「ブギウギ」趣里が梅丸にとどまったのは草彅剛が一人前の人間として扱ってくれたから!第7週ネタバレと第8週予告
人気ものになったスズ子(趣里)と秋山(伊原六花)!移籍話に、プロポーズに心が揺れたが、二人は自分の信じる道を選んだ!NHK朝ドラ「ブギウギ」の第7週「ワテのお母ちゃん」(11月20日~11月24日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。
戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第7週は11月13日から放送された。売れっ子となってきたスズ子(趣里)と秋山(伊原六花)にそれぞれ変化が発生した。スズ子は松永(新納慎也)から梅丸のライバルである日宝への移籍を誘われる、秋山はダンサーの中山史郎(小栗基裕)からプロポーズされる。
梅丸に移籍の話が漏れてしまい、逃げ出したスズ子がむかったのはもちろん松永の元。松永への思いを告げたスズ子だが、松永はアメリカに恋人がいるといってその申し出を断った。傷心のスズ子に追い打ちをかけるようにレコード会社の社員も厳しい言葉をかける。そんなスズ子を救ったのは羽鳥善一(草彅剛)と歌だった。
また、秋山は自分が自分らしく生きるために中山のプロポーズを断って大阪に戻ってゆく。
11月20日から放送となる第8週からは戦争の影がスズ子たちに影響してくる。スズ子の弟の六郎(黒崎煌代)は出征することになる。これまで周りの人に理解してもらえず「だめな子」という目で見られてきた六郎にとって甲種合格は「認められた」とうれしかったのは視聴者も理解できるが、これまでの朝ドラで兄弟が出征すると悲しい結果になることも多く、ぼーっとした六郎が戦地でうまくやっていけるのかに心配な声が出ている。
さらに、母親・ツヤ(水川あさみ)との辛い別れが待っている。16日に第35話の放送後に予告動画が流れたが、あさイチの博多華丸・大吉や鈴木菜穂子アナウンサーも悲壮な表情となった。
放送されてすでに7週が過ぎたが、後半に向かっての新出演者が発表となった。日本を代表する喜劇役者で、喜劇王・タナケンこと棚橋健二役に生瀬勝久、スズ子が出産する村西病院の看護師役で友近、村山興業の社長・村山トミの秘書役で三浦誠己、三流ゴシップ雑誌「真相婦人」の芸能記者役でみのすけが登場する。
【第7週(2023/11/13-11/17)あらすじ】
東京の梅丸楽劇団の旗揚げから1年、スズ子(趣里)と秋山美月(伊原六花)はすっかり劇団の人気者となっていた。そんな折、USKの林部長(橋本じゅん)が東京にやって来る。スズ子と秋山、二人のうちどちらか一人に大阪に戻ってきてほしいとお願いされる。しかし、秋山はダンサーの中山史郎(小栗基裕)といい仲になっている。ただ、秋山は中山がすべてのことを決定することを悩んでいた。そんなある日、ダンサーの中山からプロポーズを受ける。しかし、どこか違和感を感じている秋山は、この話を受けていいのか悩んでいた。
スズ子も羽鳥善一(草彅剛)から新曲を書くからと、作詞家の藤村薫(宮本亞門)を紹介される。レコード会社にゆくと、藤村はスズ子に次々と失礼な質問を投げかける。スズ子は圧倒されてしまう。そんなところに茨田りつ子(菊地凛子)がやってきた。りつ子はスズ子に下品な歌い方だし、化粧も下品だと言い放つ。スズ子もなんとか反論しようとするが、一方的にりつ子はしゃべって練習に言ってしまった。松永とはその後なにもないし、スズ子は松永が自分のことをどう思っているのかを悩んでいた。
内緒の話があると松永(新納慎也)から呼び出されたスズ子は、梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘われる。突然の引き抜き話に戸惑うスズ子はその話を羽鳥善一にしてしまう。当然、羽鳥は大反対する。梅丸には義理があるとスズ子は悩むが、松永から「君がほしい」と言われると悩んでしまう。さらに母のツヤ(水川あさみ)が体調を崩していることを聞き、給料が1.5倍になる日宝の契約も魅力的に思えた。
スズ子の引き抜きの話が梅丸にも伝わってしまう。梅丸の大熊社長(升毅)は激怒し、辛島部長(安井順平)がスズ子の元へとやってくる。辛島から問い詰められ、スズ子は大変なことをしてしまったと悟る。辛島は、これ以上日宝に話を進められないようにするためにスズ子をしばらく軟禁すると言うが、スズ子はうまく辛島の目を盗んで抜け出す。スズ子は松永に会いに行く。松永に自分の気持ちを告白したが、松永は自分にはアメリカに恋人がいるといって断られた。義理と人情を欠いてしまった上、松永への恋も終わる。
もう自分の居場所はどこにもないと思っているが、茨田りつ子(菊地凛子)は、「決めるのはスズ子」という。さらに「舞いあがっていた」と指摘され、その通りだと納得して言えに戻った。そこには羽鳥善一と藤村薫がきていた。二人からスズ子のための新曲「センチメンタル・ダイナ」が披露され、早くスズ子に歌ってほしいと言われる。しかし、梅丸にも日宝にも義理を欠いた行動をしてしまったと感じているスズ子は、自分にはこれ以上歌う資格がないと感じていると伝える。そんなスズ子に羽鳥は「人生はいろいろある」といって、楽しいこと、悲しいことすべてを歌にすればいいとスズ子を励ました。
日宝からの引き抜きの話を断ったスズ子は、辛島部長に謝りを入れる。初めは辛島に怒られるスズ子だったが、羽鳥善一のとりなしもあり、これまで通り梅丸で活動していくことになる。羽鳥とスズ子が師弟愛を超える関係ではと勘ぐった記事が出てしまったため、スズ子は羽鳥の家に向かい、妻の麻里(市川実和子)は笑い飛ばす。そして、羽鳥がスズ子とともに音楽を続けるために悩みに悩んで新曲を書いていたことをスズ子に伝える。
一方、中山からのプロポーズを断わった秋山は、大阪へと戻っていく。そして迎える本番の日。スズ子の「センチメンタル・ダイナ」が響き渡る。仕事に、恋に、悩むスズ子と秋山、青春のセッションだった。
【第8週(2023/11/20-11/24)あらすじ】
■第36話(月)
昭和14年、戦争が始まろうとしており、劇団でも時局に合わせた演出をしていくとの方針が示されていた。スズ子(趣里)は、あまり派手にならないようにと言われ戸惑う。羽鳥善一(草彅剛)もジャズができなくなるのではと心配する。一方、はな湯ではツヤ(水川あさみ)が体調を崩しており、大きな病院で見てもらったほうが良いと言われていた。そんな時、六郎(黒崎煌代)を役場の職員が訪ねてくる。
■第37話(火)
六郎(黒崎煌代)の出征の日がせまり、六郎は頭を丸め恥ずかしそうにしている。相変わらず体調が悪いツヤ(水川あさみ)は専門の医師の診察を受けることとなった。診察を受けたツヤはもう自分が助からないことを悟り、梅吉(柳葉敏郎)に、このことをスズ子(趣里)と六郎には伝えないようにと頼む。ツヤの病気の重さをまだ知らない六郎は、落ち込む梅吉の前でふざけてはしゃいでしまい、梅吉と仲違いしてしまう。
■第38話(水)
六郎(黒崎煌代)は、入隊する前にお世話になった人の元を訪ねていた。そして、東京のスズ子(趣里)のもとにもやってくる。久しぶりに再開した二人は、姉弟水入らずで話をする。スズ子はツヤ(水川あさみ)の病状があまり良くないようだと六郎から聞かされる。そして、六郎自身も戦争に行くのが実は怖いのだと打ち明けられる。そんな六郎を見送ってからしばらくした頃、公演真っ最中のスズ子に、大阪から電報が届く。
■第39話(木)
大阪に戻ってきたスズ子(趣里)は病床のツヤ(水川あさみ)と再会する。ツヤの病状のことを受け止めきれないスズ子は、梅吉(柳葉敏郎)にもっといい病院に入院すれば治るのではと聞くが…。そんな時、アホのおっちゃん(岡部たかし)がツヤに食べさせてあげようと桃を見つけてくる。その晩、スズ子はツヤに桃を食べさせようと看病していると、いつの間にか眠ってしまう。翌朝、スズ子は信じられない状況を目にする。
■第40話(金)
ツヤ(水川あさみ)が亡くなり、スズ子(趣里)は梅吉(柳葉敏郎)と今後のはな湯をどのようにしていくか相談する。スズ子は、赤字が続く状況では売るか閉めるしかないのではないかと言う。ゴンベエ(宇野祥平)は自分の貯金でなんとかならないかと申し出るのだが、その金額ではどうしようもないと考えるスズ子ははな湯を閉めることを決断する。そんな時、三沢光子(本上まなみ)と名乗る女性がはな湯を訪ねてくる。
■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,草彅剛,市川実和子,水川あさみ,柳葉敏郎,黒崎煌代,ふせえり,安井順平,なだぎ武,岡部たかし,妹尾和夫,楠見薫,三谷昌登,本上まなみ,藤間爽子,他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
◇ NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト
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