「どうする家康」鳥居元忠(音尾琢真)、今生の別れに視聴者がもらい泣き!第41話ネタバレと第42話予告

2023年10月30日10時03分ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)10月29日(日)に放送された第41話「逆襲の三成」天下人家康」で家康(松本潤)と忠臣・鳥居元忠(音尾琢真)との別れのシーンに視聴者悲痛の声が殺到。11月5日(日)放送の第42話「天下分け目」でついに三成(中村七之助)と家康が衝突か!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



10月29日放送の第41話では、三成失脚後、家康が天下の政を行っていた。そんな家康の周辺には謀反を企む者たちが後を絶たない中、上杉景勝(津田寛治)が動き出した。道や橋を整え、新たに城も作っていると言う。茶々(北川景子)にも後押しされ、家康は降伏を求めに会津へ向かう・・・という展開。

家康不在の伏見を任されたのは忠臣・鳥居元忠。「あの泣き虫の殿が・・・よくぞ、ここまで・・・」と涙ぐむ元忠と家康が酒を酌み交わすシーンでは、その先に起こる、天下分け目の決戦において伏見を守り抜く鳥居元忠の末路が想像され、「あーーー!辛い!」「伏見城の戦いの前に最後の酒を酌み交わすシーンが泣ける」「史実といはいえこのシーンは辛いなぁ」と視聴者から悲痛の声が寄せられた。

そして11月5日放送の第42話では、いよいよ関ケ原へ向けての前哨戦、伏見の戦いが描かれる。挙兵した三成に、賛同する西国の大名たち。家康は天下分け目の戦を目前に西へ戻ることを決意する。そこへ立ちはだかるのは強敵、真田昌幸(佐藤浩市)。そして家康不在の伏見を守る鳥居元忠の勇姿に注目です。

■中村兄弟が大河に登場!
ついに迎える天下分け目の戦いを前に、ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)の通訳として登場した茶屋四郎次郎清忠。伊賀越えにも尽力した四郎次郎清延に以前から会いたかったという阿茶局(松本若菜)に対し、清忠は、「それは父親でございまして。わたくし、2代目茶屋四郎次郎清忠!」と勢いよく挨拶。「父よりだいぶ色男にございます。以後、お見知りおきを。」と粋に見栄を切った。

チャームポイントの太い眉毛が印象的で、ウィリアムの言葉に感化され、“戦をしている場合ではない。これからは貿易で国と民を豊かにするべき”と、通訳を超えて熱弁するほど、父より少し熱血の様だ。2代目四郎次郎を演じるのは中村勘九郎。家康と敵対する三成役の中村七之助とは言わずと知れた実の兄弟だ。ネットでは「眉毛太すぎ!」「兄弟で西と東に別れることになるのか・・・」「息子かよ!眉毛のクセ強すぎる。」と勘九郎の再登場、一人二役に沸いた。

■前回(第41話)ネタバレあらすじ
三成が失脚し、大坂城本丸には秀頼と茶々(北川景子)が暮らし、世間では家康が天下人と言われるようになっていた。家康は寧々(和久井映見)の代わりに西ノ丸に入り政務を取り仕切っていたが、家康を失脚させようと浅野長政、土方雄久、大野修理らが企てた。首謀者は前田利家の息子、前田利長。家康は温情から浅野は蟄居、土方と大野は流罪となった。しかし家康に恨みを持つ者は他にもいて、その中でも気になっていたのは、佐和山に蟄居している石田三成だった。

大谷吉継(忍成修吾)が佐和山城を訪ね、三成の様子を伺いに来た。三成は、政務に戻るつもりはないと言って、今の穏やかな暮らしが性に合っていると話し、大谷からそのことを聞かされた家康は胸を撫でおろした。しかし三成は腹に一物を抱えている様で、家康の動向を探らせていた。そんな中、羅臼に漂着したイギリスの航海士ウィリアム・アダムスが連れてこられ、二代目茶屋四郎次郎(中村勘九郎)が通訳として呼ばれた。このウィリアム・アダムスはこの先、家康の外交助言役になっていく。

この頃、家康の頭を悩ませていたのが、大老上杉景勝(津田寛治)の不穏な動き。橋や河川を整え、新たな城も築いている。上杉を呼んで話を聞こうとも、再三にわたり上洛を命じてもそれに応じる様子はない。茶々は小田原での戦を思い出されると言って家康に景勝を攻めるよう促した。戦は避けたい家康は最後通告の書状を送るが、直江兼続(TAKAHIRO)から返ってきた返事は家康を愚弄するものだった。上杉は自分が挙兵すれば、後に続く者がいると感じているのかもしれない。家康は止むを得ず大軍勢で取り囲み、降伏させるしかないと挙兵を決意する。

こうして徳川勢が伏見城に集結。本多忠勝(山田裕貴)、榊原康政(杉野遥亮)、井伊直政(板垣李光人)、鳥居元忠(音尾琢真)らが集まった。周囲の士気が高まる中、家康は大谷だけに、この戦が終わったら三成を政務に戻す意向を伝え、それを聞いた大谷も喜んだ。そして、家康は元忠を呼び、2人だけで酒を交わしながら、自分が留守の間、この伏見を守って欲しいと元忠に託した。元忠は、今こそ宿願を果たす時だと言って、命に代えても伏見を守ってみせると引き受けるのだった。

慶長(1600年)5年6月18日、伏見を出発した家康の会津遠征軍は、7月2日に江戸城に入り、秀忠(森崎ウィン)と平岩親吉(岡部大)らの軍勢と合流。21日には会津に向け進軍を開始。その間、家康挙兵の知らせを受けた三成は具部に身を包み、戦支度にとりかかる。会津に向かう途中立ち寄った大谷は、挙兵しようとする三成を止めようとするが、三成は茶々から大金を受け取っていたことを知り、奉行衆と大老衆を味方につければ勝機はあると説得され、共に家康討伐に加担することになった。

そして、家康が恐れていたことが現実になる。7月17日、三成が挙兵し、大坂城に毛利の軍勢が押し寄せたのだ。大坂の状況を知った家康は、逆臣に仕立て上げられたとつぶやき、そこへ茶々からの書状が届いた。「三成が勝手なことをして怖くてたまらないから、なんとかしてほしい。」と書かれた手紙を見て、家康はこれまでにない大戦の幕開けに、思わず笑いがこみ上げてくるのだった。

■第42話「天下分け目」あらすじ
上杉征伐に向かう家康のもとに、三成挙兵の知らせが届く。小山で軍議が開かれ、西国大名の多くが三成につく中、家康は天下分け目の戦に臨むため、西に戻ると宣言する。秀忠に真田昌幸(佐藤浩市)の攻略を任せ、江戸に戻った家康は、各国大名に応援を働きかける。一方、京では千代(古川琴音)と共に伏見城を守る鳥居元忠が、三成の大軍に囲まれ、最期の時を迎えようとしていた。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第42話は11月5日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、北川景子、山田裕貴、中村七之助、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、松本若菜、松山ケンイチ、和久井映見ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第41話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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