法律ド素人のムロツヨシが新人弁護士・平手友梨奈を助ける!「うちの弁護士は手がかかる」第1話ネタバレと第2話予告
最後はスカッと問題解決!テレビ業界のパワハラを無事に解決した新人弁護士(平手友梨奈)とパラリーガル(ムロツヨシ)は次はどんな案件を?フジテレビ、2023年10月20日(金)21時から「うちの弁護士は手がかかる」第2話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
ムロツヨシ主演の「うちの弁護士は手がかかる」の第1話が10月13日に放送された。フジテレビの番組改正で54年ぶりに金曜21時にフジテレビにドラマが戻ってきたこともあり、その視聴率には期待がかかるが、初回視聴率の発表は週明けの16日となる。
また、心配なニュースも入っている。主演のムロツヨシが腹膜炎を患い、入院することになったというニュースが12日に入ってきた。どこまで撮影が先に進んでいるかはわからないが、復帰次第、ドラマ撮影に戻ることになる。
主演のムロツヨシ、共演の平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこの5人による完成披露試写会&舞台挨拶が初回放送に先行して10月9日に実施された。その席で、このドラマのナレーションが時任三郎であることが発表された。ムロは時任と共演経験がないことから「ビックリしました。ナレーションなの?って。どこかで(ドラマに)出てきてくれるんですかね? 共演したことがないのでご一緒できたら嬉しいです」と願望も話していたという。また、ムロツヨシと平手友梨奈という年の離れたバディの様子について聞かれると台本という共通のものがあるのでお互いアイデアを出し合ったりしているという。舞台挨拶でのその他の模様は番組公式サイトに掲載されている。
13日に放送された第1話は、人気女優の笠原梨乃(吉瀬美智子)からあっさりと首を宣言される蔵前勉(ムロツヨシ)の失望と、法律の知識は人一倍あるもののコミュニケーション能力の著しい欠如から仕事ができない新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)がタッグを組み初めての案件を成功させた。最後に「スカッと」和解が成立したところで、同局のバラエティ「痛快TV スカッとジャパン」を連想した視聴者も多くいた。
そして、20日に放送される第2話では渡邊圭祐が杏の昔の同級生役として登場する。渡辺は中学時代にいじめられ、そのことを訴えたいと杏に連絡をとってくる役を演じている。いつものシュッとした姿からは想像できないようなボサボサ頭の無精ひげ姿にはいまから注目が集まっている。
■第1話ネタバレあらすじ
蔵前勉(ムロツヨシ)は、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)を30年に渡ってサポートしてきた超敏腕マネージャーだった。梨乃を日本のトップ女優にまで押し上げていた。
天野杏(平手友梨奈)は、最年少で司法試験に合格した超エリート新人弁護士。香澄今日子(戸田恵子)が所長を務める『香澄法律事務所』に所属もコミュニケーション力が著しく欠如しているためうまくいっていない。
夢だった梨乃の海外進出が現実になろうとしていたとき、蔵前は梨乃から突然、解雇を言い渡されたのだ。ずっと尽くしてきたと思っていた蔵前だが、梨乃はあっさり「代わりはどこにでもいる。誰にでもできる仕事だ」といい、蔵前を突き放した。
絶望し、生きる意味すら見失ってしまった蔵前は、雨の中、ずぶ濡れになりながら駅までたどり着く。そこで蔵前は、杏が落とした書類を拾った。杏が弁護士バッジをつけていたことから当たりをつけ、香澄法律事務所まで書類を届ける。香澄は以前、梨乃が出演した番組の法律監修をしたことがあり、蔵前を知っていた。
蔵前がマネージャーを解雇されたと知った今日子は、蔵前をパラリーガルとして雇い、杏とバディを組ませようと思いついた。蔵前が梨乃を一流の俳優に押し上げたことから「育ててみないか?」と声をかける。コミュニケーション能力がゼロなために眠っている杏の才能を開花させるのにぴったりな存在だと思ったのだ。
蔵前のもとに仕事で知り合いだった吉岡(入山法子)から連絡があった。吉岡はフリーのAPで、テレビ曲の静川P(東根作寿英)に酷いパワハラを受けていた。実際に蔵前も梨乃の仕事をしているときにその現場を見たことがあった。杏と話を聞き、事務所に戻って弁護士やパラリーガルの仲間に話をするが、パワハラは難しいと言われてしまう。パワハラになるかならないかは声の音量ではなく、仕事の範囲を超えて人格否定しているかどうかが争点になり、証拠も必要だ。しかし、吉岡はLINEはまめに消してしまっているし、証拠もない。
そこで吉岡が暴挙にでる。撮影現場に向かい、撮影中に名刺を配りながら「この中でパワハラ被害に遭っている人はいませんか?」と言うのだ。静川たちは怒り狂うが、数人から接触があった。しかし、裁判での証言はできないという。最近、静川から覚えのいい若い鮎原に証言を頼みに行くと、静川の吉岡への態度は行きすぎていると思っていたといい、証言すると言ってくれた。テレビ局の弁護士・海堂俊介(大倉孝二)は解決金を支払うから和解しようと提案するが、杏は裁判を選択する。
裁判で鮎原は裏切った。証言をしないのだ。鮎原は何もかも手に入れたいと考えて何が悪いといいきる。吉岡は仕事も失った。香澄は和解で解決するように言うが、杏は裁判で勝つしかないという。弱者がもてる唯一の武器が法律だからという。
蔵前はなんとか杏を説得して、テレビ局に和解に応じるために出向く。静川は謝罪はしないといい、その場でも暴言を吐きまくる。実はその様子は館内に放送されていた。海堂はあきれてその場を去った。静川と鮎原が帰る蔵前と杏のところにきた。蔵前は「うちの弁護士は手がかかるんですが、間違っちゃいない」といい、集めた証言の中に静川と不倫しているというものもあったという。パワハラ、セクハラ、不倫となれば……と静川に迫る。そして、静川から謝罪を勝ち取り、次の仕事も紹介させた。
■第2話あらすじ
蔵前勉(ムロツヨシ)は、パラリーガルとして『香澄法律事務所』の新人弁護士でありコミュニケーション能力ゼロの天野杏(平手友梨奈)とバディを組むことになった。蔵前は、そんな杏の営業成績を伸ばすために仕事用のSNSアカウントを準備し、告知や営業活動に役立てようと動き出す。
そんな折、杏のもとへ、杏の中学校時代の同級生・若宮円(渡邊圭祐)の母親の若宮翔子(有森也実)という女性が訪ねてくる。翔子は、息子からの依頼だといって、人気動画配信者の合田修吾(曽田陵介)を訴えたいと杏に告げる。若宮は、合田たちから酷いいじめに遭ったことが原因で、中学1年の途中から不登校になり7年間引きこもっている。
若宮に会いにいった杏は、合田に復讐をしたいという彼の意思を確認する。民事訴訟を起こして合田に慰謝料を請求することにする。そこで若宮は、「あの時の責任、取ってくれるよね?」と杏に告げる。
フジテレビ 2023年10月13日スタート。毎週金曜日21時放送「うちの弁護士は手がかかる」。出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこ、酒向芳、松尾論、村川絵梨、日向亘、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@uchiben_kin9_cx」。
◇フジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」番組公式サイト
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