イ・ヨニ、東方神起ユンホに不戦敗？「私たちの人生レース」2PMチャンソン、SF9ロウンがインスタ登場？第1・2話あらすじ

2023年05月11日08時00分ドラマ

イ・ヨニ、ホン・ジョンヒョン、東方神起ユンホ、ムン・ソリと豪華共演で早くから注目を集めていたオフィスドラマ「私たちの人生レース」が、5月10日（水）ディズニープラス「スター」にて独占配信した。第1話と第2話ではメインキャストたちの現状と、取り巻く環境などがテンポよく描かれた。ネタバレあらすじと見どころ、感想など紹介。

●【「Disney Plus」で配信中の韓国ドラマ】

「私たちの人生レース」は、平凡な社会人生活を送る女性主人公が、一流PRマンになるべく日々奮闘し成長する姿を描いた、オフィスサクセスストーリー。

第1・2話見どころ、感想

初のオフィスドラマに主演するイ・ヨニだが「華政」での凛とした演技はオフィスドラマでも生かされており、1本筋の通った主人公ユンジョを好演している。同じくオフィス物初のホン・ジョンヒョンのスーツ姿も決まっている。6年ぶりのドラマ出演のユンホは、「野王～愛と欲望の果て～」ではペクハクグループ御曹司、「ゴー・バック夫婦」ではセールスマン役も経験済。企画案をプレゼンするシーンはユンホの美声がたっぷり聴ける。そしてもう一人のメインキャストのムン・ソリの登場は第2話の終盤。ムン・ソリと言えば「大丈夫じゃない大人たち」では人事部でリストラを担当したが、本作ではかつての恋敵からスカウトされる。Netflixシリーズ「クイーンメーカー」ではソウル市長選に出馬する弁護士役とできる女性がはまり役。第2話でも出演シーンは少ないものの抜群の存在感で魅せてくれる。

人生レース

イ・ヨニ扮するユンジョの企画力の素晴らしさは第2話、自ら販路も開拓した小さなパン店のPRで見られる。SNSを駆使した宣伝が今どきで実に面白い。様々な人が自身のインスタでプロテインパンをPRするのだが、目を凝らして見ると2PMのチャンソンやSF9のロウンらしき人物が登場しているのだ。また韓国で人気のバーチャルグループ・PLAVE（プレイブ）も出てくる。他にも誰が出ているのか目を皿のようにして探してみよう。
SNSで登場する人物、キャラクターについては【こちら】で詳しく紹介

■キャスト
パク・ユンジョ役：イ・ヨニ
ク・イジョン役：ムン・ソリ
リュ・ジェミン役：ホン・ジョンヒョン
ソ・ドンフン役：チョン・ユンホ（東方神起）
　ほか

第1話：小さな広告代理店は脇役？

パク・ユンジョ（イ・ヨニ）は小さな広告代理店PRジョアに勤務するPRマン。学歴はないが情熱だけは人一倍熱い努力家。だが現実は厳しく若者向けのイベント企画は参加者が集まらず失敗。名門ソウル大学の新入社員は要求ばかり多くて、仕事に対する情熱の欠片もなく、熱すぎるユンジョを「優秀な人間ではない」といって辞めていく。

一方、ユンジョと小中校の同級生で親友のリュ・ジェミン（ホン・ジョンヒョン）は、大企業セヨンの広報室の代理。ワークライフバランスを重要視するタイプだが、突発的なトラブルには機転を利かせて対応する期待のエースだ。

そんな2人の行きつけは、もう一人の幼馴染のウンが営む路地裏のバー「ユートピア」。ジェミンが大学の同期でチェ記者と一緒に来店し、居合わせたユンジョと合流。チェ記者もソウル大学卒だが、ユンジョとすぐに意気投合！2人で今どきの20代前半への文句を言い合った。

ユンジョは高校時代に卒業後にすぐに働けるようにと情報高校を選んだ。その後通信制大学で学んだが、辞めた新人に言われた言葉が心に引っかかり、進学校に行けばよかったと、その夜は後悔した。

セヨンではコスメのビッグプロジェクトのPRを任せる会社選定のコンペを実施することになり、ジェミンが担当となる。だがこのコンペは広報代行会社アース・コムに決定している出来レースだった。そんなコンペにソンチーム長（チョ・ハンチョル）からの無理強いでPRジョアも参加するはめに。事情を知らないユンジョはコンペの準備に奮闘していた。

人生レース

ついにコンペの日。ユンジョは歩道を自転車で激走する青年とぶつかり、持っていたチョコラテで洋服を汚してしまう。非常識と憤慨しながらもその礼儀正しさに悪印象は抱かなかった。会場に到着したユンジョはそこで自転車の青年がアース・コムの社長ソ・ドンフン（チョン・ユンホ）とわかる。

コンペ直前、ユンジョは上司のキム・フィヨン代表（ペク・ジウォン）から出来レースだと聞かされる。フィヨンに背中を押され、経験のつもりと割り切って頑張ろうとしたユンジョだが、ジェミンも出来レースだと知っていたと分かり不快に思う。

第2話：差別のないブラインド採用

ユンジョは素晴らしい企画案を提示したものの、ソンチーム長の嫌がらせでユンジョはプレゼンの機会も失い、結局社内政治でコンペは予定通り、ドンフンがプレゼンしたアース・コムが勝ち取る。

ユンジョとフィヨンがやけ酒している席に、フィヨンを先輩と呼ぶドンフンもやって来て合流。彼に罪はないがアース・コムの社長と飲むのは耐えられずに早々に退散するユンジョ。その後、ユートピアでジェミンとは仲直り。

セヨンにはもっと大きな社内政治が渦まいていた。故・創業者の一人娘イム・ジヒョン本部長（キム・ヘファ）の下には経営戦略本部ミン・チフン室長、HRペク・グァンス室長、法務部ユン・ソクホ室長、広報室チン・ビョンマン室長がいた。経営戦略本部は亡き創業者が、娘に力を与えるために作った部署だった。だが現在実権を握っているのは創業者と共にセヨンを興した事業部門長のチョン・グヨン副社長（ソン・ビョンホ）。その下には営業本部キム・ヨンス本部長（チョン・ジンギ）がいた。副部長と本部長は、表面上は仲良くしていたが、水面下では権力争いが始まろうとしていた。

そんな中、セヨン社が広告を出しているテグク日報に、セヨンの下請けへのパワハラ記事を掲載されたことで広報部の面目が丸つぶれとなっていた。イム本部長は名誉回復となる記事を考えろと命じ、ジェミンが「キャリア職に限定した差別のない雇用」を提案する。

イム本部長は更にテコ入れのために世界的に活躍しているク･イジョン（ムン・ソリ）のスカウトを考える。彼女は大学の同期だったが恋敵で20年以上連絡も取っていない犬猿の仲だった。

企画室ではPRジョアのユンジョが作った企画案を採用したいと言い出す。すでにアース・コムに決まっているが、キム営業本部長までがユンジョの企画を推し、ソンチーム長も逆らえず、その企画案をアース・コアの企画として進めろと言い出す。ミンジェはドンフンにこれを伝える。

その頃、コンペには負けたユンジョだが、以前から目をつけていたプロテインパンの店に営業をかけ、成果報酬でPRを引き受ける仕事を掴む。ユンジョの高校生の妹ヘジョらの協力も得てSNSを駆使した宣伝が大当たり！

そんな中、ジェミンから学歴、人脈、地縁、血縁など一切不問の“ブラインド採用”（但し契約社員）を始めたという知らせが届き、ユンジョは一か八かの気持ちで履歴書を出すことに…。

人生レース

ユンジョの企画案を使えと言われたドンフンは、キム・ヒヨン代表に相談に行く。断ればセヨンとの縁は終わりになる。使いたいと言うドンフンにフィヨンは、企画を使うならユンジョも連れて行けと言う。その頃ユンジョはニューヨーク在住のク･イジョン（ムン・ソリ）のビデオをみていた。イジョンは企業コンサルタントをしており、ユンジョは彼女を人生のロールモデルとして憧れていた。そのイジョンの元にはイム・ジヒョンが、セヨンのCCO（最高広報責任者）にとスカウトに来ていた。

一方、ユンジョの元にもドンフンがアース・コムのチーム長にとスカウトに来ていた。そして同じとき、ジェミンはブラインド採用者3名の中にユンジョの名前を見つけていた。

「私たちの人生レース」は、2023年5月10日（水）第1話と第2話を独占配信開始。以降、毎週水曜日に2話ずつ追加配信される。