BS12「トンイ」第1-6話あらすじ:ヒロインの少女時代は<クルミ>のキム・ユジョン
BS12 トウエルビで放送の「トンイ」は、「ムービング」のハン・ヒョジュが主演を務める本格史劇!「雲が描いた月明り」のキム・ユジョンが少女時代のヒロインを務める第1話~第6話のあらすじと見どころを紹介、YouTubeにて予告動画が視聴できる。
「トンイ」(全 60 話)は、最下層の身分から朝鮮王朝第 19 代王・粛宗の側室となり、後の第 21 代王・英祖の生母となったトンイ(淑嬪 崔氏スクビン チェシ)の一代記。朝鮮王朝の最も派閥闘争の激しかった時代を背景に、粛宗を巡るロマンス、女性同士の権力争い、そして英祖の成長過程を交えながらドラマチックに描く。
【「トンイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)、見どころ、豆知識などまとめて紹介しているので視聴の参考にされたい。
■キャスト
トンイ/淑嬪(スクビン)チェ氏役:ハン・ヒョジュ/キム・ユジョン
肅宗(スクチョン)役:チ・ジニ
禧嬪(ヒビン)チャン氏、オクチョン役:イ・ソヨン
仁顕(イニョン)王后ミン氏役:パク・ハソン
チャ・チョンス役:ぺ・スビン
ほか
■第1話「陰謀の始まり」⇒ネタバレあらすじと場面写真
粛宗(スクチョン)7年(1681年)。朝鮮王朝時代の党派の一つ、南人(ナミン)の高官が殺される事件が3件起こる。従事官(チョンサグァン)ソ・ヨンギは、剣契(コムゲ)の仕業と推測する。剣契(コムゲ)とは奴婢の逃亡を助ける秘密組織だった。しかし黒幕は同じ南人(ナミン)のオ・テソクで、彼が証拠品を仕込み剣契(コムゲ)に罪を着せたのだった。賤民の娘トンイは、殺された高官の一人大司憲(テサホン)の断末魔を目撃し、オ・テソクたちから追われることになる。自分の父親が剣契の頭であることを、トンイは知る由もなかった。
生き生きとした少女トンイを演じるのは、「太陽を抱く月」で好演し、「雲が描いた月明り」でみごとに大人の女優に成長したキム・ユジョン。2021年には、ファンタジー時代劇「ホン・チョンギ」では最優秀演技賞、アン・ヒョソプとのベストカップル賞も受賞している。コムゲの一味としていきなり「恋慕」でニヒルな悪役で魅せたペ・スビンの縄やシーソーをうまく使った美しいアクションが見られるのもうれしい。
※剣契:実在した朝鮮初の賤民たちが結成した秘密組織。党派:考え方・主義や利害関係などを同じくする人々の集まり。表【党派の歴史】で。もっと詳しくは【「トンイ-同伊-」を2倍楽しむ】(3)で。この回の詳しいあらすじと見どころ、場面写真は1話詳細で。
■第2話「裏切り」⇒ネタバレあらすじと場面写真
高官殺しの濡れ衣を着せられた剣契(コムゲ)。行方が分からなかったトンイは問安婢(ムナンビ)として立派な屋敷に連れていかれていた。剣契(コムゲ)の仕業ではないと気づき始めたソ・ヨンギはトンイの父チェ・ヒョウォンから黒幕が南人(ナミン)である可能性を知らされる。チェ・ヒョウォンはトンイを都から逃がそうとしていたが、トンイは問安婢(ムナンビ)をやりたくて逃げだす。そして問安婢(ムナンビ)に行った先はオ・テソクの屋敷であった。罠にはまったチェ・ヒョウォンたちは捕らわれの身となる。
※問安婢:良家の夫人に代わって正月に挨拶に出向く下女のこと。第2話詳しいあらすじで紹介この回の詳しいあらすじと見どころ、場面写真は2話詳細で。
■第3話「悲劇の別れ」⇒ネタバレあらすじと場面写真
トンイは、キム・ファンに助けられ、チャ・チョンスから皆が剣契(コムゲ)であることを知らされる。トンイとチャ・チョンスは同志と合流。チョンスは、護送される頭と同志たちを助けに行く。しかし、逃げる途中にチェ・ヒョウォンたちは命を落とし、チャ・チョンスも崖から川に落ちてしまう。その後、駆けつけたトンイは父にあげた巾着を見つけて泣きじゃくる。その頃、オ・テソクは、チャン・オクチョンを王の側室にすることを決意する。
チョンスを演じているのは「華麗なる遺産」でハン・ヒョジュを温かく見守ったパク・ジュンセ役を演じたペ・スビン。果たして本作で二人は結ばれるのか?この回の詳しいあらすじと見どころ、場面写真は3話詳細で。
■第4話「父との約束」⇒ネタバレあらすじと場面写真
剣契(コムゲ)の騒ぎを静めようとソ・ヨンギは残党の捜索に力を入れる。逃亡中にケドラと出会ったトンイは一緒に逃げる。しかし、山に逃げ込んだトンイはソ・ヨンギに見つかる。一度だけ見逃すというソ・ヨンギにトンイは大司憲(テサホン)と同じ手の動きを見せる女官がいたことを話すが、兵に見つかって矢を放たれ、崖から落ちてしまう。そのトンイを助けたのは兄チェ・ドンジュを慕っていた妓生(キーセン)のソリであった。トンイは素性を隠し掌楽院(チャンアゴン)の奴婢となる。
※恵民署:一般の診療所(詳しく朝鮮王朝豆知識で。燃灯祝祭:願い事をかけて提灯(風灯)を空に飛ばす韓国仏教の最大イベントで新羅時代(866)から今も続く風習(詳しくは「新羅王国」豆知識で。掌楽院(チャンアゴン):祭事と宴会が多かった当時の宮中で音楽を担当する部署。この回の詳しいあらすじと見どころ、場面写真は4話詳細で。
■第5話「蝶の鍵飾り」>⇒ネタバレあらすじと場面写真
トンイが掌楽院(チャンアグォン)の奴婢となって6年。トンイは父と兄を失うこととなった事件の鍵を握る蝶の鍵飾りを持った女官を捜し続けている。明聖大妃(ミョンソンテビ)やチョン・イングクら西人(ソイン)の反対にあいながらもオ・テソクら南人(ナミン)に推されて宮廷入りしたチャン尚宮(サングン)。チャン尚宮(サングン)を見たトンイは彼女こそ自分が捜す蝶の鍵飾りの女性ではないかと思い、夜にチャン尚宮(サングン)の住まいに忍び込もうとする。すると何者かに襲われ、納屋に閉じ込められてしまう。
キャスト:「イ・サン」出演組が多数出演。テスのおじがファン・ジュシク主簿に、図画署長のパク・ヨンムンが南人派の都承旨(トスンジ)のチョ・サソク、サンの大叔父ホン・イナンが西人派のチョン・イングク…。詳しくは表【集まれ、イ・ビョンフン組!】を参考に。この回の詳しいあらすじと見どころは5話詳細で。
■第6話「運命の出会い」>⇒ネタバレあらすじと場面写真
トンイは捕らわれた小屋から逃げだし武官を連れて戻るが、そこにあったはずの編馨(ピョンギョン)職人の死体は消えていて、いたずらと思われてしまう。真相が気になり編馨(ピョンギョン)職人の家に行ったトンイは、そこで自分を捕らえた男たちを目撃する。男たちのあとをつけてたどり着いた屋敷の前で、小屋に落ちていたのと同じ石を見つけたので小屋に行くと、粛宗(スクチョン)がやってきたのでトンイは隠れる。さらに男たちが来たため粛宗(スクチョン)も隠れ、トンイと出会う。
これまでのドラマで描かれた粛宗像を大きく変えた爆笑の出会いのシーン。「チャングムの誓い」のあのミン・ジョンホナウリとはまったく違う、チ・ジニの魅力を堪能しよう。詳しいあらすじは6話詳細で。
◇BS12「トンイ」番組サイト
2023年9月27日スタート 水・木16:00~18:00(2話連続放送)
◇YouTube予告動画
【作品詳細】【「トンイ」を2倍楽しむ】