力派俳優が結集した。

上意下達の軍の世界で、ベマンとウインは悪を裁き真実を暴くことができるのか!?「軍検事ドーベルマン」は、WOWOWプライムにて5月9日(火)より月~金曜あさ8時30分から放送。WOWOWオンデマンドで配信される。

■あらすじ
gunkenji金の亡者の軍検事ド・ベマン(アン・ボヒョン)は、民間の法律事務所にパートナー弁護士としてスカウトされるため、5年間の軍生活を終える日を待ち望んでいた。そんな中、除隊を1カ月後に控えた彼の前に、新任の女性軍検事チャ・ウイン(チョ・ボア)が現われる。上意下達の軍社会で階級を意に介さず軍法第一で突き進む彼女に、ベマンは自分が除隊するまで事を起こすなと言う。そんな時、防衛産業会社IMディフェンスの若き会長ノ・テナム(キム・ウソク)らに暴行された女性がウインに助けを求める。一方、同じくテナムの事件を追っていたベマンは、登録情報と異なるウインの正体に疑問を抱き始める。

■スタッフ
演出:ジン・チャンギュ
脚本:ユン・ヒョンホ
原題:군검사 도베르만(グンコムサドベルマン)

■キャスト
ド・ベマン役:アン・ボヒョン
チャ・ウイン役:チョ・ボア
ノ・ファヨン役:オ・ヨンス
ヨン・ムング役:キム・ヨンミン
ノ・テナム役:キム・ウソク
 他

WOWOW「軍検事ドーベルマン」番組サイト
 2023年5月9日スタート 月~金8:30-9:30
YouTube「軍検事ドーベルマン」予告動画

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