韓国ドラマ「マエストラ」イ・ヨンエ、亡者の幻影に苦しみステージ上で失神!第8話あらすじと第9話予告

01月01日12時40分ドラマ
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画像:YouTubeよりキャプチャー

12月31日(日)放送されたtvN土日ドラマ「マエストラ」第8話では、レミントン病と思われる症状が増え始めたチャ・セウム(イ・ヨンエ)がついに公演中に失神し、キム・ボンジュ(ジン・ホウン)の死亡事件の証拠が発見された。ディズニープラス「スター」でも独占配信された第8話のあらすじと見どころを詳しく見てみよう。<ネタバレあり>
【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「マエストラ」は、世界中でたった5%しかいない女性指揮者(マエストラ)の中で、天才と呼ばれるチャ・セウム(イ・ヨンエ)が秘密を抱えながらも、オーケストラの中で起きる事件の真相に迫りながら、自身をめぐる真実を探る中で生じる葛藤と成長を描いたスタジオドラゴン企画のヒューマン・ミステリー・ドラマ。⇒【各話のあらすじと見どこ】

■第8話あらすじ
オーケストラ団員キム・ボンジュ(ジン・ホウン)の死を知ったセウムは、酔っ払ってボンジュからの電話を受けた後の記憶がない。過去にレミントン病の症状で自分の首を絞めた母親のように、ボンジュも自分の手で殺したのではないかと不安と恐怖にとらわれる。

防犯カメラに映った姿や手に付いた傷、汚れた靴など、自らの犯行を不安視するセウムは病院へ。幸いにも診断結果は「記憶をなくしたのがアルコールの多量摂取によるものかもしれない」というものだったがセウムの不安はぬぐえず、結局レミントン病の検査を受ける。一方、セウムを執拗に疑う刑事チュ・ドンシク(ペク・ソンチョル)は現場でジャックナイフを発見し、指紋はボンジュのものであり、血痕はB型の女性であることを突き止める。

一連の出来事に心身が疲れきったセウムはボンジュの葬儀場で倒れそうになり、コンマスのルナ(ファン・ボルムビョル)が支えて宿泊先のホテルへ。ところが眠っているはずのセウムが消えたことでルナは不安に駆られる。そんな中、血の気が引いた表情で帰ってきたセウムを、ルナが涙ながらに出迎える。

退団者が続出し崩壊の危機に瀕したハンガン・フィルを立て直すために、一人一人に会って戻ってくれるよう説得する。また、放送局を訪れてハンガン・フィルのドキュメンタリーを提案し、インタビューは夫キム・ピル(キム・ヨンジェ)に任せたいと話す。ただし、放送3日前の離婚記事を独占的に提供すること、これに関しては秘密にすることを追加提案し、KVN代表のコ・ハンギル(キム・ヒョンジュン)は二つ返事で快諾する。

ドキュメンタリーのことを聞いたユ・ジョンジェ(イ・ムセン)は、不倫相手の夫とドキュメンタリーに出演してまでオーケストラを救おうとする、セウムが理解できない。セウムを止めようと説得するが翻意させることはできない。どれだけ無視しようとしてもそうできないジョンジェの純愛がセウムには届かない。そして「私の最後の公演かもしれない」というセウムの言葉に何も言えない。

ついに公演の日。ピルは待機中のセウムを訪れ、彼女が覚えていないボンジュが死亡した夜の出来事を話す。実はボンジュに呼び出された夜、ピルは離婚合意書を手渡そうとホテルに来ていた。そして放心状態のセウムに会っていたのだ。ピルはあの夜、記憶がなかったことからレミントン病の発症について言及し、「症状が出たら、即刻ステージを降りるんだよね」とセウムを刺激する。

「キム・ボンジュの死に自分が関与しているのかもしれない」と地獄のような時間を過ごしていたセウムは、不安を抱えたままステージに上がった。指揮に没頭した瞬間、亡きボンジュと母の幻影を見たセウムは、極限の恐怖の中で倒れてしまう。



■見どころ、感想など
ニールセンコリアによると全国平均視聴率5%となった第8話は、異常症状が頻繁に出るようになったセウムがボンジュの死に際し、ついにレミントン病の検査を受ける。一方でボンジュ死亡捜査で発見されたジャックナイフについたB型女性の血痕がセウムのものなのかが気になるところだ。ちなみに演じたイ・ヨンエのリアル血液型はAB型。

今回はルナのセウムを慕う心も描かれた。「消えてしまうかと、不安でした」と涙ながらにセウムに抱きつき、そんなルナにセウムも心を開き始めたようだ。また退団した団員一人一人を訪ねて、頭を下げて説得する場面では、「1歩近づくと3歩下がる」と団員たちに言わしめたセウムの団員との間に絆が生まれ始めたよう。全員そろった練習でのベートーベン「運命」を指揮するセウムの指揮棒がよりダイナミックに踊った。

この回ではセウムへの恋を否定しながらも隠しけれないジョンジュの恋心も描かれた。「無視しようとしても気にせずにいられない、言うことは聞かなし好意は拒否する。自分でも呆れるけど心から離れないんだよ」と訴えるジョンジェのセウムに届かない純愛に残念感をかもし出した。

そしてエンディング。公演中に混沌とした中、ボンジュ死亡事件の証拠が発見され推理力を最高潮に引き上げた。

セウムが倒れた後、「運命はこうして扉を叩く。避けられず残酷に...」というセウムの悲痛なナレーションがレミントン病の発症を意味しているのか、今後の物語がますます気になる。検査結果は1か月後…。

次回は1月6日(土)21:20放送、その後、ディズニープラスでも独占配信される。気になる第8話の予告は以下で視聴できる。

第9話予告

■キャスト
チャ・セウム役:イ・ヨンエ
ユ・ジョンジェ役:イ・ムセン
キム・ピル役:キム・ヨンジェ
イ・ルナ役:ファン・ボルムビョル
チョン・サンド役:パク・ホサン
マ・ヨンソプ役:ヤン・ジュンモ
 ほか

原題:마에스트라

日本語版予告編

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