【最終回前話】NHK「上陽賦~運命の王妃~」第42話:蕭キの計画と王藺の反逆、正体を現した宋懐恩|43話版

2023年06月18日09時00分ドラマ
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宋懐恩(リウ・ドアンドアン)から密書を見せられた蕭キ(ジョウ・イーウェイ)は陰謀の黒幕に気づく!そして王ケン(チャン・ツィイー)と蕭キは…NHKBSプレミアム(日曜よる9時から)で6月18日放送の「上陽賦~運命の王妃~」(全43話)第42話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、本作はDVD-BOも好評発売・レンタル中でDVD公式サイトで予告動画など視聴できる。本作はHuluでも配信開始した(6/6既報)。



「上陽賦~運命の王妃~」は、帝位を巡る陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作。【「上陽賦」を2倍楽しむ】では、架空の国・成(王朝)を時代設定や、押さえておくべき人物と俳優の紹介、放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、豆知識、ドラマを盛り上げるOST(音楽)についてもなどまとめて紹介している。

※以下、全68話版を視聴してあらすじ紹介をしているために、あらすじや見どころが前後したり、カットした部分の紹介などあることご理解ください。放送後、調整します。また本作は架空の時代設定、豆知識などは古代、漢、南北朝時代などを参考にしています。

■キャスト
押さえておくべき5人
比べてみた!“宋懐恩”vs“胡光烈”
王儇(以下、王ケン)/阿嫵/豫章王妃役:チャン・ツィイー(章子怡)/声:魏涼子
蕭綦(以下、蕭キ)/豫章王役:ジョウ・イーウェイ(周一囲)/声:阪口周平
馬子澹(したん)役:トニー・ヤン(楊祐寧)/声:庄司然
賀蘭箴(がらんしん)役:ユアン・ホン(袁弘)/声:伊東一人
馬子隆(ばしりゅう)役:グオ・ジアミン(郭家铭)/声:島津耕介
馬子律(なしりつ)役:プ・バージャ(浦巴甲)/声:竹内想
王藺(おうりん)役:ユー・ホーウェイ(于和偉)/声:志村貴博
 ほか

■第42話:蕭キの計画と王藺の反逆、正体を現した宋懐恩
宋懐恩から密書を見せられた蕭キは驚き、陰謀の黒幕が皇帝、馬子澹だと気づく。蕭キは、王ケンの制止を振り切り兵士たちを率いて宮殿に向かう。

胸騒ぎで目覚めた皇太后は、桂女官から蕭キが兵を引き連れ太極殿に入ったと報告を受け、これで子澹が罰せられると喜ぶ。蕭キは大臣たちが居並ぶ前に立ち、唐競は「棟羽山の変の黒幕が現皇帝だ」と告げる。これを元宵(げんしょう)たちが子澹に報告し、すぐに逃げるよう勧める、だが子澹は向き合う時が来たと、王の正装の龍袍(りゅうほう)に着替える。その頃、豫章王府でも正装に着替えた王ケンが止める兵に刀を突きつけ、宮殿へ向かう。

一方、秋風荘に移った王藺は、蕭キが反乱を起こし、懐恩は都周辺の兵士たちを指揮して待機していると報告を受け、満足そうにほくそ笑む。

朝廷では蕭キが、賀蘭箴とのやり取りの密書を証拠として大臣たちに見せる。温宗慎は密書の真偽はどうあれ兵を伴って宮殿に乗り込んだのは大罪となると蕭キを踏みとどまらせようとする。そこに子澹が姿を見せ、蕭キと対峙。子澹は密書は自分が書いたものと認め、「敵と結託して先帝を殺害しその罪をかぶせた」と詰め寄る蕭キに、何が悪いと開き直る。

蕭キは殺された先帝と非業の死を遂げた兵士たちのために敵を討つと、剣を抜く。その時、龐癸(ほうき)を従えた王ケンが現れ「朝廷でその剣を振り下ろせば大罪になる」と止めようとするが、蕭キは聞き入れない。すると王ケンが蕭キの剣の前に立ちふさがり「力でねじ伏せようする者は、粗野な武人に過ぎない」と言うと、蕭キはそのまま剣を振り下ろし玉座の角を切り落とし、兵士たちの遺骨を持って寧朔に帰ると宣言、宮殿から立ち去る。門を出ていく蕭キを城楼から見送る王ケン。実はすべては夫婦が仕組んだ危険な芝居だった。

屋敷に戻った王ケンは懐恩の妻、玉岫を屋敷に呼ぶ。玉岫は王ケンに、懐恩が最近毎日帰宅が遅く、帰宅してもどこか上の空で怒りっぽくなって別人のようになってしまったと、打ち明ける。さらには「大王(蕭キ)と一緒に寧朔に帰ることもしない懐恩が、何か隠し事をしているのではないか」と不安を口にする。

秋風荘にやってきた王夙は、朝廷での一連の出来事を報告し、蕭キが兵と共に寧朔に帰ったため皇都は平和。今、ことを起こすのは危険だと言うが、王藺は「謀反に退路などない」と告げる。

王ケンは式乾殿に向う。酔いつぶれた子澹は、入ってきたのが王ケンだと気づき、こんな姿を見せたくないと涙を流し、全てが王ケンのためだったと取り乱す。そして「王氏の女を得た者は天下も得る」の言葉通り、蕭キこそがもっとも皇帝にふさわしい強者だと言う。王ケンが「私も蕭キもそんな考えはない」と言うと、本来後を継ぐはずだった甥の静に帝位を返すと言い出す。王ケンは「今の朝廷は危険で譲位の時期ではない。立ち直ってこの国を立て直す君主になってください」と優しく諭す。

青雲が皇太后に仕える桂女官を呼び出し、王藺が生きていると教えて馬静を見せる。静の無事を聞いて喜ぶ皇太后は、桂女官から兄、王藺が静を皇帝にするつもりだと聞き、王藺の望み通りに宮殿の門を開けることを承諾する。

王藺を訪ねた懐恩は傍らに用意した龍袍が静のためだと聞き、王藺の野望を理解し、王藺に従うと答える。王藺は明日の乱に向けて準備するよう指示し、懐恩を帰らせる。そして王安を呼んで静を始末するよう命じる。この話を盗み聞きしていた王夙は王安から静を奪って逃げる。

王安から報告を受けた王藺は静を捜すよう指示し、青雲には王氏の兵を全て集めて待機させる。そして王安には、王夙の名代として「大事な話がある」と、温宗慎と大臣ら全員を秋風荘に呼び集めろと命じる。

一方、玉岫から懐恩が配下の者を連れて軍営に向かったと報告を受けた王ケンは、龐癸に魏将軍に連絡して兵を集めるよう言い残し、胡瑶を伴って宮殿へ。皇太后に会った王ケンは、父、王藺が生きていると知らず、「王夙が静を連れて協力を求めに来たはず。静を皇帝にして摂政になろうとしているのではないか」と切り出す。

その頃、秋風荘に集められた大臣たちは、目の前に死んだはずの王藺が現れ、仰天する。いち早く王藺の野望に気づいた宗慎は、ムカデのようにしぶといと言い放つ。王藺は、先帝が亡くなる前に密書を遺したと告げる。密書には、「余命わずかの先帝が国に反乱が起きぬよう王藺に大任を命じる」と認めてあった。玉璽が押してあるが、それが偽造と確信する宗慎は憤慨し、立ち去ろうとするが、兵に取り囲まれる。王藺は、これが皇太后の望みでもあり、皇都を守る兵たちは全て王藺の手の内だと告げると、顧閔汶(こびんぶん)を始め、大臣たちが次々と王藺に従うと言う。。

■見どころ
城門をくぐるときの王ケンと蕭キ合図の頷きをお見逃しなく。これこそが41話で王夙の後ろにいる黒幕をおびき出すための芝居。蕭キは胡瑶に残って王妃を守るよう指示し、王ケンは玉岫から「懐恩が都の近くの将軍たちと会っている」と情報を得る。2人は一体どんな計画を立てているのか?

一度は袂を分かった王藺と皇太后がもう一度手を組むが、王藺はまた皇太后を騙そうとしている。自らが皇帝になるためにこれまで傍で面倒を見てきた姪孫(妹の孫)まで手にかける王藺が怖ろしい。

夫の懐恩が何かすると察して止める妻、玉岫。そんな彼女を「この女を見張っておけ!」と言い捨てるとは。懐恩もまた権力に見せられた男。しかも今なお心には…懐恩を一途に想う玉岫が哀れでならない。

蘇錦児に盗ませた玉璽で先帝の密書を正式なものに仕立てた王藺だが、さすが温宗慎は騙されないが、王藺を抑える力がない…。

■商品仕様
2021年/中国/1~23話収録(全68話)/6枚組/1035分+特典映像/16:9/音声:1.オリジナル中国語 ドルビーデジタル2chステレオ 2.日本語 ドルビーデジタル2chステレオ/字幕 1.日本語字幕 2.吹替用字幕/片面2層/全3BOX
特典映像:メイキングを盛り込んだインタビュー
封入特典:ブックレット
発売元:「上陽賦~運命の王妃~」日本語版製作委員会
販売元:TCエンタテインメント

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予告編

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