シン・ヘソン、ファンタジーロマンスはこれが最後?アン・ボヒョン、8キロ減量!「生まれ変わってもよろしく」制作発表会

2023年06月16日08時00分ドラマ
YouTubeよりキャプチャー  Netflix シリーズ
「生まれ変わってもよろしく」6月17日(土)独占配信開始

tvNの新土日ドラマ「生まれ変わってもよろしく」がいよいよ6月17日(土)よりNetflixにて独占配信されるが、本作の制作発表会が14日に行われ、主演を務めるシン・ヘソンとアン・ボヒョン、共演のハ・ユンギョン、アン・ドングとイ・ナジョン監督が出席した。この様子がYouTubeにて動画公開されている。



「生まれ変わってもよろしく」は、前世の記憶を持ったまま生まれ変わりを繰り返す女性と、彼女と出会うことを運命づけられている男性とのロマンス作品。何度も転生を重ね、パン・ジウムとして19回目の人生を生きる女性が、短く終わってしまった18回目の人生で出会った初恋の相手ムン・ソハともう一度出会うため生きようと決意し繰り広げられる転生ロマンス。【「生まれ変わってもよろしく」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや感想、キャスト、視聴率などと共に各話のネタバレあらすじを紹介。

NEVERウェブトゥーン評価で99.8点、グローバル視聴回数累積7億ビューの、イ・へ作家のウェブ漫画『生まれ変わってもよろしく』が原作。ファンタジーの女神シン・ヘソン、「ドーベルマン」とは全く違う魅力で帰ってきたアン・ボヨンが、転生ロマンスの主人公を務めることで期待が高まった。そして春の陽射しのようなハ・イギョン、温美男と冷美男の魅力を併せ持つアン・ドングンが共演する。さらにKBS 2TV「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」を演出したイ・ナジョン監督が演出を手掛ける。ドラマでシン・ヘソンとアン・ボヒョンはそれぞれパン・ジウム、ムン・ソハ役を演じ、恋愛模様を描く。

生まれ変わっても

tvN「哲仁王后~俺がクイーン!?」の破壊的な演技が話題になったシン・ヘソンが演じるのは、前世の記憶を持ちながら19回目の人生を生きる猪突猛進型のパン・ジウム役。シン・ヘソン本人は前世の記憶を持ちたいかどうかを聞かれると「毎日変わる。今日は前世を覚えていたくない。その理由は今は、目の前のことに集中してしっかりやらなくてはならないから」と回答。

前作tvN「軍検事ドーベルマン」で軍検事を演じたアン・ボヒョンは、人に心を簡単に開くことができないムン・ソハ役で恋愛経験なし(モテソロ)で、初恋の人を忘れないまま大人になった。直進するパク・ジウンに戸惑いながらも気になっていく。アン・ボヒョン自身はこんなノーブレイキの直進女性はどうかと聞かれ、「僕はいいと思う。僕は簡単に近づくことができる性格ではないので。猪突猛進で来てくれたらうれしいです」とジウンの性格を歓迎。
※母胎ソロ=모태솔로(モテソロ):母胎から生まれてからずっと一人。つまり恋愛経験なしを揶揄する言葉。

ENA「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」でチェ・スヨン役を演じ、注目を集めたハ・ユンギョンは、プランテリア(造園士)で誰からも愛される明るい性格のユン・チュウォン役。「チュウォンは家族を失った悲しみがある。周りの人とうまくやりたいし、ひとのことを心配する人物だけれど、ある誤解が生じる出来事がある」と気になるキャラクター。

「Sweet Home-俺と世界の絶望」「静かなる海」「その年、私たちは」など、すでにNetflix 作品に多数出演しているアン・ドングは、温かいこころの持ち主だが、状況によって冷美男と温美男の反転する魅力を行き来するハ・ドユン役。ソハの秘書を務める。「美男、美男と連呼してくださるが、普段はそうした言葉を聞くこともなく、たまに父親が言うくらい。温美男として見つめているのは上司であり、親友のソハ。ジウンに対しては、警戒している。実際の自分は温美男と冷美男の中間。今日は仕事中なので温美男です」とカメラにアピール。

イ・ナジョン監督は「今回の演出のポイントは、転生が外国人もあり、韓国人もあり、男も女もある。1000歳以上の内在的な能力(内功=내공(ネゴン))を持っているのを、リアルの演出したいとおもいましたが、それらを1人が生きたんで、それぞれの生涯に出てくる人ごとに、韓国色でいう玉色(翡翠のような淡い青緑色)=エメラルド色やミント色のアイテムを一つずつ登場させているので、それを捜してみるのも楽しいかと」と鑑賞ポイントを教えてくれた。

また「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」などロマンス職人として他のロマンスとの差別点については「2人の女性キャラクターがすがすがしく直進型で、男性2人のキャラクターは慎重に待つところがあり、新しいキャラクターによるどんでん返しが面白い。2人がある縁でまためぐり逢ったときどんな物語ができるのか。ウェブ漫画で、生き残った人、突然去った人それぞれ伝えたい言葉を伝えられずに別れを迎え、そんな人々が再び巡り合ったときの、奇跡のような温かいファンタジードラマに惹かれた。いきなり別れを迎える経験など、私たちの周りでいつでも起こりうることを共感させるロマンスで、温かさも与えることができる物語だ」と説明した。

「哲仁王后~俺がクイーン!?」「哲仁王后 竹の森」から約2年ぶりにロマンス作品で戻ってきたシン・ヘソンは、「時間が本当に早く過ぎた。2年が過ぎたとは思わなかった。これまでロマンスジャンルに出演したいという思いは持っていて、そんな中、監督の演出の方向性を聞いて感動を受けて出演を決心した」と明かした。

オーディションを受けてキャスティングされたアン・ドングンは、「イ・ナジョン監督作品だと言うこと、個人的にファンである先輩たちが出演するので、出たかった。演じるドユンというキャラクターも演じてみたかった」と選んでくれたことへの感謝を伝えた。

一番最後にキャスティグされたというハ・ユンギョンは、「興行保証付きの先輩たちの作品だったこと、原作が温かくてよかった」と素敵な作品への期待感を口にした。

元々監督の作品のファンだったというアン・ボヨンは、「これまでやってきたジャンルと違うメロに挑戦すること、前作の「軍検事ドーベルマン」で強い印象を残したので、今回は素敵な作品で新しい姿をお見せ出来たら」と、出演を決めた理由を語った。

「哲仁王后~俺がクイーン!?」「30だけど17歳です」などファンタジーロマンスで高い評価を得ているシン・ヘソン。「ファンタジーが好きだとある時自覚し、少しファンタジーを遠ざけようと思っていた。ファンタジーロマンスはこれが最後だと思った」としながらも、また監督の作品なら「連絡をください」と笑わせた。そして「監督の演出意図を聞き、原作を読んで少しプレッシャーもあった」と、人気作品への出演を喜びつつも不安を感じている様子。

一方、これまで「梨泰院クラス」「ユミの細胞」など意図せずウェブ漫画が原作の作品にたくさん出演してきたアン・ボヒョンは、「次はウェブ漫画をベースにした作品は避けようとしていた。特にムン・ソハの場合、内的痛みと影があるのに、それをちゃんと吸収できるか?とたくさん悩んだ」と話した。これまでは原作キャラクターと100%を超えるシンクロ率で演じたアン・ボヒョンだが、「今回はシンクロ率より、僕が持っている最大の努力をすべきだと考え、監督とも相談してソファ化した」と、眼差しまで変わったようす。他にも「軍検事ドーベルマン」で筋肉質な軍検事を演じたアン・ボヒョンは、イメージチェンジのために8kgも減量したことも伝えた。

アン・ボヒョン、シン・ヘソンのケミストリー(相手との相性)について監督は、「二人のケミストリーは99点。奇妙で明るい女性の前に、可愛らしく愛らしい男性、身長の高い人の横にもっと高い人、いつも突然現れる猫の横でびっくりする子犬のような感じ。それぞれ演技がとても上手で、とても良かった」と称賛した。



「生まれ変わってもよろしく」は、韓国で17日の午後9時20分に放送され、同日よりNetlixをつうじで独占配信される。

■スタッフ
監督:イ・ナジョン 脚本:チェ・ヨンリム
英題:See You In My 19th Life

■キャスト
バン・ジウム役: シン・ヘソン
ムン・ソハ役:アン・ボヒョン
ハ・ドユン役:アン・ドング
ユン・チョウォン役:ハ・ユンギョン


●Netflix シリーズ「See You In My 19th Life (英題)」2023年6月17日より独占配信開始

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