いじめは絶対にだめ!「うちの弁護士は手がかかる」ムロツヨシの力で和解を引き出した!第2話ネタバレと第3話予告

2023年10月22日10時33分ドラマ
©フジテレビ

渡邊圭祐の無精ひげ姿からのラストでのシュッとした姿への変身に注目!蔵前勉(ムロツヨシ)の人間力が杏(平手友梨奈)の弁護能力を引き出した!フジテレビ、2023年10月27日(金)21時から「うちの弁護士は手がかかる」第3話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



ムロツヨシ主演の「うちの弁護士は手がかかる」の第2話が10月20日に放送された。54年ぶりの金曜21時にドラマとして注目を集めていたが、13日に放送された第1話の世帯視聴率は6.9%(ビデオリサーチ社調べ)でスタートしていた。固定ファンの多い「相棒22」の12.5%、日曜21時という大人気枠の「下剋上球児」の10.8%と比較するともちろん数字的にはかなり厳しいところもあるが、全体的な視聴率が下がっている昨今を考えると評価できる数字という意見も多い。今後、どういう数字に移ってゆくかに影響を与える第2話は学生時代のいじめという問題を取り上げた。

ムロが演じるパラリーガル・蔵前勉がバディを組む新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)の小学校時代の同級生が学生時代のいじめについて相談に来る。杏はいじめに参加していなかったし、クラス委員としてなんとかいじめをやめさせようとするが、かえってそれが悪童たちのいじめを助長してしまっていたのだった。何も知らなかった杏だが、7年の時を経て、蔵前の考えも取り入れて、和解に持ち込んだ。それは裁判にもちこむのではなく、いじめに加わった人たちからの謝罪を引き出すことだ。それがいじめられていた若宮円(渡邊圭祐)の人生を取り戻す第一歩となると判断したのだ。

いつものシュッとした姿からは想像できないようなボサボサ頭の無精ひげ姿で登場していた渡邊圭祐を見た視聴者が「え?」と驚きの声を上げていたが、最後に自分の人生を踏み出そうとしてシュッとした姿で面接に向かうシーンに「やっぱり、これ!」と安心する人も多かった。ドラマ前半とラストのギャップにファンからは熱い声援が飛んでいた。

20日に放送される第3話は、父親が母親に暴力をふるった事件になる。依頼主は小学生だ。相手側につくのは杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める『天野法律事務所』の弁護士・海堂俊介(大倉孝二)だ。ここのところ2回とも杏に苦渋をなめさせられているため、さくらからの言葉も厳しい。第3話はどんな展開になるのか?

■第2話ネタバレあらすじ
蔵前勉(ムロツヨシ)は、パラリーガルとして『香澄法律事務所』の新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)とバディを組むことになった。だが杏は、法律の知識こそ誰にも負けないものの、他者とのコミュニケーションが苦手な上、猪突猛進タイプだ。その日も杏は、所長の香澄今日子(戸田恵子)から経費の使いすぎを指摘されると反発している。蔵前は、そんな杏の営業成績を伸ばすために仕事用のSNSアカウントを準備し、告知や営業活動に役立てようと動き出す。蔵前が前職である俳優のマネージャー時代に培った能力を発揮するチャンスだ。

そんな折、杏のもとへ、若宮翔子(有森也実)という女性が訪ねてくる。翔子は、杏の中学校時代の同級生・若宮円(渡邊圭祐)の母親だった。翔子は、息子からの依頼だといって、人気動画配信者の合田修吾(曽田陵介)を訴えたいと杏に告げる。若宮は、合田を中心としたクラスメートたちから酷いいじめに遭ったことが原因で、中学1年の途中から不登校になり、以来7年間、一度も外に出られないのだという。

若宮に会いにいった杏は、合田に復讐(ふくしゅう)をしたいという彼の意思を確認する。民事訴訟を起こして合田に慰謝料を請求することにする。そこで若宮は、「あの時の責任、取ってくれるよね?」と杏に告げる。実際にいじめから長い年月が過ぎているため、裁判で勝つのは厳しい。蔵前は一計を案じる。

蔵前が集めて、合田たちを集めてクラス会を開く。酒が入った状態でみないろいろなことを話す。その時、ある女性が杏のもとに写真を持ってきた。それは贖罪の意識から当時のことを杏に告げるためだった。若宮が学校に行けなくなった最も酷い原因は自分の葬式をクラスメイトが実施したことだ。合田が首謀者なのだが、それを決定付ける証拠としてその写真があった。実際に、葬式を実施した日から考えると時効が成立してしまうが、若宮がそのことを知った日からは日が浅いので時効は成立しない可能性もある。

杏のもとに、杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める『天野法律事務所』の弁護士・海堂俊介(大倉孝二)がやってきた。合田が不眠症の原因となっているのが若宮の母親・翔子からの誹謗中傷だといい、損害賠償を訴えてきたのだ。

蔵前、杏は海堂とともに若宮の家にゆく。実際に翔子はネットに合田のことを書き込んでいた。刑事罰になる可能性もある。若宮は「訴えなくて良い」といい、その言葉を聞いて海堂は帰って行った。

その後、蔵前が主催して小学校でクラス会を開く。そこで「若宮円様に対するイジメに対するご意見を頂きたい。お葬式ごっこが行われました。そしてそれを先導していたのが、合田さんあなたですね」といい、女性から受け取っていた写真をみせる。クラスメイトとともに教師のことも糾弾する。そこに若宮がきて「俺の7年を返せ」という。若宮は訴えはしないという。それはやったらまたやり返すのが世の中だからという。クラス全員が若宮に謝罪をした。

若宮も一歩踏み出すことにしてこの件は解決した。



■第3話あらすじ
蔵前勉(ムロツヨシ)たち『香澄法律事務所』の面々は、所長の香澄今日子(戸田恵子)が出演する情報番組の法律相談コーナーを見ていた。実はこのテレビ出演は天野杏(平手友梨奈)を売り込むために蔵前が仕込んだものだった。

テレビに出演したおかげで事務所には法律相談の依頼が殺到する中、杏と蔵前のもとに、私立小学校に通う10歳の少年・樋口翔(三浦綺羅)がやってくる。翔は、父親が母親を殴って警察に逮捕された傷害事件の弁護を依頼した。翔は自分に迷惑がかからなければ父親のことはどうでもいいという。

杏とともに翔の父・樋口徹(永岡佑)が元プロ野球選手だったことに気付く。樋口は、2年前にケガで球団をクビになり、現在は宅配のドライバーと深夜の工場で清掃のアルバイトをしていた。樋口が妻の明乃(野村麻純)に暴力を振るったのは、明乃からいきなり離婚を突きつけてきたことから言い争いになったのが原因らしい。

杏は、明乃の代理人弁護士と示談交渉に臨む。だがその相手とは、杏の姉・天野さくら(江口のりこ)が所長を務める『天野法律事務所』の弁護士・海堂俊介(大倉孝二)だった。

フジテレビ 2023年10月13日スタート。毎週金曜日21時放送「うちの弁護士は手がかかる」。出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこ、酒向芳、松尾論、村川絵梨、日向亘、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@uchiben_kin9_cx」。

フジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」番組公式サイト

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