趣里「ブギウギ」鈴子(澤井梨丘)は将来を決定する梅丸少女歌劇団の門を叩いた!第1週ネタバレと第2週予告

2023年10月06日20時07分ドラマ
©NHK

明るく朗らかなヒロイン鈴子(澤井梨丘)の歌声に心が癒やされる!そんな鈴子にはどんな出生の秘密があるのか?NHK朝ドラ第109作「ブギウギ」の第2週「笑う門には福来る」(10月0日~13日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第1週は10月2日放送された。第1話の世帯視聴率は関東地区で16.5%、関西地区で14.7%を記録した(ビデオリサーチ社調べ)。2021年下期のカムカムエブリバディ以降はここ最近は16%台で安定している。今後どこまで数字を伸ばしてゆくことが出来るのか?



最初に歌手としてステージに立つスズ子(趣里)を出してから、幼少期に戻った。大正15年の大阪の銭湯や学校が舞台となる。小学生時代の鈴子は澤井梨丘が明るく演じる。澤井梨丘はオーディションで選ばれたのだが、趣里によく似ていることも話題となっている。子役からヒロインへのバトンタッチで“違和感”を覚えることもなく趣里にバトンタッチできるだろう。銭湯には大勢の人が集まり、その客に歌を歌う鈴子が描かれる。自分で「辛いことは何もない」と言い切る鈴子だが、どうやら出生の秘密がある模様だ。

そして、鈴子の弟・六郎を演じてる又野暁仁は「朝ドラ」のベテランなのだ。大阪局制作の朝ドラ「スカーレット」「おちょやん」「カムカムエブリバディ」「舞いあがれ」と4作に出演し、今回が5作目になる。今回はちょっとぼーっとしているかわいらしい役での登場となった。

9日から放送となる第2週は鈴子が梅丸少女歌劇団に研究生として入り、厳しい稽古に耐えながら力をつけてゆく様子が描かれる。小学校を出たばかりの子に厳しいレッスンなどが待っているのだが、なんとかそこでプロとして活躍することを学んでゆく。

【第1週(2023/10/2-10/6)あらすじ】
今から75年前、戦後の世の中に、人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)。女手一つで子どもを育てながら、歌で日本中をズキズキワクワクさせたスズ子の笑いと涙の物語が始まる。

大正15年、大阪・福島にある銭湯の看板娘・花田鈴子(澤井梨丘)は、いつも父・梅吉(柳葉敏郎)、母・ツヤ(水川あさみ)、そして個性豊かな常連客の前で歌を披露している。ある日、鈴子は親友のタイ子(清水胡桃)から好きな人はいないのかと聞かれた。タイ子は同級生の松岡(湯田大夢)のことがすきなのだが、鈴子は身近にはそんな人はいない。「面食いだからペリー」という始末だ。

アホのおっちゃん(岡部たかし)だけを、いつもタダで銭湯に入れてあげていることが気になった鈴子は、ツヤに理由を聞く。ツヤと梅吉は大阪にでてきていろいろな仕事をしていた。ある日、梅吉が銭湯をやりたいと言い出した。その初日、誰もこない銭湯におっちゃんがやってきた。「金を落とした」というおっちゃんを梅吉はかまわず無料で銭湯に入れた。おっちゃんはお礼にといって、看板を作ってくれた。それ以降、銭湯には客が入るようになったという。その義理があるから人情として今も無料にしているのだという。

自分も「義理」を返したいと思い立った鈴子は、親友のタイ子に義理を返すため、タイ子の片思いを成就させてあげようと、松岡に告白させようとする。いやがるタイ子に手紙を書くように言うが、そのことがきっかけで、タイ子が松岡のことが好きだということが松岡たちにバレてしまう。タイ子は芸者の子どもだと、松岡たちにバカにされてしまうのではと恐れている。タイ子の母親は芸者だった。以前、そういう風にバカにされたことがあり、タイ子はそれを恐れている。「もう止めて」と鈴子にいう。鈴子はタイ子を傷つけてしまったことに心を痛めた。ツヤに相談するとタイ子は辛いことを辛いをきちんと伝えられるところがいいといい、鈴子にもそういう人になってほしいと言った。鈴子はなにも辛いことがないというが、ツヤは鈴子が生まれた頃のことを思い出していた。

翌日、タイ子にしっかり謝った鈴子に、タイ子はお祭りに行こうと誘ってくれた。そこで鈴子は初めて花咲音楽学校のことを知り、ワクワクし始めた。祭りからの帰り道、男子たちと会ってしまう。松岡を追いかけているのかと揶揄われると、六郎が松岡のことをすきなのがタイ子だと話してしまい、男子たちのからかいが酷くなる。しかし、タイ子は勇気をもって自分の思いをきちんと話した。松岡は別に好きな子がいるからと告白を断ったが、いつも思っているコトが言える鈴子のように自分から思っていることが言えたタイ子は満足していた。

昭和元年、年が明け、もうすぐ小学校も卒業。皆が卒業後の進路について話し始めている。鈴子は、てっきり自分は実家の銭湯の手伝いをするものだと思っていたのだが、タイ子の一言で自分の将来について悩み始める。歌がうまい鈴子は歌を活かしたいと思い始めていたのだ。

自分の将来について悩んでいた鈴子は、ツヤから言われた「自分がこれやと思うことで生きていくんや」という言葉を思い出していた。悩む鈴子にゴンベエ(宇野祥平)は鈴子の歌が好きだと伝える。鈴子は、歌うことが好きだということに改めて気がつき、花咲音楽学校に行きたいと進路を決める。次の日から鈴子は歌や踊りの稽古に励み、いよいよ花咲音楽学校の試験当日を迎えた。一生懸命練習してきた歌や踊りを披露し、面接でもやる気満点なところを見せたが、結果は残念なものだった。ツヤに抱きしめられながら悔しさに涙した。

花咲音楽学校の受験に失敗した鈴子は酷く落ち込んでいた。そんな時、梅吉から道頓堀に新しくできた梅丸少女歌劇団(USK)のことを教えられる。梅吉は鈴子をUSKの公演に連れて行くことにした。劇場でトップスターの大和礼子(蒼井優)や橘アオイ(翼和希)の踊りを見て感動した鈴子は、梅丸少女歌劇団に入りたいと心に決める。

試験の日、鈴子は皆に見送られて意気揚々と会場へ向かうのだが、鈴子が出て行った後、六郎が日付が違うことを指摘する。いくらなんでもそんなミスはあるまいと思ったツヤが確認したが、試験日は前日だった。

何も知らない鈴子は事務局に行き、試験はもう終わったと言われてしまう。来年受けてくれと言われるが、「そうなったら、花咲にいってしまいますよ」と強気で応じる。しかし、みな相手にしてくれない。そこにツヤもやってきてどうしても1曲だけ歌を聴いてくれと頼み込む。奥から出てきた部長(橋本じゅん)は一曲だけだといって鈴子の歌を聴く。鈴子は心をこめて歌を歌うと、部長は「いいだろう」と研究生として認めてくれた。



【第2週(2023/10/9-10/13)あらすじ】
■第6話(月)
鈴子(澤井梨丘)は梅丸少女歌劇団(USK)に研究生として入団する。鈴子たち新入生は、まず先輩の稽古を朝から見て覚えていくことになった。新人教育係の橘アオイ(翼和希)は劇団のトップスター。鈴子たちは橘アオイから規律を徹底的に叩き込まれ、厳しいバレエや踊りの稽古も始まった。そんな中、鈴子は父・梅吉(柳葉敏郎)と見て憧れた大トップ・大和礼子(蒼井優)が華麗に舞う姿を間近で見ることになる。

■第7話(火)
梅丸少女歌劇団(USK)に入って1ヶ月、厳しい稽古もあり鈴子(澤井梨丘)の同期は、わずか3人になってしまっていた。しかし、同期の仲はちょっとギクシャクしている。そんな中、鈴子は同期が抱える家庭の事情も知ることになり、お節介をしてしまうのだが…。公演では、鈴子たち新人は先輩たちの衣装や小道具の準備が仕事。やがて迎えた本番の日、鈴子たちは橘アオイ(翼和希)の衣装の羽を忘れてきてしまったことに気がつく。

■第8話(水)
公演で橘アオイ(翼和希)の衣装の羽を忘れたことをきっかけに鈴子(澤井梨丘)たち3人は仲違いをしてしまう。そんな時、鈴子は大和礼子(蒼井優)からプロとして大切な心得を教えられる。ある日、林部長(橋本じゅん)に集められた団員たちは、ついに梅丸少女歌劇団(USK)が初の単独公演を行うことになったと伝えられる。新人3人にもデビューのチャンスがあるというのだが、それは3人のうち1人だけだと告げられる。

■第9話(木)
鈴子(澤井梨丘)は百日咳にかかってしまう。3ヶ月後の梅丸少女歌劇団(USK)の単独公演の出演は無理そうで…。鈴子は高熱でうなされ、ツヤ(水川あさみ)と梅吉(柳葉敏郎)は、鈴子が死んでしまうのではないかと心配する。そんなとき、鈴子はツヤに桃が食べたいと伝える。ツヤは桃を探すのだが、今は桃の時期ではなく…。一方、白川と桜庭は、鈴子がいなくなったことで同期の大切さに気が付き始めていた。

■第10話(金)
鈴子(澤井梨丘)は1週間で稽古に復帰し、同期3人で切磋琢磨して稽古を続けた。単独公演まで1ヶ月となり、鈴子たちは3人とも「水のしずく」の役でデビューすることになる。デビューするに当たって、芸名を考えることになった鈴子は、ツヤ(水川あさみ)に相談し、「福来スズ子」と決める。そうしてついに、念願の梅丸少女歌劇団(USK)初の単独公演、本格レビューショー「四季の宴」いよいよ開演する。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里、澤井梨丘,蒼井優,水川あさみ,柳葉敏郎,橋本じゅん,翼和希,楠見薫,三谷昌登,又野暁仁,小南希良梨,木村湖音,清水胡桃,伊原六花,片山友希,森永悠希,他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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