NHKでは、119番の通報を受ける指令室に密着するノンフィクション番組「エマージェンシーコール～緊急通報指令室～」より新たに5本を放送する予定だ。番組サイトでは次回予告動画が公開中だ。



番組は、110番や119番の指令室を取材したノンフィクション番組。今回、舞台となるのは、大阪、横浜、仙台、福岡の４つの都市。

指令室には24時間、様々な通報が飛び込んでくる。祖母がのどを詰まらせ息がないと訴える孫、職場で大けがしたという人、夫からの DV だと叫ぶ妻。そして認知症の夫が風呂で意識を失ったケースでは、一刻を争う緊迫したやりとりで命をつなぎとめようとする。

こうした通報に、懸命の救命のための指導で応えるオペレーターたちの、秘めた思いとは。知られざる通報者と指令室のオペレーターの会話から浮かび上がる日本の今を鋭く描く。

制作者からのコメントが到着した。

24時間365日、この社会には「必ずあなたを助けてくれる人がいる」ということを感じてもらえたらと思い、制作しています。私自身119番通り報をした時に電話の向こう側からきこえる声に安どし、救われたことがあります。 通信指令室で働く消防職員たちの知られざる思いや過去も番組では紹介します。一刻を争う状況、その電話の向こう側の世界をご覧ください。

「エマージェンシーコール ～緊急通報指令室～」新作放送決定！
【放送予定】
新作①本目：10月9日（月・祝）夜9時30分～9時59分
新作②本目：1１月３日（金・祝）夜9時30分～9時59分
新作③本目：1１月２３日（木・祝）夜9時30分～9時59分
※4本目以降は放送日が決まり次第番組でお知らせする。

◇NHK「エマージェンシーコール ～緊急通報指令室～」番組サイト