【最終回ネタバレ】東山紀之は刑事を辞めた!「刑事7人Season9」真犯人は渡辺大、もみ消しは監察官の山田純大だった!
最終回視聴率9.8%!都合の悪い人間を次々と殺したのは利根川開発社長の宗一(渡辺大)!そのもみ消しは正木首席監察官(山田純大)!天樹(東山紀之)は刑事を辞めて畑仕事を!「刑事7人Season9」関連動画は番組公式サイト、最新話はTVer、全話はTELASAにて配信されている。
人気刑事ドラマで9シーズン目を迎える「刑事7人」の最終回・第9話が8月9日に放送された。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は初回から10.7%、9.3%、9.8%、9.4%、10.5%、9.0%、9.9%、9.9%と推移し、最終回は9.8%を飾った。シーズン9は初回放送が「特捜9 Season6」の最終回の放送後すぐに6月7日からスタートすることになり、この「刑事7人」の後もスペシャルなどを経ず、「科捜研の女」の第1回放送を開始する。間を開けないことで、水曜21時の時間帯のファンをそのまま掴んだ形となり、高視聴率へとつながっている。
シーズン9は、天樹悠(東山紀之)、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望・ジャニーズWEST)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)という刑事6人と、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)と、シーズン8終了時と同じメンバーでスタートしたが、それぞれが今後の人生について深く考えていることが違った。特に、天樹は刑事を辞める想定で日記を書き始めている。毎話「刑事を辞めるまで後何日」という話が入っていた。テレビ朝日の刑事ドラマの人気シリーズでは「辞める」といいつつなかなかそうはならないことが多く、今回の天樹も最終的には「刑事は辞めない」となると予想する人が多かった。しかし、なんと、天樹が刑事をやめたのだ。そしてなんと農業を始める。ラストに「科捜研の女」の榊マリコ(沢口靖子)がカメオ出演を果たした。
第1話から続いた10年前の事件の真相がようやく判明した。山尾夫妻を殺したのは、「利根川開発」社長・利根川宗一(渡辺大)だった。土地買収で山尾夫妻がOKをださなかったからであり、犯罪を犯した後、弟の利根川寛二(阿部進之介)のためなら父親が犯罪のもみ消しを警察に頼むと踏んでいた。もし、もみ消しがだめでも弟に罪を着せられると思い、犯罪を犯した。罪のもみ消しを頼んだのは監察の正木首席監察官(山田純大)だった。利根川開発に実家のレストランを助けてもらっていたことや出世の後ろ盾になってもらっていたことから引き受けた。警察の警察ともいえる監察官が犯罪のもみ消しを図ったり、出世のために夫婦を殺したり、そのことを知る人間を次々と殺す大会社の社長など大きな力を持っている人間が後ろにいたことがわかった。
■最終回:第9話ネタバレあらすじ
暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》が警察の信用を地に落とす動画アップをした。そんな中、堂本俊太郎(北大路欣也)のもとを訪れた天樹悠(東山紀之)は、10年前の江戸川区夫婦殺害事件に関する新事実を知る。和沙がストーブを倒したことが原因ではなく、殴打されたことが原因だった。
やがて天樹は、浜崎(望月)和沙(山崎紘菜)を見守っているもう1人の人物がいることに気づくのだった。和沙が倒れていた時に救急車を呼び、入院先にトルコ桔梗を持ってきてくれた人だ。それは、震災の後、山尾夫妻が面倒を見ていた少年だ。和沙、和沙の夫、井手孝也(田中樹)以外の人間はいったい誰なのか?昔の写真とトルコ桔梗を頼りに天樹は園人物を探し出した。さらに、和沙が事件の日から大切に持っていたリストバンドも預かった。
そして、新専従捜査班の執念の捜査が実り、「利根川開発」社長・利根川宗一(渡辺大)の弟で、行方がわからなくなった重要参考人・利根川寛二(阿部進之介)のもとに辿り着く。二人目に殺された事件を再度追っていた海老沢芳樹(田辺誠一)は遺留品からとあるシガーバーでたどり着いた。そこには、井手が出入りしていたという情報もあった。そんなことから寛二が利根川開発が所有している建物に隠れていることがわかった。寛二は誰かに連絡をとり、海外逃亡を進めようとしていた。
寛二が隠れている先にやってきたのは兄の宗一だった。二人を海老沢たちが囲む。一方、天樹と野々村拓海(白洲迅)はシガーバーにやってきた。監察官の焼津大地(泉澤祐希)を捕まえるためだ。焼津が専従捜査班の部屋に盗聴器をしかけたのに気がついていた天樹はあえてシガーバーに誘導した。和沙を見守る最後の一人が焼津だった。焼津は監察官の特権を利用して、死刑となった鶴見がいた拘置所を調べていて、そこで3人しか殺していないという手記を盗んでいたのだ。
焼津は真犯人を突き止めるため、復讐するために、寛二を殺そうとしてシガーバーにきていたのだ。事件の真相を天樹たちから聞く。それは、10年前、土地買収でもめて、寛二が山尾夫妻に怪我をさせてしまった。それを聞いた宗一は自分が謝りにいき、なんとか警察沙汰を避けてもらえるように頼んだ。しかし、山尾夫妻が警察に連絡しようとしたため、夫妻を殺して火を放った。このことを寛二の罪として父親に報告した。父親は寛二をかわいがっていたので、もみ消しを図る。もみ消しがうまくいかなくても寛二の罪にできるために宗一は犯罪を犯したのだ。
父親は恩がある監察の正木首席監察官(山田純大)にもみ消しを頼んだ。正木は監察下にあった下松(宮川一朗太)を使ってもみ消しをはかる。汚れ仕事はフリーライター・宝来正道(西川瑞)にさせた。もみ消しをしたかわりに正木は今の地位を手に入れた。
宗一は寛二を会社から追い出し、自分が社長に上り詰めた。その後、下松や宝来が脅してきたため殺したのだ。寛二は「弟の俺に罪を着せるのか?」と言ったが、宗一は「おまえを殺すつもりだった」と言い放った。関係者は捕まった。
天樹たちは事件の解決を喜んだ。そして、天樹は刑事をやめ、畑仕事に専念し始めた。
テレビ朝日 2023年6月7日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「刑事7人Season9」。出演:東山紀之、小瀧望(ジャニーズWEST)、田辺誠一、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@keiji_7nin」。
◇テレビ朝日「刑事7人Season9」番組公式サイト
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