チ・チャンウク&シン・へソン8年ぶりの再会「サムダルリへようこそ」伝説の三姉妹が故郷済州島に帰省、第1-2話あらすじ

2023年12月04日05時31分ドラマ
画像:JTBC「웰컴투 삼달리」より

JTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」が12月2日から放送スタートした。
サムダル(シン・へソン)は突如、後輩にパワハラをしたと報道され全てを失ってしまう。居場所を失ったサムダルは姉妹たちとともに故郷済州島に帰省することに。韓国で放送後、Netflixでも独占配信開始した第1話と第2話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「サムダルリへようこそ」は売れっ子フォトグラファー・サムダル(シン・ヘソン)が、ある事件を機にソウルを離れ、心身共に疲弊した心身を故郷の美しい自然と優しい人々に囲まれ、自分を取り戻してゆく物語だ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
チョ・ヨンピル役:チ・チャンウク
チョ・サムダル役:シン・ヘソン
コ・ミジャ役:キム・ミギョン
チョ・パンシク役:ソ・ヒョンチョル
チョ・ジンダル役:シン・ドンミ
チョ・へダル役:カン・ミナ
チョ・サンテ役:ユ・オソン
プ・サンド役:カン・ヨンソク
ワン・ギョンテ役:イ・ジェウォン
 ほか

■第1話あらすじ
サムダル(シン・へソン)は女性と楽しそうに談笑するチュンギ(ハン・ウンソン)に駆け寄ると、突然大量の水キムチを頭にぶっかける。二人は恋人関係だったが、昨夜チュンギが社員と不倫している姿を目撃し復讐したのだ。

一方ヨンピル(チ・チャンウク)は済州島で気象予報官として働き、自分の予報は間違いないと意見を曲げないひねくれ者だ。予想を外したことがないヨンピルは以前から本部に来ないかとスカウトを受けるも、ソウルは合わないと断り続けている。しかし本心は、元カノのサムダルと再会するのを恐れてだった。

有名ファッションフォトグラファーとして忙しい日々を送るサムダル。ある日、撮影前にモデルが着用する小物をチェックしていると、見覚えのないスカーフが。担当者はサムダルのアシスタントであるウンジュ(ユンソ)が、自身の判断で勝手に追加したと伝える。サムダルは雑誌コンセプトと合わないと却下するが、その後、準備が終わったモデルを見るとさっきのスカーフを着用していた。その姿を見たサムダルは激怒しウンジュを呼び出すと、ウンジュは反省するどころか開き直った態度を見せる。

長らく準備してきた写真展のチェックを終えると、サムダルは同僚たちと飲み会へ。同僚たちが終始、サムダルの功績を賞賛する姿に呆れたウンジュはその場を去ってしまう。飲み会も終わり外へ出ると、サムダルはウンジュからのメールを見て目を疑う。なんとチュンギの不倫相手はウンジュだったのだ。何事もなかったように仕事する姿を見て、苛立ちを感じたウンジュはメールを送ったと告白。続けて、自分の仕事の機会さえも奪われたと今までの鬱憤を吐露する。身勝手な言い分にサムダルは憤慨し言い合いになると、「独立したければすればいい」と言い残しウンジュを突き放す。

一人でお酒を飲み鬱憤を晴らすサムダル。家に帰っても泣きながら心の内を全て打ち明けるサムダルを、姉妹たちはただ見守るだけだった。翌朝、二日酔いが残ったままリビングへ向かうと、ウンジュが投身自殺を図ったとのニュースが流れサムダルは目を疑う。そして、自殺を図ったのは上司からのいじめが原因だと報道される。
急いで会社に向かうとすでに報道陣や、キャンセルの電話で大騒ぎ。ついには写真展までも中止となってしまう。一瞬にして全て失ったサムダルはその場で泣き崩れる。

後日、済州島にいるサムダルの両親ミジャ(キム・ミギョン)とパンシク(ソ・ヒョンチョル)の元に突如姉妹たちが帰省する。

■見どころ・感想・視聴率など
第1話視聴率は全国5.2%、首都圏5.3%を記録した。(ニールセンコリア全国調べより)

第1話初めから、レトロな雰囲気が漂う「全国のど自慢」の映像とともにサムダルとヨンピルの幼少期が描かれた。サムダルは竜のようにソウルへ上京し働きたいと言うのに対し、ヨンピルはこのまま済州島で暮らしたいと正反対の夢を抱く。

その夢は現実となり、サムダルはソウルで有名ファッションフォトグラファーとして、ヨンピルは地元で気象予報官として互いの人生を歩む。離れた地で働く二人だが、自分の意見を曲げない性格はどこか似ているような気もする。
学生時代、恋人関係であった二人は別れてから一切連絡を取り合って無い様子。ヨンピルに関しては、本部からのスカウトを断るほどサムダルとの再会を恐れているようだ。一体何があって別れることになったのか気になるところだ。

サムダルはアシスタントのウンジュに告発され、一瞬で仕事も名誉も失い、長らく準備してきた写真展までもキャンセルになってしまう。最初の言い合いのシーンでは、フォトグラファーの世界は実力社会なだけにサムダルの言い分も理解できるが、アシスタントであるウンジュの苦労も共感できなんとも複雑な感情であった。しかし後半シーン、ウンジュはサムダルを恨むあまり不倫まで犯したにもかかわらず、結局自殺未遂の原因をサムダルのせいにした場面はかなり衝撃的だった。初回から主人公を奈落の底に叩き落す悪役が誕生する珍しい展開となった。

次回予告では、済州島に突如帰省したサムダルがヨンピルと再会するシーンが映された。空白期間を経て久々に会う二人の関係性は果たして?ここから、二人の新たなストーリーが動き出すのに期待が高まる。



■第2話あらすじ
サムダルはニュースのせいで外に出れず、挙句の果てには自宅にまで報道陣が押し寄せる状況に。ソウルに居場所を失った三姉妹は、実家のある済州島に帰省する。

突然の帰省に驚く母ミジャ(キム・ミギョン)と父パンシク(ソ・ヒョンチョル)は3人に帰ってきた理由を聞くも、ミジャが癇癪を起すのを恐れ「ただ休暇しにきた」と説明。何とか言い逃れた3姉妹はしばらく実家で暮らすことに。翌日から、早速ジンダル(シン・ドンミ)とヘダル(カン・ミナ)はミジャの手伝いをさせられるが、サムダルはヨンピルと会わせないため家にいるように言われる。

サムダルが一人で家にいると突然外からヨンピルの声が。焦るサムダルは部屋の鍵を閉め隠れるが、生まれた時から家族ぐるみで親しいヨンピルは家の中まで入ってくる。サムダルが乾電池を探すために散らかした形跡を見たヨンピルは泥棒と勘違いし、鍵を無理やりこじ開ける。8年ぶりに会う二人は互いに驚き、ぎこちない雰囲気が流れる。そこへ、ギョンテ(イ・ジェウォン)とウヌ(ぺ・ミョンジン)までもやって来るが、会うのを嫌がるサムダルを見たヨンピルは2人に気付かれないようサムダルを隠す。

夜の見回りをするミジャ達は、休憩も兼ねてみんなで夜食を食べる。楽しく雑談をしていると、ある海女がミジャに対しサムダルの記事を見たと伝える。何も知らないミジャは、サムダルが後輩に対しパワハラをしたことを知り言葉を失う。

一方、知人たちから連絡が鳴りやまないサムダルは、夜の海辺で一人酒をする。誰一人心配してくれる人はおらず、みんな記事が本当なのかを聞くばかり。そんな連絡を受けるうちにサムダルはだんだん自分を責め始め、気が狂い夜の海に入ろうとする。その時、後ろからヨンピルが腕を引っ張り、サムダルを助ける代わりにヨンピルが海に落ちてしまう。泳げないヨンピルが夜の海に消えていく姿を見て、正気に戻ったサムダルはすぐさまヨンピルを助けるために海に飛び込む。

■見どころ・感想・視聴率など
サムダルとヨンピルが8年ぶりに再会した第2話視聴率は全国5.3%、首都圏5.6%と前回より数字を上げた。(ニールセンコリア全国調べより)

事実と異なる記事のせいでソウルに居場所を無くしたサムダルは故郷の済州島に帰省する。以前もジンダルは離婚、ヘダルは子供が出来たためと何かあるたびに帰省する姉妹たちに、母親ミジャは娘たちを歓迎するのではなく、今回はだれがやらかしたのかと疑いから始まる姿は何とも面白い場面だった。チ・チャンウクとシン・ヘソンの高校生姿にも注目。

報道陣からは逃れたものの、知人たちからの連絡が絶えず精神的に疲弊するサムダル。
忘れようと毎日のように酒を飲み明かす日々が続く中、ある日、ヨンピルと8年ぶりの再会をする。予想外な形での再会となったが、去り際にはヨンピルが愛嬌を見せる場面もあり、二人らしい再会シーンだったであろう。

第2話後半ではミジャにサムダルの記事がばれてしまったが、次回以降どうなるのか気になるところだ。また、キャンセルとなったサムダルの写真展にヨンピルはこっそり足を運んでいた。はるばるソウルまで写真展を観に行くヨンピルは、今だにサムダルを想う気持ちがあるようだ。8年ぶりの再会を果たした2人は、また新たな関係が始まるのが期待される。

JTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」は12月2日22時30分より韓国で初回放送スタート、次回は9日放送、その後Netflixにて独占配信される。

JTBC「웰컴투 삼달리」韓国番組サイト

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