NHK「上陽賦~運命の王妃~」第33話:守るべき者…謝宛如、皇子・馬静を王ケンに託す|43話版

2023年04月16日10時30分 
(2023年04月16日21時52分 更新)
ドラマ
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殉死を命じられた皇后、謝宛如は、王ケンを呼んで息子の馬静を守ってほしいと頼み…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で4月16日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第33話のネタバレあらすじと見どころをを紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。



「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、豆知識をまとめて紹介する。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。

■キャスト
押さえておくべき5人
比べてみた!“宋懐恩”vs“胡光烈”
王儇(以下、王ケン)/阿嫵/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第33話:守るべき者…皇太后、皇子・馬静を王ケンに託す
殉死を命じられた皇后、謝宛如(しゃえんじょ)に皇子、静(せい)を託され、静を抱いて昭陽殿を出た王ケンは、静のおくるみの中に皇后の令牌を見つけ、宛如の気持ちを察する。

静を抱いた王ケンがひん死の皇帝、馬子隆(ばしりゅう)に会う。皇帝は残された力を振り絞って静を抱き、王ケンにこれまでのことを謝る。そして静に皇位を継がせると遺言してしまったが、宛如の遺言通りに静を都からできるだけ遠くに連れて行くよう頼む。王ケンは誰の仕業なのかと聞くが、子隆は「権力に目がくらんだ」と自らの過ちと話し、母であっても信じられない。信じられるのは王ケンだけだと言い遺す。王ケンに「早く行け」と命じ、入れ替わって部屋に入ってきた皇后に看取られ皇帝が崩御する。

王ケンは馬車に乗って急いで王宮を出ようとするが門で警備兵に止められてしまう。だが警備していたのが以前から王ケンを知る魏邯(ぎかん)将軍で、機転を利かせて馬車を通してくれる。皇太后に知られる前に静を連れて都を離れるために西門へ向かう途中で遭遇した龐癸(ほうき)から、蕭キが逆賊として死んだと聞いた王ケンは龐癸の先導で皇都を脱出することに。

その頃、温宗慎が皇太后に「悲しみは理解できるが国事を優先してほしい」と願い出る。そして残り少ない禁衛兵の生き残りが帰ってきたと報告し、皇太后はわずか数百人の寧朔軍にここまで大打撃を受けたことに驚くが、蕭キも死んだと聞きほっとする。だがそこに王ケンと静が姿を消したとの連絡を聞き興奮してその場に倒れる。すぐに追手の兵が王ケンを追うが、魏将軍が時間稼ぎをしてくれる。

申太医は皇太后の脳の病が悪化しており、今後度々乱心すると温宗慎に診たてを話す。一夜のうちに皇帝が崩御し、皇后は殉死、皇太后も倒れてしまい、神は国を亡ぼすつもりなのかと嘆く宗慎は、皇太后を見舞い、国の安定のためには即刻君主を立てるべきと言う。皇太后は激昂して「皇帝は馬静でなくてはならない」と叫ぶ。誰に忠誠を尽くしているのかと問う皇太后に、「私は大成に、そして皇帝に忠誠を尽くす」という宗慎を追い出し、以前失態して幽閉していた金全(きんぜん)に馬静を探し出す密命を下し、金全は命を懸けて報いると誓う。

その頃、西門に着いた龐癸は皇后の令牌をみせ城外に出ようとするが、そこに追手が追いつき龐癸たちと戦いになる。龐癸の部下たちが次々に倒れる中、西門を守っていた兵隊は馬車に乗っているのが王ケンだと知り、追手の前に立ちふさがり王ケンを逃がす。彼らもまたかつては蕭キの部下だったのだ。

脱出に成功した王ケンは、徐女官と阿越に馬静を託して江南の王夙を訪ねるよう指示し、自分は龐癸と蕭キを捜しに棟羽山(れんうざん)へ向かうことに。蘇錦児が王ケンのお供をすると名乗りでるが、錦児は王ケンを裏切って賀蘭箴が追跡できるように道に目印を落す。錦児の狙い通り賀蘭箴たちは目印に気づき、賀蘭箴は忽耶鬼に王ケンを見つけて傷つけずにつれて来いと命じる。「王ケンは子澹に渡すはずでは」と問う忽耶鬼を賀蘭箴が睨み付ける。そして賀蘭箴は大成の追手たちを撃退する。

皇太后の密命を受けた金全は分かれ道で、王ケンが兄の王夙を頼るはずと考えて江南に進む。その頃、江南では父・王藺の護衛の青雲が王夙に会う。青雲は王藺が生きており、疫病にかかっていると話す。王夙はすぐに王藺を探し出す。

一方、王ケンたちは棟羽山まであと2日というところまで来ていた。王ケンは何度も助けてくれた龐癸に礼を言い、龐癸も徐女官たちと同じく私の家族だと伝える。だがその頃、水を汲みに行った錦児はその水に薬を入れて王ケンと龐癸を眠らせる。追いついた忽耶鬼(こつやき)は、王ケンを龐癸を部下に連れて行かせると、かねてより目をつけていた錦児を馬車に連れ込んで乱暴する。

■見どころ
皇太后の看取られる場面で皇帝はどんな夢を見たと話すのか?彼もまた幼少期から皇太子としての重圧に苦しみ、彼なりに先帝を超える良い皇帝になりたかったのだろう。

魏将軍は要所要所で力になってくれる将軍だ。16話先帝に頼まれた王ケンが、秘密の通路から宮殿を抜け出したときにも西門開けてくれた。あの時は魏将軍の母親が大活躍した。他にも蕭キのかつての部下だった者たちが王ケンを助けてくれる。蕭キは傍にいないが王ケンを間接的に守ってくれている。

一方、金全は皇太后の命を受けて先帝に毒を飲ませていたが、先帝と子律が通じていることに気づかなかった侍従だ13話

馬車の中から目印を落した蘇錦児が王ケンに抱きついて謝る。錦児の裏切りを知らない王ケンは優しく慰めるが、真実を知ったとき王ケンは錦児をどうするのか?また、薬の入っている水を飲む前、改めて王ケンに礼を言われた錦児の心中は?忽耶鬼に貞操を奪われた錦児は、姉のように慕った王ケンも心から愛した馬子澹(ばしたん)も裏切ってしまった。

一方、雨の中、追手を撃退する賀蘭箴の糸を使った戦法が何とも不気味だ。さあ、蕭キを死んだと信じる賀蘭箴は子澹との約束を破って王ケンを手元に連れて来させてどうするつもりなのか?

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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予告編

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