原田龍二の惚れっぽさは永遠だ!「相棒22」やけ酒で水谷豊や寺脇康文に絡むシーンも健在!第3話ネタバレと第4話予告

2023年11月02日09時53分ドラマ
©テレビ朝日

陣川君(原田龍二)はどうして訳アリな人しか好きにならないのか?テレビ朝日、2023年11月8日(水)21時から「相棒SEASON22」の第4話「天使の前髪」を放送。杉下右京(水谷豊)、亀山薫(寺脇康文)の特命二人が歩けば事件にあたる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「相棒SEASON22」の第3話が11月1日に放送された。第3話はシリーズファンに人気の高い、原田龍二演じる特命係“初代・第3の男”陣川公平が登場した。正義感は抜群で、女性に惚れっぽい。思い込んだら猪突猛進で突き進む。第3話でもその陣川のキャラを思う存分に活かしてくれた。陣川が好きになる女性が事件に絡んでいるのだが、好きになった女性がなにか犯罪を犯しているとは認めたくないために、女性をかばったり、捜査の邪魔をすることも多々あった。第3話でも、証拠品かもしれないナイフを女性の家から持ち出したり、杉下右京(水谷豊)や亀山薫(寺脇康文)が調べようとしていても「特命に捜査権はない」といって追い返したりとやりたい放題だ。

陣川©テレビ朝日もちろん、そんな陣川のことを一番理解しているのも右京だ。陣川が暴走しそうになるのを「君の特質は女性に好意をもち、美化しやすいこと。それが犯罪者でも」といってやんわりと制する。真犯人は陣川が好きになっていた女性とは違う女性だったが、二人ともDVを繰り返すストーカー男に悩まされていたのだ。

11月8日に放送される第4話はオーディションを受けに行った俳優が審査員につきまとわれ、襲われそうになったから刺したという、正当防衛か、殺人かという話になる。特命二人が行動すれば「犬も歩けば棒に当たる」ではないが、「特命が歩けば事件にあたる」というように、事件がむこうからやってくる。今回はクラシックコンサートの会場に向かっている際に事件に出くわす。

■第3話ネタバレあらすじ
亀山薫(寺脇康文)とも面識がある、自称「特命係第3の男」・捜査二課の刑事・陣川(原田龍二)が特命係にやってきた。また女性絡みの事件に巻き込まれ、杉下右京(水谷豊)を頼ってきたのでは?と勘繰っていた矢先、角田課長(山西惇)から風変わりな一報がもたらされる。

公園の雑木林で男性の遺体が見つかったものの、周囲にスズメバチが飛び交っているため、捜査一課が現場で立ち往生しているという話だ。右京たちもそこに向かうと、倒れている男性は「死んでいない」と犯人から連絡が入ったという。緊急事態であることを察した右京と薫は、危険を顧みず倒れた男性に近づこうとするが、相手は命の危険もあるスズメバチだ。駆除業者の到着には2時間がかかってしまう。右京と薫は意を決して近づく。薫は田舎育ちで蜂の生態に詳しい。薫の指示を受けながら遺体に近づくと、男性は確実に死んでいた。右京達は遺体の身分証明書をポケットから取って戻っていった。

男性は加藤というIT企業に務める男性だった。捜査一課が周辺を調べることになり、右京は財布の中にあった下北沢のカフェに向かう。他のレシートが六本木に集中しているのに、一枚、下北の店のものがあったので気になっていたのだ。

店にいってみると、加藤は元従業員の村岡めぐみ(生越千晴)の交際相手だとわかる。なんとかめぐみの住所を聞き出し、そこへ向かう。

そのころ、陣川はめぐみに電話をかけ、めぐみの自宅に行っていた。そこへ特命の二人がやってきた。洗面所に隠れていると、陣川はそこに刃渡り7センチのナイフを見つけ、念の為にとそれを持ち去る。そして、右京達がめぐみに質問しているところに出て行った。右京達に捜査権がないことを指摘し、「1日だけ待ってほしい」と頼む。

右京はカフェに戻り、めぐみが辞めた経緯をオーナーに聞く。すると、レジから数千円をくすめ取っていたのだという。悪びれることもない態度をしていたが、加藤がきて土下座するので警察に届けなかったという。さらに、以前にスーパーでめぐみが万引きしたこともわかった。その時店に届けたのは藤巻英子(鮎川桃果)という学者だった。万引きした後も全く悪びれていなかったといい「彼氏に払わせるからいいじゃないか」と店長にたてついていたという。

伊丹(川原和久)たちの捜査で加藤の家に盗聴器が仕掛けられていたことがわかる。女性がしかけたようだ。さらに加藤の通信履歴からめぐみが一日に10回以上も加藤に連絡していたことがわかる。捜査一課はめぐみがストーキングしていたのではと疑う。

右京は陣川に「君の特質は女性に好意をもち、美化しやすいこと。それが犯罪者でも」といい、めぐみのことを隠しているのではと疑う。陣川はめぐみの家からナイフを持ちだしたこと、そのナイフには血痕などは付いていなかったことを右京に打ち明ける。右京はめぐみは犯人ではないと思うという。それは「擬態」したからだと。陣川の話からめぐみは加藤に暴力をふるわれていた。右京はそんなめぐみが加藤から逃げるために、自分の価値をおとしめるために窃盗まがいのことや万引きをしたのだろうと推理した。

そんな中、第一発見者は電話で連絡をしたのではなく、派出所に直に来て、警官に話していたことがわかった。右京はその女性がめぐみのようなDV被害者と考える。

有機化学分野のヴェーラー賞の授賞式会場に英子に姿があった。アメリカ留学時代の論文が評価されたのだ。右京と薫は英子が犯人だと思っている。めぐみの万引きを発見したのは偶然ではなかった。英子と加藤は大学時代のサークル仲間で、交際に発展した。しかし、加藤が本性を現し、別れ話になると英子は殺されそうになる。しかし、交番に訴えたのに警官は取り上げてくれなかった。英子はアメリカに逃げた。8年たって帰ってきて加藤が変わったかを確認したくて盗聴をしかけた。すると、めぐみという女性が自分と同じような被害にあっていたことがわかる。加藤を駆除するしかないと考えて、公演にいた加藤を刺殺した。そして、スズメバチのいるところへ運んでいった。スズメバチは夜は行動が鈍ることを知っていた。

事件は解決したが、右京と薫は当日公園にいた加藤を呼び出したのは英子ではなくめぐみだと思っていた。本当はナイフで刺殺しようと思っていたが、陣川からの電話でそれを思いとどまったのではという。陣川はめぐみに告白しようとしたが、結局、それはできなかった。

■第4話あらすじ
杉下右京(水谷豊)と亀山薫薫(寺脇康文)が歩いていたところ、血まみれの久保崎美怜(藤井美菜)という女優に遭遇する。部屋をあらためると、ナイフが胸に突き刺さった男性の遺体があった。男性は数日前、美玲が受けたオーディションで審査員を務めていた舞台演出家だ。美怜は、男性にしつこくつきまとわれた上、突然マンションに押し掛けられ、乱暴されそうになり、無我夢中で抵抗するうちにナイフが刺さってしまったという。

薫は正当防衛だと直感するが、右京は状況に違和感を覚え、彼女が“女優”であることに引っ掛かっていた。美怜が主宰する劇団は活動休止状態で、金銭的に困窮していたことや美怜が才能について悩んでいたことが判明する。さらに、彼女の過去についても、驚くべき事実が明らかになる。

テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト

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