ついに番人が顔を晒す!「コッソンビ 二花院の秘密」第10話 シン・イェウンからのキスにリョウン目をパチクリ!

2023年04月19日09時10分ドラマ
画像出典:SBS番組サイトより

ついにカン・サン(リョウン)が番人と対面する!果たして番人は…?韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」が4月18日(火)韓国SBSで放送された第10話のネタバレあらすじと見どころ、感想、豆知識などを紹介。視聴率はニールセンコリア全国3.7%、首都圏4.0%だった。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。

「コッソンビ熱愛史」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考:時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。



■キャスト
押さえておくべきキャスト紹介
シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
 ほか

■第10話
入宮したダノ(シン・イェウン)の首を絞める王イ・チャン(ヒョヌ)は、廃世孫イ・ソルを助けたことを後悔していないという彼女に、脅しは通用しないと考える。そこで、ダノの父ユン・ウォンが自分の師匠だったと教え、師に免じて赦すと告げ、「たまに世間の話をしてくれ」と絹の布を下賜してダノを帰らせる。

その頃、ユハ(チョン・ゴンジュ)と向き合うノ・ソンギル(イ・ジュンヒョク)は、髷留めが間違いなく亡き世子の持ち物だと認める。彼は世子に隠し子がいたことも、その子が宮廷入りするときに髷留めで身元を証明するということも知っていた。ユハを王孫と認めたうえで、「イ・ソルの名で王座に就くつもりですか」と確認する。「暴政を止めるためならやるつもりだ」と決意を口にしたユハは、「イ・チャンに殺されるか、私と共に新たな世を開くか決心しろ」と告げる。

その場に、チャン判官の側だと思っていたファリョン(ハン・チェア)がやってきたことに驚くソンギルだが、突然ユハに「生母に似ている」と言い出す。そして「生母は世子が大切にしていた女人だ」と、ファリョンに視線を送る。

突然宮廷に呼ばれたダノを心配するユクホ(イン・ギョジン)は、ダノから父の葬儀の日の夜、廃世孫イ・ソルを犬小屋に匿ったと聞いて驚く。その一方で王が敢えてそれをダノに聞かなかったことを不審に思い、王がダノを近くに置くことで、ダノと家族の命を一瞬で奪える状況を作ろうとしているのかと思い当たる。

ファリョンと二人になったユハは、生母が分からない自分にとって唯一の血縁となるイ・ソルを捜すと言う。ファリョンは、「王座を巡る争いが起こりかねないので、イ・ソルと会ってはいけない」と諭すが、「私は兄弟を殺して王になった現王とは違う。王座に就いてから彼が現れる方が問題だ」と言うユハが、本物が現れたら捨てられるかもしれないと不安に思う。

夜、二花院に戻ったサンはダノの無事を見て安堵する。そして「死ぬより怖いのは、また大切な“私の人”を失うこと…」と熱い視線でダノを見つめる。ダノは「サンのそんな熱いまなざしと言葉にどれほど胸が高鳴るのか、知っていますか」と思わず口を滑らしてしまう。

サンの部屋に入ったシヨル(カン・フン)は、新入りの課題としてサンが持ち帰った宮廷図に目をやる。宮廷に向かうサンと連れだって歩くシヨル。そこにチャン判官にサンの身分証を証明した故郷の“友”が現れる。実は“友”はサンにカネをもらって証言したのだった。カネが尽きた男は3日以内にカネを用意するようにと要求して立ち去る。

内禁衛では、王イ・チャンの前で武芸演習を披露する。イ・チャンは上司の従事官を打ち負かしたサンに真剣での勝負を挑む。一切手加減をせずにイ・チャンを制したサンを気に入り、今後はサンと訓練すると言う。上司たちの反感を買ってしまったサンは、1人で武器を磨くはめに。これを好機ととらえ『侍衛日誌』を盗み見したサンは、王に内禁衛の護衛がない空白の時間があることを知る。

二花院に遊びに来たパンヤ(ファン・ボルムビョル)は、王が妓生を掌楽院の楽工にして自分の妾にしているので、ダノにも気を付けるようにと忠告する。
※掌楽院(チャンアグォン):朝廷で儀式などでの音楽の演奏を担当する部署。

ユハは木人会の仲間に髷留めを見せて、自分が廃世孫のイ・ソルだと明かす。その後『戊子の年に真人が現れ、道を成し徳を立て天下太平となる』という貼り紙が街のあちこちに貼りだされ、チャン判官(オ・マンソク)はついにイ・ソルが動き始めたと考える。

一方、ダノの力になりたいホンジュ(チョ・ヘジュ)は、男装してシヨルと共に街へ繰り出す。酒幕で二花院の宣伝に励むが、そこへチャン判官が通りかかる。

ついに科挙の文科の合格発表の日。ユハはもちろん、ユクホも合格しダノたちは大喜びする。そこにまたダノが王から呼び出される。囲碁の相手をさせられたダノは見事勝利し、たくさんの褒美を下賜され帰る。

チャン判官の部下、漢城府のチェ・ジョンスは、カネで官職を買ったサンの“友”を見かけ、拷問してカネの出所がサンだと吐かせる。

商人キム・チウン(ペ・ヒョンギョン)は、「巷では貼り紙の“真人”が廃世孫のことだと噂しており、その裏に木人会がいる」とサンに報告する。その裏に誰がいるのか調べるよう指示するサンは、王が何度もダノを呼び出すことを心配し、大事を起こす日を急ぐことに。そこで侍衛日誌にあった内禁衛の護衛がつかない空白の時間に狙いを定める。その日は大晦日と6月15日とどちらも祭祀を行う日で、巫俗を信じ込んでいる王が神占に内密に出かける日だ。お供は内禁衛将キム・フン(チュ・ソクテ)だけ。彼さえ倒せば王イ・チャンに届く。

コッソンビ画像出典:SBS番組サイトよりそんな中、サンは故郷の“友”から呼び出される。待ち合わせ場所に行くと、そこには漢城府のジョンスが部下を引き連れ待ち構えていた。「本当の名前は何だ」と聞くジョンス。「私の名を知ればここに居るみんなが死ぬことになる」というサンを「イ・ソル」と呼び、斬りかかったその瞬間、どこからともなく番人が現れジョンスとその部下たちを驚くほどの強さで一掃する。サンは番人に「顔を見せよ」と命じ、黒笠と覆面を取って「主君に拝謁します」と言ったのはお調子者のシヨルだった。

■見どころ
前回は亡き世子に隠し子がいてそれがユハだったと分かったが、第10話ではついにサンと番人とが対面する。これで二花院の3士人の正体が明確になったが、気になるのは「生涯“イ・ソル”で過ごす」ことを決心したユハと、本物イ・ソルであるサンとの関係。2人の間に新たな王座を巡る争いが起きるのか?また、ユハの生母がファンリョンと言うのも間違いないだろう。

ダノにも王イ・チャンの手が伸び、危険な状態だが、その中でも今回もダノとサンとツーショットにドキドキさせられる。形の良いリンゴを見てはサンを想い、サジュ宅から読んでくれという医女と武官の恋愛小説『ヨニ伝』にサンと自分をダブらせてしまうダノ。ついには『ヨニ伝』になぞらえて身分違いの恋を姉のホンジュに相談までする。

一方、サンの方でも王に笑顔を向けたダノに「笑顔を見せるな」とやきもち。ダノを“大切な私の人”と呼ぶ。酔っぱらったダノから突然頬に口づけされて目をパチクリするサンを演じるリョウンの顔をお見逃しなく。

もちろん甘いだけではない。内禁衛の王前での武芸演習では、サンは見事な殺陣も披露する。王との手合わせでは王(ヒョヌ)とサン(リョウン)の剣アクションだけでなく2人の顔の演技にも注目。

そしてラスト。ジョンスの部下たちを一掃する番人が怖ろしく強い。最後にジョンスの襟元を斬るシーンは何ともリアルだ。この強さと普段の飄々としたシヨルとのギャップをカン・フンの見事に演じ分けている。次回11話は4月24日(月)放送。予告は以下のYouTubeにて視聴できる。

Youtube「11話予告動画」

韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト

kandoratop【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】