視聴率11.7%「恋人」パート2 第13・14話 号泣必至!ナムグン・ミンのレジェンド演技が再び大炸裂!ネタバレ・みどころ

2023年10月24日16時00分ドラマ
©MBC「恋人」公式HPより

ナムグン・ミン、アン・ウンジン主演のMBC新金土ドラマ「恋人」パート2が10月13日からついに放送開始!10月13・14日に放送された第13・14話のネタバレあらすじと見どころを紹介したい。

韓国「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく。



■キャストメインキャスト5人のキャラクター・登場人物徹底紹介
イ・ジャンヒョン役:ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役:アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役:イ・ハクジュ
キョン・ウネ役:イ・ダイン
リャンウム役:キム・ユヌ
ク・ウォンム役:チ・スンヒョン
カクファ役:イ・チョンア
ほか

■第13話あらすじ
捕虜市場から脱出したギルチェたちに矢を向けたカクファだったが、ジャンヒョンがとっさに妨害して手元が狂う。何とかその場を逃れた一行だったが、崖まで追い詰められ、逃げ場を失う。オランケに辱められるくらいならと、次々と身を投げる朝鮮人女性たち。ジョンジョンイも飛び降りようとするが、ギルチェが必死に止め、最悪の事態は免れる。最終的に捕らえられたギルチェとジョンジョンイは、捕虜市場へ連れ戻され、引き離されてしまう。

謎の覆面女カクファの正体は、ホンタイジの娘だった。身分を明かしてジャンヒョンの前に現れ、彼の時間を奪う。正体を知っても変わらぬ態度を崩さないジャンヒョンに好感を抱いたカクファは、突然キスをするが、ジャンヒョンは動じない。その後、狩りに同行したジャンヒョンの胸元で眠ってしまうカクファを、ジャンヒョンは一晩中見守る。彼が忘れられない恋人がいると知っても、カクファの想いは深まっていく。

一方、ギルチェを探しに瀋陽へやって来た夫のウォンムは、捕虜市場で凄惨な現実を目の当たりにし言葉を失う。すでにギルチェは売られたと知り、何もできず一人朝鮮へ戻る。後にその事実を知ったギルチェは、絶望に沈み、牢の中でジャンヒョンが助けに来る夢を見て涙を流す。

そして、ついにギルチェが売りに出される日が訪れる。競売台に立たされ、高級品として晒されるギルチェ。そのとき、遠くからジャンヒョンの姿を見つけたギルチェは、また幻かと嘲笑する。しかし、それは本物のジャンヒョンだった。彼はギルチェが瀋陽にいることを知り、探しに来ていたのだ。激しい怒りと涙を抱えて競売台に上がったジャンヒョンは、「何故だ!何故こんなことに!」と叫び、号泣する。



■見どころ
第13話の視聴率は10.2%を記録し、ストーリーの緊迫感と映像美が高く評価された。冒頭から張り詰めた空気の中、矢を向ける者とそれを阻止する者の静かな攻防が描かれ、目の離せない展開が続いた。特に印象的だったのは、パート1の最後に描かれていた場面と今回の冒頭が繋がる構成。実はパート2のシーンがすでに放送されていたことに気づくことで、視聴者の間では「もう一度パート1を見返したい」という声も高まっている。

また、後半にかけては感情を揺さぶる場面の連続で、長く待たされた視聴者にとっては感慨深い回となった。特にラストシーンでは、再会を果たした登場人物たちが見せる一瞬の表情に、これまでの苦悩や愛情が凝縮されている。言葉よりも表情で心情を伝える演技力には圧倒されるばかりで、「これを見るために待っていた」との声が多く上がった。切なさと怒り、無力感や祈りのような感情が一つの場面に濃縮されており、「“何故”という一言にここまで感情を込められるのか」と、視聴者からの感嘆が絶えなかった。

恋人14MBC「恋人」公式HPより■第14話あらすじ
競売台に上がったギルチェを見て言葉を失ったジャンヒョンは、頭を殴られて気絶し、ギルチェは再び連れ去られる。その後、ギルチェに会いに行ったジャンヒョンは「なぜ私を探してくれなかったのか」と問うが、ギルチェは「助けてもらっても恩を返せない。だから何もしないで、あなたが負担です」と冷たく突き放す。だが今回は、ジャンヒョンも引き下がらなかった。「嫌だ。今度はあなたの思い通りにはさせない」と言い切り、ギルチェを朝鮮に帰す決意を固める。

しかしその矢先、ジャンヒョンの動きを察知したカクファがギルチェを買い取り、連れ去ってしまう。ジャンヒョンはカクファのもとへ向かうが、「生かすも殺すも私の自由」と冷たく拒絶される。ジャンヒョンは別の手を打ち、ソヒョン世子にギルチェの存在を伝える。彼女が元孫を抱いて江華島から脱出させた人物であり、誤って捕虜として扱われていることを訴え、送還を求める。

ギルチェもまた、この状況を打開しようと努力していた。ホンタイジに直接会い、満州語を覚えて自分は捕虜ではないと必死に伝えたが、結局ホンタイジはギルチェを助けることはなく娘のカクファに任せる。またジャンヒョンの話を聞いたソヒョン世子もギルチェの送還を頼むも、既にカクファの手配下であったため、状況は変わらないどころか徐々にこじれていってしまう。

一方ギルチェもまた、自らホンタイジに直訴し、満州語で捕虜ではないと必死に伝えるが、最終的に判断はカクファに委ねられる。ソヒョン世子もギルチェの送還を願うが、すでにカクファの管理下にあったため、状況は打開できず、むしろ混迷を深める。

やがてカクファはジャンヒョンに賭けを持ちかける。ギルチェの送還とジャンヒョンの命をかけた狩りだった。ギルチェのためなら何でもすると誓ったジャンヒョンはその提案を受け入れる。しかし狩りの当日、ターゲットがギルチェ本人だと知り愕然とする。ギルチェは密かに送還が決まっていたが、「誰にも知らせるな」と言われて出発していた。

ジャンヒョンの馬を刺して動けなくしたカクファに対し、彼は全力でギルチェのもとへ駆け出す。名前を呼び続けるジャンヒョンの声に、ギルチェはついに足を止める。後から馬で追いついたカクファは、矢を向けるも逡巡し、結局撃たなかった。しかしジャンヒョンがギルチェにたどり着いた瞬間、背中に矢が放たれ、倒れてしまう。

幸い命は無事だったジャンヒョン。賭けに負けたカクファは約束を守り、ギルチェは朝鮮へ帰れることになるが…。

■見どころ
第14話視聴率は11.7%とパート2では最高視聴率を記録、パート1最終話の12.2%へと迫る勢い。カクファとの賭けで、ギルチェの名前を叫びながら全速力で走るジャンヒョン、このシーンも涙なしには見られない。矢で打たれて倒れても、「私の勝ちだ、それでいい」と賭けに勝ってギルチェを守れたことに安堵して呟くジャンヒョン。「14話は1秒たりとも目が離せない」「演出もストーリー展開、俳優たちの演技、どれもやばすぎた」「自分の父親がドラマで泣く姿なんて見たことなかった、でも今回ジャンヒョンがギルチェを救う瞬間、父が涙を流していた…」などと絶賛する声しかないほど。また毎度のことだがナムグン・ミンの演技の賞賛の声が多数。「眼差しだけで喜怒哀楽全てを表現できる俳優がこの国に存在するというだけで誇らしい」と「2023年の大賞はナムグン・ミンで決まり」「このドラマを見ながらジャンヒョンの感情が理解できなかったことはない」という視聴者の声には賛同しかない。

レジェンド回だと大評判の第13・14話。来週も待ち遠しい!


【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではパート1(1話~10話)のネタバレあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物などについても詳しく紹介している。

MBC金土ドラマ「恋人」は毎週金土21:40 - 23:10に放送される。

MBC「연인」番組HP(韓国)

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