「合理的にあり得ない」第7話で“恋愛偏差値0”な松下洸平が天海祐希に向ける視線の意味とは!?ネタバレと第8話予告

2023年05月30日11時10分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

5月29日にカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」第7話が放送され涼子(天海祐希)の傷害事件の謎に“3776”のヒントが登場し話題に!次回第8話では涼子に彼氏(眞島秀和)が!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。


「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」は、明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、様々な依頼を、超大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント。

5月29日の第7話では、涼子と貴山が動物病院のスタッフに扮し、“計画的にありえない”少女誘拐事件の真相に迫った。両親の不仲を解決しようと、少女の自作自演で始まった誘拐事件は、途中から本物の誘拐監禁と傷害事件に発展。涼子の機転で少女は無事保護され、主犯も逮捕された。

事件解決後、1500万円の報酬にホクホク顔の涼子が、請求書の中にみつけた「3776」という数字を見て何故か固まった。記憶をたどるように映し出された男の口元からも「3776」が語られる。たちまち視聴者からは、この数字が涼子が覚えてない傷害事件の鍵ではないかという考察があがり話題に。何か大事なことを思い出せないでいる涼子、そんな彼女に送る貴山の視線もまた謎をよんでいる。

貴山がたびたび涼子に無味乾燥な視線を送るのは、何らかの陰謀を抱いているからという説が主流だったが、今回貴山が「恋愛偏差値0」だと判明したため、貴山独自の涼子への“熱い視線”なのではないかという説もあがりはじめている。

そんな微妙な距離感のバディに解散の危機が…。次回6月5日に放送される第8話では、涼子が高校時代の後輩・新藤達也(眞島秀和)と急接近。涼子は「弟みたいなもん」と、新藤との間に恋愛感情はないことを断言するが、涼子に想いを寄せる丹波の依頼で久実と貴山は2人の関係を調べることに。

貴山と久実が尾行を開始すると、涼子はいつもとはまるで違う、女性らしい服装に身を包み、新藤と恋人同士のような時間を満喫していた。仕事中は決して見せない涼子の楽しそうな表情に、なぜか胸のざわつきを覚える貴山。はたして貴山の胸に芽生えた、涼子への感情の正体とは!?


■前回:第7話 ネタバレあらすじ
あおぞら動物病院のスタッフに変装した涼子(天海祐希)と貴山(松下洸平)が、愛犬を診察するフリをするため依頼者である石原家に潜入する。実はその日、久実(白石聖)が作った上水流エージェンシーのアカウント宛てに、「誘拐事件を解決してほしい」とメールが届いたのだ。

依頼主は、有名なインテリアコーディネーターの石原歩美(酒井若菜)と、夫で経営コンサルタントの啓士(山崎樹範)。一人娘の星名が誘拐され、身代金の要求はないが、警察に通報したら殺すと脅迫されているという。依頼を受けてくれただけで500万円、成功報酬1000万円という好条件。涼子は即座に依頼を引き受けることにした。

石原家には、家のいたるところに監視カメラが仕掛けられているため、夫婦の行動や会話は犯人に筒抜けらしい。まな娘の無事を祈る歩美と啓士を誘導し、何とか犯人の目が届かない場所を探そうと家中を見て回ると、唯一、娘の部屋だけは、監視カメラや盗聴器が設置されていなった。四人はそこで作戦会議をたてることに。

そんな中、啓士のスマホに犯人から「イマスグ、ホームパーティーヲシロ」という指令が届く。わけが分からないまま、犯人の指示に従い石原家に集められたのは、ホームパーティーに呼ばれたメンバーは、歩美の仕事仲間で建築家の青田(小柳友)、啓士が通う歯科の女性歯科医・白鳥薫(水沢エレナ)と、秘書の赤西、行きつけのスナック桃のママ・桃井(彩輝なお)、そして歩美が通うジムのトレーナー・黒川(野村祐希)の5人。性別も年齢もバラバラのメンバーは、全員この日が初対面だという。

久実と浩次(中川大輔)は石原家に出入りしている人物を調べるよう指示されるが、そこに丹波(丸山智己)が釣った魚を涼子に食べさせようと持ってきた。誘拐事件を警察に知られては困ると追い返そうとするが、丹波は涼子たちがパーティーに参加していることを知ってしまう。

微妙な空気の漂うパーティーが進む中、犯人の目的を知るため、自らもパーティーに潜入した涼子と貴山。そこにまた犯人から石原夫婦に「イチャイチャシロ」というおかしな指示が…。涼子に促され、イヤイヤながらもイチャイチャしだした2人の様子に、白鳥と青田が反応する。さらに犯人から「キスシロ」という指示がくだる。なんの冗談だと夫婦が困惑していると、丹波がパーティーに押しかけてき、慌てて涼子が門前払いを食らわせた。

そんな騒動の中、涼子はこの誘拐事件が、星名の自作自演だと貴山に告げる。子供部屋だけに監視カメラがつけられていなかったこと、星名は夫婦の不倫を疑い、誰が不倫相手なのか確かめるためにパーティーを開いたのだと推測したのだ。監視カメラ映像で啓士と白鳥が不倫していること、そして青田が一方的に歩美に言い寄っていることが判明する。

一方の星名は、元家庭教師の美沙(浅川梨奈)と自宅の様子を見ながら指示を出していた。キスをすれば父と母は仲直りすると頑なに信じている星名。父の不倫相手がわかった星名は、白鳥にスープをかけて父を嫌いにさせようと指令を送ろうとする。

ところが実際の指令は「歩美が白鳥を殺せ」という指令に変わっていた。さらに星名が浴槽の中に眠らされドライアイスで中毒死させられそうになっている動画も届く。

涼子は、石原夫婦に最初は星名の狂言誘拐だったが、今は星名に協力していた別の人物が主導していると言い、啓士に心当たりを追及。啓士は、白鳥と不倫する前に、元家庭教師の美沙と不倫していたことを明かす。

連絡を受けた久実と浩次が、美沙の家を尋ねるが、そこに星名の姿はなかった。美沙が「娘が死ぬぞ」と何度もメッセージ送り、白鳥殺害を強要してきたため、涼子は、指令通りに歩美が白鳥を殺すしかないと言い出す。

カメラ映像に白鳥を呼び出した啓士の姿と、包丁を持ち出して庭に出る歩美の姿が映りだす。歩美は白鳥を背後から刺し、パーティーにいた人達は驚いて悲鳴をあげる。そこに美沙が現れ、邪魔者はあと一人だけだと歩美に凶器を振り上げる。啓士は歩美をかばって怪我を負い、白鳥に変装していた涼子が美沙を取り押さえた。

丁度その時、魚を調理して再度現れた丹波が乱入し、誘拐と傷害の容疑で美沙を逮捕。貴山は3年前まで石原家が住んでいたアパートの浴室から星名を救い出した。星名は迷惑をかけたことを両親に詫び、金持ちではなかったが、両親の仲が良かったあの家に戻りたかったのだと両親に訴えた。

「旦那が不倫しようが、母親が仕事で成功しようが、仮面夫婦だろうが私には1ミリも関係ない。でもこの子は2人の宝物でしょう?一生取り返せないものもあるの。大切な娘に、こんな悲しい思いを2度とさせないであげて」と涼子は夫婦に告げた。

事件を解決後、1500万円の報酬を得た涼子はブランド品を大量に買い込み事務所に戻ってくる。そんな涼子に貴山は、これまでの多額の借金を返済したらほとんど残らないと注意、請求書を覗き見た涼子はなるほどと納得。すると、書籍代3776円という数字に、その数字をつぶやく男(野間口徹)の事を思い出しフリーズする。


■次回:第8話 あらすじ
ある日の晩、丹波は涼子が見知らぬ男と親しげに話している姿を目撃する。涼子によると、一緒にいたのは高校の吹奏楽部の後輩・新藤達也(眞島秀和)。昔から不器用な性格でお人よし、現在は銀行勤めで都心にマンションを所有していると言う。涼子は「弟みたいなもん」と、新藤との間に恋愛感情はないことを断言するが、不安が拭いきれない丹波は、貴山に二人の関係を調べてほしいと依頼する。数日後、貴山と久実が尾行を開始すると、涼子は新藤と恋人同士のような時間を満喫していた。仕事中は決して見せない涼子の楽しそうな表情に、なぜか胸のざわつきを覚える貴山。さらに新藤の素性を調べていくと、ある晩、涼子との食事を楽しんだ新藤が帰宅した家を見て違和感を抱き…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月17日よる10時スタート。/原作:柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社文庫)/主題歌:ざきのすけ「彼は誰どき」/ 出演:天海祐希 松下洸平 白石聖 中川大輔 丸山智己 仲村トオル 各話ゲスト出演:高嶋政伸、高橋克実、水野美紀、戸田菜穂、早見あかり、猪塚健太 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@arienai_g 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」番組公式サイト
【2023春ドラマ】
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