「それってパクリじゃないですか?」芳根京子が福地桃子の“ふてぶてリリィ”を救済!知財部本格始動へ!第2話ネタバレと第3話予告

2023年04月20日11時16分ドラマ
ⓒ日本テレビ

芳根京子主演の日本テレビ系 新水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」(毎週水曜、夜10時)第2話が4月19日に放送され、北脇(重岡大毅)の妙案で“特許権侵害訴訟”をOEM(業務委託)でスパッと解決!ドラマのネタバレあらすじと第3話の見どころを紹介しよう。予告動画やメイキングスペシャル動画などが番組公式サイトで公開されている。



「それってパクリじゃないですか?」は、会社の宝となりえる“権利(知的財産権)”をめぐる『知的財産バトル』をテーマにした、新時代の知的財産オフィスエンターテインメント。第1話初回の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯別)は6.0%、第2話は4.5%を記録した。

4月19日に放送された第2話では、熊井部長と北脇ともに“知財部”を始動させることとなった亜季が、特許に詳しい弁理士・又坂らの力を借りて、初歩の初歩から知財についての勉強をスタート!どんな場面でも、片手には特許に関する本を携えて勉強。新しい部署で働くことを前向きに頑張ろうとしている姿が見てとれた。

そんな中、月夜野ドリンクの主力商品『緑のお茶屋さん』をモチーフにしたチョコレート菓子『緑のオチアイさん』が持ち込まれ、“商標の類否”を巡って訴訟を起こすことに。ところが、『緑のオチアイさん』の販売元である落合製菓の社長・落合の“お客さんを喜ばせたい”という善意に溢れた人柄に触れた、亜季は「悪気のないパロディ」だから許してあげられないかと考える。

その一方で、親友のゆみのオリジナルブランド『ふてぶてリリイ』が、他の会社から商標登録侵害を訴えられ…。亜季は、「悪意のある盗用」も「悪気のないパロディ」も開発者にしてみたら同じことなのだと気づくことに。

このドラマ、知的財産の権利を守り、権利を主張するために戦う“知財部”を描くだけなのかと思っていたら、それだけではないことが分かってきた。開発者の権利や想いを守りつつ、それを使いたいと思う人達と利益を分かち合いながら、“会社の利益”を損なわないようにすること。地味な名称のわりに、なんと戦略的で文字通り知的な部署なのだろう。

次回4月26日に放送される第3話では、亜季の知財部での仕事が本格化していく。きっと、勉強の成果もみせてくれるはず!月夜野ドリンクの一大プロジェクト『ムーンナイトプロジェクト』の目玉商品『カメレオンティー』の侵害予防調査と並行して、先輩社員・さやかの新商品のスムージーの新製法を手助けしようとするが、2つの仕事の両立は、簡単なことではなく…。

■前回:第2話 あらすじ
真面目でお人好しな新米社員は藤崎亜季(芳根京子)は、新設された“知的財産部=知財部”に異動することになり、親会社から出向となった“弁理士”北脇(重岡大毅)と、熊井部長(野間口徹)とともに知財部が始動。開発部へ戻りたい亜季だったが、特許に詳しい弁理士の又坂(ともさかりえ)らの力を借りて、初歩の初歩から知財についての勉強をスタートさせる。

そんな中、営業部の松尾(高橋努)が、月夜野ドリンクの主力商品『緑のお茶屋さん』と名前もパッケージもソックリなチョコレート菓子『緑のおチアイさん』を持ってきた。北脇によると、商品が似ているか似ていないかを決める“商標の類否”の判断は非常に難しい案件で、裁判に持ち込んだとしても勝てる見込みは薄いという。

亜季が販売元である落合製菓の様子を見に行くと、落合製菓は地域の活性化のために様々な活動を行っている家族経営の小さな製菓会社だった。社長の落合(でんでん)は、お客さんを喜ばせたい一心で菓子作りを続けてきたという。その人柄に触れた亜季は、「悪気のないパロディ」だから許してあげられないかと、『緑のお茶屋さん』の生みの親である開発部の高梨部長(常盤貴子)に伝える。

しかし、月夜野の増田社長(赤井英和)は開発者たちの汗と涙の結晶である大事な看板商品をパクッたことに激怒し、裁判に持ち込むよう指示を出す。

一方、亜季の親友・ゆみ(福地桃子)が手掛けるオリジナルブランド『ふてぶてリリイ』が、パリークという会社に商標登録されているという警告が届く。調べてみると、たしかにそっくりな商品がパリークで販売されていた。パリークの商品はゆみが『ふてぶてリリィ』を販売したあとに売り出されたものだが、商標登録されているのはパリークだから、裁判に持ち込まれるのは怖いとゆみはオリジナルブランドの販売中止を考えはじめ…。

開発者である高梨部長やゆみの立場に立って、改めて『緑のおチアイさん』の問題について考えた亜季は、このまま放置することはできないと結論する。

「ルールにはルールで対抗」という北脇の言葉にヒントを得た亜季は、『ふてぶてリリイ』のパクリブランドが商標登録される以前に、ゆみが商品をネットで販売していた証拠を見つけ、パリークの商標登録を無効にできる対抗策を取ることに。

一方、落合製菓の件を訴訟に持ち込まずに解決できないかと悩んでいた亜季が、再度落合製菓を訪ねて社長に話を聞いていると、チョコレート菓子のデザインを『緑のお茶屋さん』のパッケージが変わるごとに似せてきたことも社長から告白されてしまう。

パクリの証言を得てしまった亜季だが、「人間だもの」と社長のうっかり発言も人柄だと許そうとする。しかし、知財部ではパクリの証拠がもっと出てくるはずと、北脇も訴訟に向けての証拠を集めようと落合製菓へ。

落合製菓では子供たちを集めたワークショップで、子供が描いた絵をプリントしたクッキーを配っていた。著作権の侵害だと北脇は眉をひそめるが、子供たちは嬉しそう。会社に戻り、お腹を空かした亜季に落合製菓でもらったクッキーを渡した北脇は、「一個のクッキーも、半分に割れば2人で食べられる」という亜季の言葉から何かを思いつく。

数日後、落合製菓を訪れた亜季と北脇は、月夜野への商標権の侵害を訴え、『緑のおチアイさん』の使用差し止めと損害賠償請求を言い渡した。悪気はなかったという落合たちに、『緑のお茶屋さん』にも、彼らと同じように熱意を持って作った人がいることを告げる亜季。お客様のためにと作った商品でも、モチーフを作った人たちへの配慮が足りなかったと告げられた社長は、亜季の言葉を真摯に受け止め「他人の努力の上にのっかって商売をしていたのは恥ずかしい」と、『緑のおチアイさん』の製造を諦めると宣言。

しかし、そこに北脇が割って入り、落合製菓に「OEM=業務委託」を提案する。月夜野が落合製菓に対して『緑のお茶屋さん』という名前のチョコレート作りを委託する契約を結べば、お互いに利益を得ることができるという案だ。実は北脇は増田社長に、地元住民から愛され地域貢献もしている落合製菓を訴えるのは、月夜野にとってリスクが高いと進言していた。「OEM」は、ドリンク以外の商品を開発しようとしていた月夜野にとっても悪い話ではない。

落合製菓を救い、月夜野の新たな事業開発にも結びつけた北脇の機転に亜季は感動。北脇は、この案を思いついたのは亜季のヒントがあったからだと明かす。相変わらず無愛想で厳しい北脇に振り回されつつも知財の仕事のやり甲斐を少しずつ知っていくのだった。

■次回:第3話 あらすじ
月夜野ドリンクの一大プロジェクト『ムーンナイトプロジェクト』の目玉商品『カメレオンティー』は、全貌が明かされないまま開発が進められてきた。その紅茶が、知財部にお披露目される。時間を置くと色と味が変わるという特別な技術を特許出願すべく、動き出す知財部。自分も何か役に立ちたいという亜季に、北脇が命じたのは、新技術が他社の特許を侵害していないか調べる<侵害予防調査>だった。

そんな中、さやか(朝倉あき)が担当する、カフェチェーンとの共同開発商品の試作品が完成。高梨部長のある思惑により「カメレオンティー」の開発から外れることになったさやかが、起死回生をかけた新商品のスムージーだ。亜季も完成を喜ぶが、最終段階で取り入れた製法が他社の特許権を侵害していることが判明し。北脇は目前に控えた最終プレゼンは中止するべきだと主張するが、高梨は、スムージーの開発を見合わせて窪地(豊田裕大)の企画を先方に提出すると決定してしまう。一度は落ち込んださやかだったが、特許を侵害しない製法をプレゼンまでに見つけ出そうと決意し…。

日本テレビ水曜ドラマ「それってパクリじゃないですか?」は4月12日夜10時よりスタート。原作: 奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? ~新米知的財産部員のお仕事~』(集英社オレンジ文庫)/主題歌:AARON「ユニーク」(ユニバーサル シグマ)/オープニング曲:ジャニーズWEST「パロディ」/出演: 芳根京子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、常盤貴子、秋元真夏、渡辺大知、福地桃子、朝倉あき、豊田裕大、諏訪雅、高橋努、相島一之、赤井英和、野間口徹、ともさかりえ、田辺誠一 ほか。ハッシュタグ:#それパク。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「それってパクリじゃないですか?」番組公式サイト
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