リョウン“長い口づけは取っておこう…”「コッソンビ 二花院の秘密」第12話 ついに本物イ・ソルと偽物イ・ソルが対面!
リョウンとシン・イェウン、カン・フンとチョ・ヘジュ…2組のカップルのロマンスが進展する中、ついに2人の“イ・ソル”が顔を合わせる!韓国ドラマ「コッソンビ熱愛史(コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密)」が4月25日(火)韓国SBSで放送された第12話のネタバレあらすじと見どころ、感想、豆知識などを紹介。視聴率はニールセンコリア全国3.2%、首都圏3.3%だった。
※この記事は、Prime Videoでの「コッソンビ熱愛史」独占配信に合わせて紹介したものです。
「コッソンビ二花院の秘密」は、すべての固定観念を打破した下宿“客主 二花院”の主人ユン・ダノと、秘密を抱える下宿生コッソンビ3人組が描く爽やかで大胆なミステリー密着恋愛話だ。各話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率、参考:時代背景などは【「コッソンビ」を2倍楽しむ】で紹介している。
■キャスト
⇒押さえておくべきキャスト紹介
⇒シン・イェウン、リョウン、カン・フン、チョン・ゴンジュ徹底紹介
ユン・ダノ(タノ)役:シン・イェウン
カン・サン役:リョウン
キム・シヨル役:カン・フン
チョン・ユハ役:チョン・ゴンジュ
ほか
■第12話
ダノ(シン・イェウン)に口づけしたサン(リョウン)は、「全てうまくいくから信じて待っていてくれ」と抱きしめる。そして王をだます作戦をダノに授ける。
一方、ユハ(チョン・ゴンジュ)は世孫イ・ソルとして大妃(ナム・ギエ)に会う。大妃は涙を流してユハを抱きしめる。その頃、富営閣ではファリョン(ハン・チェア)がギョム=ユハの産着を取り出し、母として陰で支えると決意する。そこにパンヤ(ファン・ボルムビョル)がやって来て、次の内宴に参加したいと願い出る。パンヤは会話の中で廃世孫イ・ソルが捕まれば極刑に処されると知る。
※배냇저고리(ベネッチョゴリ):産着、ベビー肌着のこと。 ※内宴:宮廷内で開かれる小規模な宴で女性たちが参席した。一方、大規模で公式的な宴は外宴と言う。
大妃との対面を無事済ませながらも、大妃をだますことに心を痛めるユハ。ファリョンは、ユハ自身も王孫であることに違いはないと、心を軽くしてやる。そして本物のイ・ソルが西江沿いに現れ、追っていた軍官たちが番人に殺害されたと伝える。
ダノは王イ・チャン(ヒョヌ)をだますために宮廷に戻る。番人に襲われたが内禁衛に助けられた。実は廃世子を捜していることを知った護衛武士(世子翊衛)が会いに来て、「これ以上廃世孫を捜せば家族もろとも命はない」と脅されたと証言。さらにその者が開城商人として暮らしていると言う。すぐに内禁衛将が松房へと突撃するが、サンから作戦を聞いていたキム・チウン(ペ・ヒョンギョン)は店の者ともども姿を消す。
ダノと共に二花院に帰る途中、サンはユクホ(イン・ギョジン)に正体を知られたことを伝える。帰ってきたダノと2人になったユクホは、「大業を失敗すればサンは逆賊になる」と、関わることを反対するが、ダノは想いを止めることができないと聞き入れない。一方、サンはシヨルが多勢の内禁衛を相手に戦い、無事だったことにホッとする。
翌朝、ユクホの様子がおかしいのが、『三韓秘記』の絵のせいだと勘づいたユハは、絵にどんな意味があるのかとサンに聞くが、サンは答えない。
ダノを心配するユクホの気持ちを理解するサンは、「感謝も伝えられぬまま逃げたことをいつも後悔していた。自分にとって大義よりダノの方が大切」と伝える。そして「ダノに危険が及んだ時は自分の正体を密告してほしい。そうすれば二花院の家族を守れる」と話す。
世子の護衛武士が開城のキム・チウンだと知った王イ・チャンは、すぐに開城に人を送るよう指示する。一方、チャン判官(オ・マンソク)は番人を捕らえるためにノ・ソンギル(イ・ジョンヒョク)が番人に資金を届けていることを王に内証にするが、次の資金を届ける日、部下たちに尾行させる。シヨルが備考んい気付き、事なきを得る。
そんな中、ダノを守れという内禁衛将(チュ・ソクテ)の密命を受けたユン・グナム(チェ・テファン)が二花院に下宿することに。休みの日、サンに誘われたダノはおしゃれをして出かけるが、行った先は南山コルの廃墟。自分の身を守れるようにと弓を教えるために連れ出したサンだった。
一方、ホンジュはシヨルをチャン・ヒョン(クォン・ドヒョン)の墓に連れていく。過去に結婚を約束した人がいて、その人が花の咲き乱れるころに亡くなったので、花が嫌いになったのだと告白する。墓前に立ったホンジュは「8年間、世間の門を閉ざして生きてきたが、その門を開けて外に連れ出してくれた人がいる。今後はもう一度ユン・ホンジュとして生きていきます」と報告し、ヒョンからもらったノリゲを墓に置く。墓から少し離れた場所でホンジュを見守るシヨル。
ノリゲ(노리개):女性のチョゴリ(上衣)のオッコルム(リボン)やスカートの裳(チマ,치마)の腰に下げた装飾具。
その帰り道、客寄せに励んでいたホンジュだが、サンとダノに見つかってしまい、成り行きで2組向き合って話しをする。そしてお互い内緒にしようと約束する。
その頃、キム・チウンは木人会に接触し、報告文を竹筒にいれて二花院の池に投げ込む。ところが偶然、ユハがその手紙を先に見つけて読んでしまう。そこには『木人会の長が、イ・ソルを名乗って王座に就くつもり。その者はイ・ギョムと言って世孫とは兄弟の間柄』とあった。ユハは、ダノが全てを知っていたことを確認し、ダノにとってサンがそれほど大切な存在なのかとショックを受ける。ダノは、「(木人会の)ユハは廃世孫の味方だろうから、黙っていてほしい」と頼むが、ユハは「大切なのはダノだ」と告げる。
事情を知らないサンは、木人会の会合へ向かうユハの後を付ける。その場にキム・チウンが現れ、宮廷の外で育った兄弟がいたと知らされる。乱の後も消息はつかめなかったが、木人会の長が世子の髷留めを持っていた。それは髷を結う年に宮廷の呼ぶという意味だとも。サンは、イ・ソルとして士人たちの前に立った者を見て、それが誰だか気づき…
■見どころ
ダノとサンは、会いたいときの合図を決める。可愛い合図をお聞き逃しなく。今回は、シヨルとホンジュも両想いモードに突入した。深い仲になる前に、シヨルに過去を告白したホンジュだが、気を利かせて墓から離れたシヨルは、その墓がまさか自分が殺した軍官のものとは夢にも思っていないだろう。
イ・ギョムはユハの本名。今回、ファリョンが産着を取り出し、自ら母と呟くことでファリョウンがユハの母だと明らかになった。そしてこの回ラストで、ついにサンとユハことギョムが顔を合わせる。「大義よりダノが大事」なサン、「“イ・ソル”よりダノが大切」なユハ。果たして再び兄弟間での殺し合いが起きるのか?
13話の予告では、今回バラ色に頬を染めて新たに人生を歩く決心をしたホンジュが号泣する。許嫁を殺した犯人を知ってしまったのか?本当にあの時、世孫を助け、ヒョンを殺害した番人はシヨルなのか?
そして内官に復帰したソンギルは、本物のイ・ソル=サンと、偽者イ・ソル=ユハのどちらの味方なのか?「イ・ソルは1人であるべき」と言うユハの言葉は?次回が待ちきれない。第13話は5月1日放送、配信。予告動画は以下のYouTubeで視聴できる。
◇Youtube「13話予告動画」
◇韓国SBS「꽃선비 열애사」サイト
【作品詳細】【「コッソンビ」を2倍楽しむ】