韓国ドラマ「恋人」番外編:もう一つの純愛物語。老夫婦ソンチュとイランの最期に視聴者もらい泣き!

2023年08月17日13時13分 
(2023年08月18日09時30分 更新)
ドラマ
画像:MBC「연인」HPより|チョン・ハニョン、ナム・ギエ

MBC新金土ドラマ「恋人」11日、12日に放送された第3話、第4話でベテラン俳優チョン・ハニョンとナム・ギエが紡いだ愛の物語が、放送後も多くの視聴者を泣かせている。第4話ハイライト映像はYouTube「第4話レビュー」で視聴できる。



「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
(※丙子の乱については「朝鮮と清の関係を時系列で紹介」を参照)

画像:MBC画像:MBC「연인」HPより第3話と第4話では、オランケと蔑称で呼ぶ清軍がついにムジン里を襲う様子が描かれた。

ヨンジュン(イ・ハクジュ)たちが義兵を募って、王、仁祖を助けるために南漢山城へ向かい、ムジン里ではジャンヒョン(ナムグン・ミン)の忠告通りにギルチェ(アン・ウンジン)が村人を避難させた。

だが、ソンチュ爺さん(チョン・ハニョン)は村人たちが避難するための時間稼ぎをしようと一人村に戻り、弓矢で次々と敵兵たちを倒していく。心配してこっそり後を追ってきた老妻イラン(ナム・ギエ)が、ソンチュを狙う敵兵を見つけるが、言葉の話せない彼女は自分で敵兵を倒そうとして返り討ちに遭ってしまう。イランを刺した敵兵をソンチュが殺害するが、彼もまた別の敵兵に刺されてしまう。

瀕死の妻イランは藁で作った夫婦人形を取り出し、最後の力を振り絞って夫に愛と感謝の気持ちを示す。そんな妻を抱きしめる夫は「今度の人生でも必ず新郎、新婦として会おう」と優しく語りかけ、号泣する。

放送後、視聴者からは次のような感動の声が寄せられている。

●結局は蛮族にイランおばあさんが残念な死を迎えてしまった。
●ソンチュおじいさんの名台詞に泣かされた。
●ソンチュおじいさんの最後のシーンで泣いた。
●なぜソンチュおじいさんはこんなに強いのか?
●ソンチュンおじいさんを殺した蛮族(オランケ)を捕まえようとする素敵な男(ジャンヒョン)!!
●ソンチュおじいさんとイ・ジャンヒョンの関係は?


中には、ソンチュの勇気と弓の腕前に驚いた視聴者もいたようだが、それもそのはず、彼は村で唯一戦争経験者なのだ。

またソンチュ&イランの老夫婦は、第2話で結婚式を挙げているが、これはジャンヒョンが米と引き換えに二人の結婚式をあげて欲しいと役場に掛け合ったお陰。自分に親切にしてくれた人物とはいえ、結婚式まで手配するジャンヒョンの好意は少々行き過ぎかとも思われたが、恐縮するソンチュにジャンヒョンは「それだけの資格がある」と答えている。

村に戻って雪の中に夫婦の遺体を発見したジャンヒョン。国王の窮地は知らぬふりをしてもソンチュ夫婦を殺したオランケたちを許さないと、たった3人で立ち上がる。

ジャンヒョンの回想として時折差し込まれる戦禍のシーン。視聴者も気にするソンチュとジャンヒョンの関係だが、どうやら2人には、この戦争を通して浅からぬ因縁があるようだ。今後ジャンヒョンの過去がどう明かされていくのか?第5話は18日放送される。

なお、ソクチュを演じたのは「ピオラ花店の娘たち」のチョン・ハニョン、妻イランを演じたのは「赤い袖先」のナム・ギエ。

※各話のあらすじと見どころ、感想、豆知識、視聴率などは【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介している。

MBCの新韓国ドラマ「恋人」は毎週金・土曜夜9時50分より放送する。

第4話レビュー
MBCドラマページ(韓国)

kandoratop【作品詳細】【「恋人」を2倍楽しむ】