ムロツヨシ「うちの弁護士は手がかかる」有名になりすぎたユーチューバーの苦悩が描かれた第6話のネタバレと第7話予告

2023年11月18日08時00分ドラマ
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体調不良から復帰した蔵前勉(ムロツヨシ)の出番が多くてファンも安心!フジテレビ、2023年11月24日(金)21時から「うちの弁護士は手がかかる」第7話を放送。ムロツヨシの漫談シーンに期待がかかる!関連動画は番組公式サイトで公開されている。



ムロツヨシ主演の「うちの弁護士は手がかかる」の第6話が11月17日に放送された。第6話は蔵前(ムロツヨシ)が退院し、香澄法律事務所に復帰した。しかし、蔵前の健康を気遣う今日子(戸田恵子)や杏(平手友梨奈)は言葉は悪いものの蔵前に冷たい態度をとって、その日は仕事をせずに休養するように言う。そんな杏たちの思いをわからない蔵前は偶然再会した同級生だった麻生一郎(津田健次郎)の家に向かう。麻生から遺言書の作成とネットでの誹謗中傷に対する対応を依頼される。

犯人は娘というのが切ないが、登場シーンから「娘がなにかやっているのでは?」と疑う視聴者も多かった。東大出の親が子どもに過大な期待をかけることも多いのだが、この話では麻生は娘にそこまでの期待をかけてはいなかったが、娘は親や周りの期待を強く感じ取ってしまっていた。そのために事件が発生してしまった。

遺言書にある遺された人への思いを読み上げるシーンでは津田健次郎の声の良さが際立った。

さらに第6話では杏が弁護士になることを後押ししてくれた椿原先生を演じる役者が判明した。野間口徹だった。さくら(江口のりこ)と杏の確執が徐々に出てくる中、杏のことを知り、弁護士に誘導した重要人物となる。

11月24日に放送される第7話ではムロツヨシの漫談が聞ける。ドラマ内で仕事もプライベートも充実させたいと一念発起し、漫談教室に通い始めるという設定になる。周りから褒められた蔵前(ムロツヨシ)は、なんと寄席デビューを果たす。「もしもこんな結婚できない男がいたら」というタイトルで『香澄法律事務所』のドタバタを話す。このシーンはなんと台本4ページにわたるシーンという。ムロツヨシの話芸が楽しみになるシーンだ。

さらに、第7話では久しぶりに女優の笠原梨乃(吉瀬美智子)とも再会する。梨乃が主演を務めるドラマの放送中止を求める依頼を受けているからだ。杏(平手友梨奈)と共にパラリーガルとして梨乃の前で自分を発揮できるのか?

■第6話ネタバレあらすじ
盲腸で入院していた蔵前勉(ムロツヨシ)が無事退院し、『香澄法律事務所』に帰ってきた。「蔵前の代わりに寝不足になった」などと当たられつつも温かく出迎えられる。すると天野杏(平手友梨奈)は、「あなたがいなくても全然平気でした」と言いだす。その発言を受け、所長の香澄今日子(戸田恵子)までもが、杏は自分のパラリーガルとしてサクサクやってくれた、と続け、二人で仕事に向かってしまう。

寂しさを感じつつ帰路についた蔵前は、その途中で偶然、同級生だった麻生一郎(津田健次郎)に出会う。麻生は東大卒のエリートで、現在は有名予備校『レルネンアカデミー』の講師をしながら、教育系動画配信者としても人気を博していた。麻生に誘われて彼の家を訪問した蔵前は、妻の悦子(遊井亮子)や高校2年の長女・光希(新井美羽)から歓迎される。成功者としての麻生の姿にすっかり感動している蔵前だった。娘の光希は、父と同じように東大を目指しているらしいが、その態度は父親と仲がいいとはいえないものだった。しかし、高校生の娘と父親の関係から考えるとそれほど不思議なものとは思えなかった。

そんなある日、香澄法律事務所に麻生がやってきて、遺言状を作成してほしいと依頼する。さらに麻生は、遺言状とは別に相談があると言ってタブレットを見せ、1~2ヵ月前から彼の動画に誹謗中傷の書き込みが増えていることを打ち明ける。アンチコメントはすべて同じアカウントからだった。依頼を引き受けた杏は、プロバイダーを相手に、発信者情報開示命令申立および消去禁止命令申立を行う。裁判所がそれを認めた。

麻生と同じような教育系ユーチューバーの上山田(前原滉)を疑うも、動画上で麻生を陥れるのはアクセス数を稼ぐためのものだと言われる。一回は納得して帰るものの、麻生の家に生ゴミがまかれたりしたことの犯人は上山田だった。しかし、ネットに「殺す」というメッセージを書いてはいないという。

裁判所の許可のもとプロバイダーからの回答を得た。そしてその投稿は麻生の家から行われていたものだとわかる。離婚を臨んでいる悦子もそれには驚く。犯人は娘だった。麻生がYouTubeを始めてから、周りの人から過度の関心を寄せられてしまい、辛い気持ちが娘を過度な行動に走らせていた。

麻生が作った遺言書を読み上げると、そこには妻や娘に対する感謝しかなかった。二人とも麻生の本音を聞いて安心した。嫌がらせは解決した。

その頃、さくら(江口のりこ)は杏を叩き潰そうと企んでいた。


■第7話あらすじ
『香澄法律事務所』の蔵前勉(ムロツヨシ)と天野杏(平手友梨奈)のもとへ野村聖子(安藤聖)という女性が、笠原梨乃(吉瀬美智子)が主演している連続ドラマの放送を止めて欲しいといって訪ねてきた。聖子が関係していると噂された事件と酷似した事件と似ているドラマだという。

聖子がいう酷似している事件とは、20年前、『成金老人殺人事件』と呼ばれた事件で、裕福な老人の愛人だった女子大生が遺産目当てに毒を飲ませて殺害したとされ、連日ワイドショーで報道され日本中を騒がせていた事件だ。その女子大生こそ、聖子だというのだ。

聖子は事件直後から散々マスコミに追い回されたが、世間が飽きてくると次第に扱いも小さくなり、真犯人が逮捕されたときは大して報道されなかったという。そして今、梨乃が出演するドラマでは事件が昔のものに似ながら、真犯人は女子大生だとするドラマなのだ。これが放送されれば聖子は真犯人の烙印をおされてしまうという。このドラマのせいで小学生の娘が「人殺しの娘」と呼ばれたことに心を痛めた聖子は、かつてヤマトテレビと法廷で戦った経験を持つ杏の存在を知って助けを求めにきたのだ。

次の放送まであと5日。依頼を引き受けた杏は、過去の記事などを調べ始める。一方、蔵前は、ヤマトテレビのドラマプロデューサー・静川薫(東根作寿英)を訪ねる。そこで蔵前は梨乃と再会し……。

フジテレビ 2023年10月13日スタート。毎週金曜日21時放送「うちの弁護士は手がかかる」。出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこ、酒向芳、松尾論、村川絵梨、日向亘、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@uchiben_kin9_cx」。

フジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」番組公式サイト

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