NHK総合、7月7日(金) 22:45から「ドキュメント72時間」が放映され、今回は兵庫・西宮を通る電車（JR）線路の下を通り抜ける。高さ約130センチ、幅は人がすれ違えない狭さ、長さ約25mのトンネルが舞台となり、NHK＋では放送と同時にネット配信が行われ1週間の見逃し配信が行われる。



このトンネルは、「マンボウトンネル」と呼ばれ、地域の生活道路の一部として、南から北へ、北から南へ線路を通り抜けるトンネルとして利用されている。
幅が狭いため譲り合いながら交互にしか通れない。高さも130センチと低く、中腰で25mを一気に通り抜けなければならない。自転車も押してやっと通れる。
不便でしかないように思えるトンネルだが、利用している方々の話を聞くと、「交互に譲り合うことで、言葉を掛けるというコミュニケーションが生まれる。」「スリルがあり通るのが楽しみ。」「このトンネルを通ることで生活モードと仕事モードを切り替える。」「線路の下で電車の通過する音を聞くのが楽しみだ。」など、一見、不便そうに思えるトンネルを通ることを楽しんでいる言葉が寄せられ、不便さに対する不満などは全く聞こえてこない。
マンボウトンネルは、生活のなかで気持ちをリセットしてくれるトンネルなのかもしれない。気持ちを切り替える良い方法なのかもしれないと勝手に思ってしまう。
番組を見て、このトンネルを通ってみたいと感じたしだいだ。

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