上京して活躍の場を広げたい趣里は母・水川あさみに背中を押してもらった!「ブギウギ」第5週ネタバレと第6週予告
スズ子(趣里)の東京での挑戦が始まる!作曲家の羽鳥善一(草彅剛)の楽曲をスズ子が歌う!NHK朝ドラ「ブギウギ」の第6週「バドジズってなんや?」(11月6日~11月10日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。
戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第5週は10月30日から放送された。第5週はスズ子(趣里)の生い立ちが判明するところからスタートした。スズ子は亡くなった次郎丸菊三郎と女中のキヌ(中越典子)の娘だった。キヌが身重だと知ると家から追い出し、実家も支援はしてくれない。途方に暮れていたキヌを助けたのが友人だったツヤ(水川あさみ)だったのだ。このことを知ったスズ子は呆然となってしまう。週初から「涙」の多い話となった。そんなスズ子だが梅丸少女歌劇団のモットーである「強く、たくましく」というように笑顔で大阪に戻ってきた。
第5週はスズ子の生い立ちを知る「涙」のスタートとなったが、ラストもまた「涙」だ。梅丸少女歌劇団のスターだった大和礼子(蒼井優)が出産の後、亡くなってしまうのだ。ドラマ前半をその存在感でピリっとしたものにした蒼井優の出演がなくなってしまい、ロスの声も多く聞かれている。
11月6日から放送となる第6週からは東京編になる。スズ子と秋山(伊原六花)は東京に出来る梅丸歌劇団に所属するために上京する。そこには刺激的な出会いがある。大阪時代はラジオから流れる茨田りつ子(菊地凛子)が歌う「別れのブルース」を聞いていたが、東京に来てその作曲者である羽鳥善一(草彅剛)と対面することになるのだ。新進の作曲家である羽鳥はスズ子の人生に大きな影響を与える人物となる。
羽鳥はスズ子に歌のマンツーマンでのレッスンを行うが、これも厳しい。秋山も男性ダンサーたちとの体力の違いに圧倒されてしまう。二人はどうやって乗り越えてゆくのか?
【第5週(2023/10/30-11/3)あらすじ】
実家のある香川で法事に出席していたスズ子(趣里)だったが、そこでの様子のおかしさに叔母の大西タカ(西村亜矢子)を問い詰める。タカは、スズ子が次郎丸家の子供で、亡くなった菊三郎と女中のキヌ(中越典子)の娘だったとの事実を告げる。まさか自分がツヤ(水川あさみ)と梅吉(柳葉敏郎)の本当の子どもではなかったことを知り、衝撃を受けてしまう。タカは何も知らないことにしてほしいと頼むが、スズ子は家を飛び出してしまい、実母であるキヌが住む家へと向かう。
キヌが住む家は田舎の農家だ。二人の男の子の面倒をみているキヌがスズ子を家に招き入れ、スズ子が生まれた時のことを話す。身重になると奉公先の次郎丸家を追い出され、実家からも拒絶されて途方に暮れていたところをツヤに助けてもらったという。そして、精神的にも参っているキヌが子どもを育てられないと判断したツヤがスズ子を自分の子どもと一緒に育てると大阪に連れて行ったのだ。最初はツヤも1年に一度帰省してスズ子とキヌを会わせていたが、次第に銭湯が忙しくなり、それもできなくなっていた。呆然としたまま帰ろうとしたスズ子に菊三郎の形見の金の懐中時計を握らせる。帰り道でも呆然としてしまうスズ子だった。
一方、大西家では、六郎(黒崎煌代)やタカやトシ(三林京子)らが、一晩帰ってこなかったスズ子を心配して待ちわびていた。川に入り水びたしになったスズ子を迎えてくれたのは弟の六郎だった。そしてトシから自分の生い立ちを知ったことをツヤに話すのも話さないものスズ子の自由だと言われる。
大阪に戻ったスズ子は六郎に口止めをして、何もなかったようにいつもの生活に戻っていった。
昭和12年、スズ子が香川から戻ってきて3年。梅丸少女歌劇団は、秋山(伊原六花)のタップダンスとスズ子の歌を二本柱に、ますます人気を集めていた。しかし、スズ子は自身の現状に満足できていなかった。そんな時、スズ子はラジオから流れてくる茨田りつ子(菊地凛子)が歌う「別れのブルース」を聞き、感銘を受ける。ただ、なぜ、この曲が心にしみるのかはわからない。ツヤはスズ子が香川から帰ってからずっと自分との間になんだかわだかまりをかかえているような気がしていた。
ある日、大和礼子(蒼井優)と股野(森永悠希)が久しぶりに劇団を訪ねてくる。股野の渾身のプロポーズで二人は結婚していた。礼子はダンスの、股野は音楽の教室をやっている。礼子のお腹には新しい生命も宿っていた。
東京梅丸から演出家の松永(新納慎也)と部長の辛島(安井順平)が視察にやって来た。視察後、スズ子と秋山を呼んだ林部長(橋本じゅん)は、ふたりに東京に新しくできる梅丸楽劇団に行かないかと告げる。しかし、スズ子は大阪を離れることに少し不安をいだいていた。スズ子はタイ子(藤間爽子)を訪れて相談する。タイ子はツヤならスズ子の成功を願わないわけはないという。スズ子は心を決め、ツヤたち家族に東京に行きたいと切り出す。梅吉は賛成してくれたば、ツヤは「大阪でも夢はかなう」といって反対してしまう。なぜなのかわからないスズ子は途方に暮れてしまった。
スズ子たちは、大和礼子が出産後に病院でなくなったと知らされ衝撃をうける。スズ子はお別れの会で、大和が梅丸少女歌劇団に入団以来ずっと会っていなかった、大和の両親と出会う。
一方、スズ子は東京行きの件でツヤと相変わらずわだかまりを抱えていた。ツヤは、スズ子が東京に行ってしまったら帰ってこなくなるのではないかと心配しており、梅吉にどうするべきなのか相談する。スズ子のことは絶対に大丈夫だ、自分たちがどれだけ反対してもスズ子は東京へゆくという。それはツヤがそう育てたからだと。ツヤはスズ子に東京行をゆるした。
スズ子と秋山は退団公演を行い、東京へ旅立っていった。
【第6週(2023/11/6-11/10)あらすじ】
■第26話(月)
スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は、大きな期待と小さな不安を胸に東京へ向かう。東京では、辛島部長(安井順平)の手配で、小村チズ(ふせえり)が営む下宿に住むこととなる。梅丸楽劇団では、演出家の松永大星(新納慎也)らが、海外に負けないような画期的な男女混合のミュージカルを作ろうとしていた。そして、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)は自身の手がける曲を歌う歌手として待ちわびていた。
■第27話(火)
いよいよ、スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)の梅丸楽劇団初日。部長の辛島(安井順平)、演出家の松永(新納慎也)、バンマスの一井(陰山泰)、ダンサーの中山(小栗基裕)そして、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)と対面する。スズ子は羽鳥が憧れの「別れのブルース」の作曲者だと聞いて感銘を受ける。この日は、顔合わせのだけのはずだったが、羽鳥はさっそくスズ子に何か歌ってみるように要求する。
■第28話(水)
羽鳥善一(草彅剛)とスズ子(趣里)のマンツーマンレッスンが始まった。ところが、羽鳥はスズ子の歌に満足せず、歌の出だしばかり500回以上繰り返し歌わせる。具体的な指示を出すこと無く、「ジャズだよ」と言うばかりの羽鳥にスズ子は困惑する。一方、秋山(伊原六花)も中山(小栗基裕)ら男性ダンサーに混じった練習に体力の違いを感じていた。大きな期待と小さな不安を胸に飛び込んだ東京の舞台、ふたりの行く末は?
■第29話(木)
スズ子(趣里)と羽鳥善一(草彅剛)の厳しいマンツーマンレッスンは相変わらず続いている。しかし、羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しないままだ。スズ子も、どうしていいのかわからないまま困惑していた。スズ子は演出家の松永(新納慎也)に行き詰まっていることを相談する。松永はスズ子の歌についてアドバイスを送り、スズ子を励ます。そのアドバイスを胸に、スズ子は意を決して羽鳥の自宅を訪ねていく。
■第30話(金)
歌うコツを掴んだスズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)とのレッスンを続け、その歌声はぐんと熱を帯びてきていた。そんなスズ子を励ます松永(新納慎也)は、スズ子のおでこにキスをする。スズ子は、松永を意識し始めるのだった…。一方、秋山(伊原六花)もダンサーの中山(小栗基裕)のことが気になり始めていた…。稽古に、そして恋に、もがいて迎える梅丸楽劇団旗揚げ公演「スウィング・タイム」初日。幕が上がる。
■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,水川あさみ,柳葉敏郎,新納慎也,菊地凛子,市川実和子,ふせえり,安井順平,坂田聡,なだぎ武,岡部たかし,宇野祥平,伊原六花,妹尾和夫,楠見薫,藤間爽子 他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
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