自分の思いをぶつけて歌ってジャズの心を掴んだ趣里!「ブギウギ」スイングの女王誕生!第6週ネタバレと第7週予告
喜びも怒りも歌にぶつける!厳しい羽鳥善一(草彅ツヨシ)の指導でスズ子(趣里)の才能が開花した!NHK朝ドラ「ブギウギ」の第6週「義理と恋とワテ」(11月13日~11月17日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。
戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第6週は11月6日から放送された。スズ子(趣里)は大阪を出て、東京に来る。初めての東京に戸惑いつつも好奇心旺盛なスズ子だが、待っていたのは厳しいレッスンだった。一緒に東京へいった秋山(伊原六花)も男性と同じ舞台に立つことでの限界を感じる。もちろん、二人は落ち込んだままではいない。しっかりとそこから這い上がってゆく。困難にめげずに立ち向かう朝ドラらしい展開となった。
東京編からは新しい俳優陣が顔を出した。羽鳥善一役の草彅剛やダンサー・中山史郎役でダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーである小栗基裕も登場した。なんといってもダンスのスキルが高い小栗のダンスシーンが楽しめる。小栗基裕のタップダンスシーンのノーカットバージョンは番組公式サイトに公開されている。これまでも梅丸少女歌劇団の公演についてはノーカット版が公開されていることから、10日に放送した梅丸楽劇団旗揚げ公演「スウィング・タイム」のノーカット版も公開が予想される。
もちろん、草彅演じる羽鳥も中山にまけないクセの強さを出している。梅丸の辛島部長(安井順平)のいうことなど気にもせずにマイペースに進めてゆく。そんな二人よりも第6週まででの一番のクセ強は、なんといっても演出家の松永大星(新納慎也)だ。海外で演技のことを学んできただけあり、スズ子や秋山へのボディタッチや投げキスなども平気だ。そんな松永がうまく歌えたスズ子のおでこにキスしたことで、スズ子はすっかり秋山に心を奪われてゆく。
11月13日から放送となる第7週は、二人の努力が実って東京でもスターとなって1年後が描かれる。スズ子(趣里)は演出家の松永大星(新納慎也)に思いを寄せ、秋山(伊原六花)は先輩ダンサーの中山(小栗基裕)といい仲になっている。そして、スズ子に「移籍」の話が舞い込んだ。13歳から世話になっている梅丸から日劇という大きなところに松永とともに飛び出してゆくのか?中山からのプロポーズを受けた秋山はどんな決断をする?恋に仕事に揺れる第7週となる。
【第6週(2023/11/6-11/10)あらすじ】
スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は、大きな期待と小さな不安を胸に東京へ向かう。東京では、辛島部長(安井順平)の手配で、辛島が学生時代に世話になっていた小村チズ(ふせえり)が営む下宿に住むこととなる。下宿からは劇場もすぐで、スズ子たちはさっそく散歩に出かける。物怖じしない性格のスズ子は初日から早速東京の人たちとの会話を楽しむ。
梅丸楽劇団では、演出家の松永大星(新納慎也)らが、海外に負けないような画期的な男女混合のミュージカルを作ろうとしていた。そして、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)は自身の手がける曲を歌う歌手として待ちわびていた。5年もの間、羽鳥のお眼鏡にかなう歌手はいないという。松永は「絶対に大丈夫」とスズ子のことを推す。
そして、スズ子と秋山は梅丸楽劇団での初日を迎えた。部長の辛島、演出家の松永、バンマスの一井(陰山泰)、ダンサーの中山(小栗基裕)そして、作曲家の羽鳥善一と対面する。スズ子は羽鳥が憧れの「別れのブルース」の作曲者だと聞いて感銘を受ける。この日は、顔合わせのだけのはずだったが、待ちきれない羽鳥はさっそくスズ子に何か歌ってみるように要求する。松永はリラックスして歌うようにスズ子に言う。歌を聴いた羽鳥は「これ、プレゼント」といって楽譜を渡した。羽鳥の最初の印象はよかったようだ。
そして、羽鳥とスズ子のマンツーマンレッスンが始まった。羽鳥は前日に渡していた譜面とは別の部面をスズ子に渡す。スズ子の声を聞いて、もっといい歌にしたいと変えてきたのだ。羽鳥はスズ子の歌に満足せず、歌の出だしばかり500回以上繰り返し歌わせる。具体的な指示を出すこと無く、「ジャズだよ」と言うばかりの羽鳥にスズ子は困惑する。
一方、秋山も中山ら男性ダンサーに混じった練習に体力の違いを感じていた。大きな期待と小さな不安を胸に飛び込んだ東京の舞台だが、簡単にはいかなかった。
スズ子と羽鳥善一の厳しいマンツーマンレッスンは相変わらず続いている。羽鳥はスズ子の歌に相変わらず満足しないままだ。スズ子も、どうしていいのかわからないまま困惑していた。スズ子は演出家の松永に行き詰まっていることを相談する。松永はスズ子がいまどう思っているのかと聞くと、スズ子は歌が嫌いになりそうで、羽鳥に怒りさえ感じていると言う。すると松永はその気持ちを歌にぶつけるのだとアドバイスしてくれる。そのアドバイスを胸に、スズ子は意を決して羽鳥の自宅を訪ねていく。
思っている気持ちをぶつけて歌うと、羽鳥は楽しそうに伴奏をあわせてくれる。その歌を聴くと満足そうにする。翌日からも厳しい指導をお願いすると、羽鳥は楽しく歌おうという。
歌うコツを掴んだスズ子は、羽鳥善一とのレッスンを続け、その歌声はぐんと熱を帯びてきていた。そんなスズ子を励ます松永は、スズ子のおでこにキスをする。スズ子は、松永を意識し始めるのだっった。一方、秋山もダンサーの中山のことが気になり始めていた。
梅丸楽劇団旗揚げ公演「スウィング・タイム」初日を迎える。満員の客が待つ中、幕が上がった。秋山は中山と息の合ったダンスを披露し観客を沸かせた。そして、スズ子は自由に思う存分気持ちを込めて歌った。それは観客にも伝わり、翌日の新聞には「スイングの女王生誕」という記事まで出た。その記事を大阪でもみな喜んで読んだ。病床についているツヤもスズ子の活躍を聞いて喜んでいた。
【第7週(2023/11/13-11/17)あらすじ】
■第31話(月)
東京の梅丸楽劇団の旗揚げから1年、スズ子(趣里)と秋山美月(伊原六花)はすっかり劇団の人気者となっていた。そんな折、USKの林部長(橋本じゅん)が東京にやって来る。スズ子と秋山、二人のうちどちらか一人に大阪に戻ってきてほしいとお願いされる。しかし、秋山はダンサーの中山史郎(小栗基裕)といい仲になっており、スズ子も羽鳥善一(草彅剛)から新曲を書くからと、作詞家の藤村薫(宮本亞門)を紹介される。
■第32話(火)
内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子(趣里)は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われる。突然の引き抜き話に戸惑うスズ子に、羽鳥善一(草彅剛)は大反対する。梅丸には義理があるとスズ子は悩むのだが…。一方、秋山(伊原六花)は、ダンサーの中山(小栗基裕)からプロポーズを受ける。しかし、どこか違和感を感じている秋山は、この話を受けていいのか悩んでいた。
■第33話(水)
スズ子(趣里)が日宝から引き抜きを受けているという話が梅丸にも伝わってしまう。梅丸の大熊社長(升毅)は激怒し、辛島部長(安井順平)がスズ子の元へとやってくる。辛島から問い詰められ、スズ子は大変なことをしてしまったと悟る。辛島は、これ以上日宝に話を進められないようにするためにスズ子をしばらく軟禁すると言うが、スズ子はうまく辛島の目を盗んで抜け出す。スズ子は松永(新納慎也)に会いに行く。
■第34話(木)
スズ子(趣里)は、羽鳥善一(草彅剛)と藤村薫(宮本亞門)からスズ子のための新曲「センチメンタル・ダイナ」が披露され、早くスズ子に歌ってほしいと言われる。しかし、梅丸にも日宝にも義理を欠いた行動をしてしまったと感じているスズ子は、自分にはこれ以上歌う資格がないと感じていると伝える。一方、秋山(伊原六花)は、中山(小栗基裕)から公私共にパートナーになるべきだと、プロポーズの返事を迫られていた。
■第35話(金)
日宝からの引き抜きの話を断ったスズ子(趣里)は、辛島部長(安井順平)に謝りを入れる。初めは辛島に怒られるスズ子だったが、羽鳥善一(草彅剛)のとりなしもあり、これまで通り梅丸で活動していくことになる。一方、中山からのプロポーズを断わった秋山(伊原六花)は、大阪へと戻っていく。そして迎える本番の日。スズ子の「センチメンタル・ダイナ」が響き渡る。仕事に、恋に、悩むスズ子と秋山、青春のセッション!
■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,利重剛,水川あさみ,柳葉敏郎,菊地凛子,宮本亜門,橋本じゅん,新納慎也,ふせえり,安井順平,坂田聡,小栗基裕,伊原六花, 他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
◇ NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト
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