吉瀬美智子のドラマの放送を止めろ!ムロツヨシと平手友梨奈は著作権に目をつけた!「うちの弁護士は手がかかる」第7話ネタバレ
蔵前(ムロツヨシ)がずっと使えていた梨乃(吉瀬美智子)が主演する人気ドラマが訴えられた!梨乃は蔵前にマネージャーとして戻ってほしいと依頼!どうする蔵前?フジテレビ、2023年12月1日(金)21時から「うちの弁護士は手がかかる」第8話を放送。関連動画は番組公式サイトで公開されている。
ムロツヨシ主演の「うちの弁護士は手がかかる」の第7話が11月24日に放送された。ドラマの冒頭4分、ムロツヨシの漫談でスタートした。仕事もプライベートも充実させたいと一念発起し、漫談を始め、寄席で披露することになる。台本で4ページ分、ムロが杏(平手友梨奈)や山崎慶太(松尾諭)と繰り広げるドタバタ劇を面白く話してゆく。息もつかせぬ4分間だが、観客は丸屋泰造(酒向芳)と岩渕亮平(日向亘)だけという落ちだった。
今回、杏と蔵前が対応するのは人気ドラマの放送を止めさせるという依頼だ。20年前の事件に似た事件を扱い、真実とは違い、犯人が女子大生という結末を迎える予定になっている。訴えてきたのは、20年前の事件で“犯人”かと疑われた女性だ。20年前の真実は真犯人は別人だったのに、今回のドラマでは女性が犯人とされている。女性の娘は学校で「殺人犯の娘」といじめられている。ただ、ドラマの放送のラストに「フィクション」と明記してある。そのためテレビ局側は全く放送中止の要望に応じようとしない。
杏と蔵前が見つけた答えは「著作権法違反」だ。事件がさかんに報じられた時期、多くのルポライターたちがその事件をもとに本を出していた。ドラマはその中の台詞に酷似している箇所を何カ所も見つけると、それを盾に放送中止を求める。その時、訴えていた聖子(安藤聖)がテレビ局側にいった台詞「そんなにテレビって偉いんですか。面白ければなんでもいいんですか」は、フジテレビ自身を自虐するかのような台詞だった。
12月1日に放送される第8話についてストーリーの予告も動画も現在はまだ公開されていない。やはりムロツヨシが10月に体調不良で入院していた影響がまだ残っているものと思われる。予告について公開され次第、情報を提供する。
■前半ダイジェスト動画公開!
今からでも「うちの弁護士は手がかかる」に追いつけるように前半のダイジェストを番組公式サイトで公開した。まだ見ていない人も、追いついていない人も、もう一度早く見返したい人も視聴することでよりドラマを楽しめる。また、番組公式サイトの人物相関図を更新し、よりキャラクター設定がわかりやすくなった。
■第7話ネタバレあらすじ
『香澄法律事務所』の蔵前勉(ムロツヨシ)と天野杏(平手友梨奈)のもとへ野村聖子(安藤聖)という女性が、かつて蔵前が担当していた笠原梨乃(吉瀬美智子)が主演している連続ドラマの放送を止めて欲しいといって訪ねてきた。聖子が関係していると噂された事件と酷似した事件と似ているドラマだという。
聖子がいう酷似している事件とは、20年前、『成金老人殺人事件』と呼ばれた事件で、裕福な老人の愛人だった女子大生が遺産目当てに毒を飲ませて殺害したとされ、連日ワイドショーで報道され日本中を騒がせていた事件だ。
聖子は事件直後からまるで犯人だといわんばかりに散々マスコミに追い回されたが、世間が飽きてくると次第に扱いも小さくなった。真犯人は別の人間だったが、犯人が逮捕されたときは大して報道されなかったという。世間の印象は聖子が犯人というままだ。
そして今、梨乃が出演するドラマでは事件が昔のものに似ながら、真犯人は女子大生だとするドラマなのだ。これが放送されれば聖子は真犯人の烙印をおされてしまうという。このドラマのせいで小学生の娘が「人殺しの娘」と呼ばれたことに心を痛めた聖子は、かつてヤマトテレビと法廷で戦った経験を持つ杏の存在を知って助けを求めにきたのだ。
弁護士の辻井玲子(村川絵梨)は冷静に放送後のテロップに「フィクションであり実在の事件……」と書かれているため、放送中止にもってゆくことは難しいという。しかし、杏はあっさりと引き受けた。杏は、過去の記事などを調べ始める。過去に被害者の遺族が聖子に損害賠償を求める裁判を起こした際、弁護したのは杏の父親だった。実家に戻り、その時の資料を探すが、さくら(江口のりこ)が家のものを持ち出すことを阻止する。
一方、蔵前は、ヤマトテレビのドラマプロデューサー・静川薫(東根作寿英)を訪ねる。そこで蔵前は梨乃と再会した。梨乃は今のドラマを全力でやっているという。それは蔵前が最後にとってきた仕事だからだと。
なかなか案がうかばないためイライラしていた杏は蔵前に「あなたの代わりはいくらでもいますから」と、梨乃が蔵前に言ったのと同じ台詞を言ってしまう。蔵前は怒って部屋を出て、辻井のパラリーガルとなることにした。杏のパラリーガルは丸屋泰造(酒向芳)。だが、丸屋は根を上げ、岩渕亮平(日向亘)に替わる。杏は岩淵とうまくやりはじめる。
辻井のところに来た依頼で年配の女性が騒音に困っているという。呼び出された蔵前はその家に高額な祈祷グッズがあるのを見つけ、辻井はその方面で裁判をすすめることにした。さらに女性の家にあった『成金老人殺人事件』のルポ小説を見つけた。
杏に何冊もの『成金老人殺人事件』関連の本を見せ、今のドラマの台本と酷似している部分があれば著作権違反で訴えられるかもと言う。
テレビ曲側と3回目の話し合いの際、ルポ小説からパクった部分をいくつも指摘する。蔵前は事前に脚本家の家を訪問してその小説本を脚本家がもっていることを調べていた。弁護士の大神(菅野莉央)は放送中止した方がテレビ局の被害は少ないといって放送中止にする。
本来ドラマが放送される時間に、梨乃たちのトークショーが放送されていた。そして梨乃は蔵前に戻ってきてほしいと依頼する。
フジテレビ 2023年10月13日スタート。毎週金曜日21時放送「うちの弁護士は手がかかる」。出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこ、酒向芳、松尾論、村川絵梨、日向亘、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@uchiben_kin9_cx」。
◇フジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」番組公式サイト
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